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上尾市議会議員 深山たかしは上尾に活力地域力をモットーに議員活動をしています。

TEL. 048-776-0575

〒362-0001 埼玉県上尾市上1774-7

一般質問会議録集

平成18年9月11日(月)登壇

答弁書をもとに作成致しましたので、言い回し等で実際のやり取りと相違する部分がありますので、ご了承ください。

● 子育て支援について 
・各成長期別支援メニューとその中身
・支援策の問題点と課題
・将来に向けたアクションプラン 
・少子化対策について

● 図書館行政について 
・分類別蔵書数と利用状況について
 本館・分館別分析 (市民ニーズと対応状況)
・上尾市の考える図書館像とは
・図書館整備計画について 

  15番、深山孝議員。
        〔15番 深山 孝議員登壇〕
◆15番(深山孝議員) 15番、深山孝でございます。通告に従いまして、市政に対する一般質問をさせていただきます。
  大きな一つ目の質問は、子育て支援についてであります。人口の減少が現実のものとなり、来年には日本も人口のピークで、人口減少時代へ秒読みに入るということです。平成17年の合計特殊出生率も全国1.25、埼玉県1.18と毎年落ち続け、年金制度をはじめ社会システムのあらゆる部門を根底から揺さぶっていることが国民の共通の認識になりました。そもそもなぜ少子社会になるのか、多くの知識人が見解を示していますが、結婚の仕方が変わり、晩婚、未婚、離婚が増えたことが挙げられる一方で、初めから子どもをつくらない結婚を望むカップルも増加しているとの報道も耳にいたしました。女性が社会進出をして働きながら子育てをしにくい状況があるということや、生き方の選択肢が多様になった部分もあります。このような社会変化を踏まえ、政府では平成15年7月、次世代育成支援対策推進法を制定いたしました。上尾市でもこれらの決定を受け次世代育成に関するニーズ調査を行い、地域特性を勘案した次世代育成支援行動計画が昨年4月に完成いたしました。計画書冒頭のあいさつで地域の実態に即した実効性のある計画と言われておりますので、何点か質問いたします。
  一つ目、現在上尾市の子育て支援策にはどのようなものがあるのでしょうか。また、それら制度の利用状況、対象者数と利用者をお知らせください。
  二つ目、次世代育成支援行動計画書は多岐にわたりますので、上尾市として特に力を注がなければならない支援策はどのようなものが挙げられるのでしょうか。
  三つ目、項目ごとに問題点と課題、今後の取り組みが述べられておりますが、いつ、だれが、どのように行うのか具体的なアプローチがありませんが、計画書の作成意図をお答えください。また、約1年半の間で実現できた項目は何があるのでしょうか。
  四つ目、この行動計画書の存在をどのくらいの市民が認知されているのでしょうか、今後の公表方法と評価、検証についてお知らせください。
  五つ目、上尾では少子化対策として、今どのようなことに取り組んでおりますか。また、実効性のある将来計画として、どんな施策をお考えなのでしょうか、お答えください。
  大きな項目の2点目の質問は、図書館行政についてであります。人間がほかの動物と一線を画しているものに、言語を有しているということが挙げられます。知識を伝達し歴史を重ねた熟成した膨大な知識を得ることが可能になり、より高度文明を築くことができました。言語を文書化し蓄積する作業は、文字の歴史と重なります。文字が発明されたのは、古代メソポタミアにおいてでした。既に粘土板に刻まれたくさび形文字が発見され書物の原形ができたことは、皆さんも周知されていることと思います。このような太古の昔から知識を共有化する手段として、書物は私たちの知的欲求を満たしてまいりました。文明の近代化とともに質的に保証された書物、資源を収集、整理、保存し利用するために提供する機関として図書館が形成され、現在では基本的人権の中の言論、表現の自由及び学習権を公的に保障されるようになりました。公共図書館は、その利用者があらゆる種類の知識と情報を速やかに入手できるようにする地域の情報センターと言えます。上尾市においてもその理念は共通だと考えますが、今後の図書館のあり方を含めて次の点についてお尋ねいたします。
  一つ目、市民の利用状況、分類別、施設別はどのようになっておりますか、蔵書数を含めお答えください。利用の傾向及び利用者の要望と対応状況についてもお答えください。
  二つ目、上尾市が考えている図書館像とは何でしょうか。
  三つ目、図書館整備計画、将来的な展望とコンセプト。以上、3点ご答弁ください。
  以上で1回目の質問を終了いたします。再質問につきましては留保いたします。
○議長(永吉勇議員) 15番、深山孝議員の一般質問に対する当局の答弁を求めます。
  健康福祉部長。
        〔健康福祉部長 長谷川正三登壇〕
◎健康福祉部長(長谷川正三) 深山議員さんから、1番目の子育て支援について何点かご質問をいただきましたので、順次お答えいたします。
  最初に、1点目の子育て支援策の種類とその利用状況について及び2点目の次世代育成行動計画における特に力を注がなければならない施策についてのご質問については、関連がありますので、まとめてお答えさせていただきます。子育て支援策につきましては、基本的には平成17年3月に策定した上尾市次世代育成支援行動計画に基づき取り組んでおりまして、そのメニューといたしましては、本計画で掲げた基本理念に基づき、子育てと仕事の両立がしやすい環境づくりや地域における子育て支援のネットワークづくりなど15の基本施策を掲げるとともに、平成21年度までに5年間に行うべき施策、特に重要な施策として、認可保育所の施設整備の充実をはじめ14の事業を掲げております。
  そのうち重点事業として掲げております幾つかの事業についてご紹介させていただきますと、認可保育所の施設整備の充実につきましては、平成21年度までに私立保育園を5園新設し、公立保育所16カ所、私立保育園9カ所の合計25カ所の整備を目標としております。地域子育て支援事業の充実については、現在子育て支援センターが上尾西保育所に1カ所、また子育て支援室が私立の白ばら学園こどもの家保育園、それから向山保育園に整備されており、平成21年度までの目標数値であります3カ所に達しております。また、ファミリー・サポート・センター事業の充実については、現在上尾市社会福祉協議会に運営を委託し実施しておりまして、ことし7月末現在登録会員468人で、そのうち援助を行う提供会員は87人、援助を受ける依頼会員は338人、提供会員と依頼会員の両方を兼ねる両方会員は43人となっております。なお、平成21年度までの登録会員の目標は500人となっておりますので、現時点でほぼ目標が達成されている状況となっております。
  次に、計画に掲げた各種事業の具体的な作業手順に関するご質問にお答えいたします。計画の策定に当たりましては、上尾総合計画、またあげお子どもプランなど他の計画との整合性を図りながら、上尾市の今後の少子化対策、子育て支援に関する施策の指針として策定を行ったところでございまして、具体的な作業手順等については、事業の所管課が別途行財政3カ年実施計画に掲げるなどの方法により取り組むこととしたところでございます。
  次に、策定後の1年半の間で実現できた事業につきましては、認可保育所の施設整備の充実については、5カ所の整備目標に対し既に2カ所が整備済みとなっておりますほか、今年度末に2カ所、それから19年度末に2カ所の整備が予定されております。また、乳幼児健康支援一時預かり事業の実施につきましては、病後児保育事業が今年度末に整備予定の民間保育園に整備される予定のほか、病気中の子どもを預かる病時保育についても小児科の診療所で実施する予定でございます。また、小児救急医療体制の実現については、今議会に本年10月からの実施に伴う事業費の補正予算を提案させていただいております。また、児童館の整備については、児童館こどもの城がことしの10月7日に開館する運びとなっております。
  次に、次世代育成支援行動計画の市民の認知状況と今後の公表方法や評価等についてのご質問にお答えいたします。行動計画の策定に当たりましては、広く市民の皆様から計画に対するご意見をいただくために、市民コメントや公聴会を実施したところでございます。また、今後の市民に対する公表や計画の評価、検証については、(仮称)上尾市次世代育成支援対策協議会を設置し取り組む予定でございまして、その内容については市のホームページや広報紙を通じて市民に周知してまいります。
  次に、5点目の現在の取り組んでいる少子化対策、また将来計画として考えている実効性のある施策についてのご質問にお答えいたします。今議会に少子化対策の一環として、第2子の出産育児一時金の額を50万円に引き上げる条例の改正が提案されておりますが、今後とも少子化対策の推進に当たりましては、あらゆる角度から創意工夫を重ね全庁的に取り組む必要がありますほか、重点事業に掲げておりますつどいの広場事業など、特に必要性の高い事業の早期実施に向けて鋭意取り組んでまいる所存でございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
○議長(永吉勇議員) 教育総務部長。
        〔教育総務部長 深水吉昭登壇〕
◎教育総務部長(深水吉昭) 深山議員さんから図書館行政について3点ほどご質問をいただきましたので、順次お答えを申し上げます。
  まず、1点目の分類別蔵書数と利用状況についてでございますが、4月1日現在図書館全体の資料の中で一般書、児童書について見ますと、50万冊ほどになります。そのうち30万冊が本館での所蔵となっているところでございます。一般書の分類別蔵書数の比較でございますが、本館、分館ともに小説などの9分類が圧倒的に多く、それぞれ50%前後を占めております。その他では政治、経済、教育などの3分類、衣服、食料、住居などの5分類、歴史、旅行ガイドなどの2分類が10%前後の割合で続いております。本館、分館とも若干の違いはあるものの、おおむね同じような資料構成でございます。
  次に、資料の利用状況でございますが、過去5年間を平均しますと、総利用者数は毎年1万人ほどの増加がございまして、現在では30万人に達する状況となっております。また、総貸出資料数では、平均しますと年々4万冊ほど増加となっております。
  次に、利用者の要望への対応状況ですが、利用者の要望は資料の予約、リクエストという形であらわれますが、平成17年度にはこの予約、リクエストが約6万件ございました。図書館では毎週月曜日の休館日に分類ごとに新刊図書の選書をして購入しているほか、県立図書館、県内公共図書館からの相互貸借によって利用者の希望にこたえるように努めているところでございますので、ご理解をお願い申し上げます。
  次に、質問の2点目の上尾市の考える図書館像とは及び3点目の図書館整備計画についてでございますが、関連がございますので、併せてお答えを申し上げます。まず初めに、図書館に関する国の動向ですが、平成17年にこれからの図書館のあり方検討協力者会議が設置され、平成18年3月に「これからの図書館像〜地域を支える情報拠点を目指して〜」としての報告書がまとめられました。この報告書の中には、図書館の持つ重要な役割であるレファレンスサービスの充実や紙媒体と電子媒体の組み合わせによるハイブリッド図書館の整備などが提言されています。上尾市総合計画には、現在の図書館本館が手狭であり、かつ老朽化していることから、2館目の図書館の建設がうたわれ、併せて公共図書館網の整備を図るとされております。これらの実現のための検討はまだ緒についたばかりですが、今後は国の提言等を踏まえ、図書館として求められる新たな課題、視点などを加えて、上尾市として図書館のあり方を検討する必要があるものと認識しておるところでございますので、ご理解をお願い申し上げます。
  以上、答弁とさせていただきます。
○議長(永吉勇議員) 15番、深山孝議員。
        〔15番 深山 孝議員登壇〕
◆15番(深山孝議員) 15番、深山孝でございます。要望、再質問をさせていただきます。
  子育て支援についてただいまのご答弁で、市民が求める支援が多岐にわたり施策が広範囲になって、利用者への施策メニューも膨大で、選択しづらくなっているのも事実だと思います。子育てガイドブックの作成時期については、平成18年度中に作成し配布される計画がありますので、利用者に分かりやすいインデックスの作成など工夫に努めていただきたく要望いたします。
  上尾市次世代育成支援行動計画の重点事業2点についてお答えください。1点目、ファミリー・サポート・センター、子育て支援センターの利用者の意見についてお答えください。二つ目、つどいの広場事業の実施時期についてお答えください。
  図書館行政について、図書館は図書が和洋図書とも日本十進分類表により分類、配架されておりますが、先ほどの答弁では文学の蔵書が半数を占めております。読み物、小説だけではなく、ほかの分類書物も整理されますよう要望いたします。利用者は毎年1万人程度増加し、資料の予約とリクエストの件数も昨年度6万件あったとのご答弁です。市民にとって図書館がいかに身近な存在かとの証明だとも思います。上尾市が考える図書館像に対する明確な答弁がございませんでしたが、図書館行政を推進する上での基本的な要素でもありますので、早急に整備されますよう要望いたします。
  以上を踏まえ、次の点についてお答えください。本館の図書館資料の配架状況についてお答えください。二つ目、レファレンススペースと学習スペースについてお答えください。三つ目、司書資格の現状について、具体的にご答弁ください。
  以上で2回目の質問を終了いたします。再々質問については留保いたします。
○議長(永吉勇議員) 健康福祉部長。
        〔健康福祉部長 長谷川正三登壇〕
◎健康福祉部長(長谷川正三) 深山議員さんから1番目のご質問の子育て支援について再質問を2点いただきましたので、お答えいたします。
  1点目のファミリー・サポート・センター及び子育て支援センター利用者の利用上の意見についてお答えいたします。最初に、ファミリー・サポート・センター利用者の意見についてお答えいたしますが、残業で遅くなったときなど安心して子どもが預けられる。また、一人っ子なので、提供会員の子どもと兄弟のように遊べ、預ける日を楽しみにしている。また、年配の提供会員の方には、相談事や子育てのアドバイスがいただけ、新米のお母さん、ママが助かっているなどの意見が寄せられております。また、子育て支援センターの利用者からは、年齢が近い子どもと遊べ、親同士も話ができる。また、上尾市に越してきて子どもの遊び場が分からないときに、支援センターがあってよかった。また、子どもを遊ばせながら子育てで気にかかることを相談できるなどの意見が寄せられております。
  次に、2点目のつどいの広場事業の実施時期についてのご質問ですが、現在子育て中の親の交流や子育ての相談等に対応する活動として、主任児童委員が中心となり実施している子育てサロン、またNPO法人彩の子ネットによるおしゃべりサロン、また子育て支援センターにおけるももっこ広場などが開催、また設置されておりますが、人材育成行動計画の重点事業の一つとして掲げられておりますつどいの広場事業につきましては、現在来年度の設置に向けてNPO法人と協議を行っているところでございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
○議長(永吉勇議員) 教育総務部長。
        〔教育総務部長 深水吉昭登壇〕
◎教育総務部長(深水吉昭) 深山議員さんから再質問を3点ほどいただきましたので、順次お答えをさせていただきます。
  まず、1点目の図書館本館の図書資料の配架状況についてでございますが、利用者の方が直接資料を手にすることができます開架については13万冊ほど、職員が対応いたします地下書庫など閉架に17万冊ほどでございます。
  次に、2点目のレファレンススペースと学習スペースについてでございますが、本館のレファレンススペースは机を5卓、いすで20脚のスペースを用意してございます。学習スペースにつきましては特に用意はしてございませんが、夏季の期間についてですが、事業のない日に集会室40席を開放してございます。
  次に、3点目の司書資格者の現状についてでございますが、本館には正規職員の20名のうち2名が、嘱託職員は4名中4名が有資格者でございまして、合計6名が有資格者となってございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
○議長(永吉勇議員) 15番、深山孝議員。
        〔15番 深山 孝議員登壇〕
◆15番(深山孝議員) 15番、深山孝でございます。ご答弁ありがとうございました。要望させていただきます。
  子育て支援について、1点目、ファミリー・サポート・センターの利用者が増加傾向にあるということと、子育て支援センターの相談内容も多様化しつつあります。ニーズを把握してより利用しやすいセンターとしてくださいますよう要望いたします。
  2点目、つどいの広場事業でのメンタルケア関係は重要な施策の一つと考えます。子育ては大変だけれども、楽しいと思える上尾市になるようご尽力くださいますよう要望いたします。図書館行政について、1点目、本館の図書資料の配架状況についてご答弁で、本館の蔵書数30万冊のうち閉架している本が17万冊と、半分以上が地下に眠っている状態です。今後開架本を増やし、利用者自ら手に取って閲覧できるように要望いたします。レファレンススペースと学習スペースについて、現状では図書館の基本機能を有しているとは言えません。本館の調べ物スペースと学習スペースを増やしていただきたく要望いたします。図書館本館の狭あい化は明らかです。拡張し利便性向上に努められるよう要望いたします。将来的に第2図書館の建設に当たり、22万都市にふさわしい図書館建設を切望いたします。
  三つ目、司書資格の現況について、公立図書館の重要な仕事の一つにレファレンスサービスがあります。司書は本来専門性の極めて高い職種でありますので、従事する常勤職員が資格を有することは、図書館運営を円滑にするための必須条件です。未取得職員が図書館学を学び資格を取ることは、職員の資質と図書館サービスの向上にプラスとなります。職員の資格取得講座への派遣を強く要望いたします。
  最後になりますが、きのう私は川口駅東口にある川口市立中央図書館に行ってまいりました。レファレンススペース、学習スペース、書架スペースなどどれを取っても県下でも類を見ない素晴らしい施設でした。7月にグランドオープンしたばかりのこのビル、キュポ・ラというそうですけれども、そこには駅前保育園、メディアセンター、中央図書館、行政センター、市民ホールが入る複合施設になっております。市民の利便性や使い勝手など随所に工夫が見られました。上尾市とは条件が全く違うとは思いますけれども、ぜひ参考にしていただきたく要望いたします。
  ありがとうございました。
○議長(永吉勇議員) 以上で15番、深山孝議員の一般質問を終わります。

上尾市議会議員 深山たかし

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