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上尾市議会議員 深山たかしは上尾に活力地域力をモットーに議員活動をしています。

TEL. 048-776-0575

〒362-0001 埼玉県上尾市上1774-7

一般質問会議録集

12月14日(金)登壇

答弁書を元に作成いたしましたので、実際のやり取りとは、多少異なるところもあります。ご了承ください。

◎ スズメバチ駆除について
・上尾市の現状について
本年のスズメバチ被害発生状況
 相談件数と上尾市の対応
 近隣市町村の現状
駆除金額
 駆除費用の無料化について

○ 工業団地政策について
・上尾市の現状について
 工業製品出荷額推移と工業団地の現状
近隣市町村の現状 
住工混在解消への取り組み
今後の工業団地構想の具体的中身


15番、深山孝でございます。通告順に従いまして、市政に対する一般質問をさせていただきます。

 大きな項目の第1点目の質問は、「スズメバチ駆除について」であります。

 フンコロガシの研究で有名なファーブルは、ハチについても多くの種の行動を記録に残しております。狩り蜂が獲物を麻酔する事や、ヌリハナバチを用いての帰巣実験は、映像化され、興味深く視聴した記憶があります。
 昆虫には、分類の方法から、人間にとって役立つ「益虫」と人間の生活に直接・間接に害をもたらす「害虫」に分けられますが、蜂の場合、蜂蜜を取ったり農作物への受粉行動をする「益虫」の印象が強いのですが、狩りバチの仲間から進化したと見られるスズメバチは、ハチの中でも比較的大型の種が多く、性格は概ね獰猛、一匹の女王蜂を中心とした大きな社会を形成し、その防衛のために大型動物をも襲撃します。日本には合計3属16種が生息し、「害虫」と認識されております。

 今年の夏に私の住む地域の神社では、スズメバチの営巣活動が盛んになり、神社境内を利用した高齢者のグランドゴルフ会や小学生の通学の折、大変危険な状態にありました。

 全国的に見ても、この秋もスズメバチによる刺傷被害が幾度も新聞にとりあげられ社会の関心を集めています。

 ハチ刺されによる死者は毎年30〜40人にのぼっており、熊や毒蛇による死者の数をゆうに上回っています。
 このためスズメバチは「南のハブ、北のヒグマをこえる危険動物」とまで言われています。

 近年、スズメバチ被害は山間部だけでなく都市部でも増加しています。
 この原因として、丘陵地の宅地化に伴いスズメバチと人間の生活圏が重なったことや、衛生害虫に対する住民の意識が変化し、不快感や恐怖心を抱く人が増加したことなどが指摘されています。

 このように、スズメバチと遭遇する機会は山で働く人以外でも増加しつつあります。 
 蜂に刺されると、蜂刺症になります。
 死亡症例の統計は全国的に把握されておりますが、今までに報告されている死亡症例では、庭木の剪定作業中に数匹のセグロアシナガバチに刺されてショック症状を呈し死亡した例、キノコ狩りに出かけ大型スズメバチに数10カ所刺されて意識消失しそのまま死亡した例、林業関係者が収穫調査中に突然スズメバチの攻撃を受けて意識を消失し、医療機関に搬送された時点で心停止状態に陥りそのまま死亡した例などがあるそうです。
 大部分の症例は致死量を超えた毒液の注入による死亡ではなく、抗体が関係したアレルギーが原因と考えられております。これらの例の場合、健康な人に突然訪れる死であり、また多くの症例では数10分から数時間で致死することから悲惨であります。
 なお、死亡症例の大部分は40歳以上の中高年層に多いのが特徴的で、男性死亡者数は女性の3倍だそうです。

そこで、
1)上尾市の現状について
2)本年のスズメバチ被害発生状況
 3)相談件数と上尾市の対応
 4)近隣市町村の現状
5)駆除金額
 6)駆除費用の無料化について

以上6点質問致します。答弁を宜しくお願いいたします。

第2点目の質問は、「工業団地政策について」であります。
 平成2年より低迷を続けていた景気が拡大傾向にある昨今、埼玉県に於いても平成19年4月から22年3月までの3カ年「チャンスメーカー埼玉戦略」と題し、徹底したPRと誘致活動を展開中であります。

 上尾周辺では、県央道の工事も着々と進み、上尾バイパスの計画も進行中でありますが、一方工業団地整備状況を見ますと、周辺自治体と比較した場合、必ずしも良好な立地環境にあるとは言えません。

 産業に活力を生むためには、流通環境の整いつつある今がチャンスだと考えます。
 そこで上尾市の工業団地政策についてお尋ね致します。

 1)工業製品出荷額推移と工業団地の現状
2)近隣市町村の現状 
3)住工混在解消への取り組み
4)今後の工業団地構想の具体的中身

以上4点質問致します。答弁を宜しくお願いいたします。

 以上で1回目の質問を終わります。再質問につきましては留保致します。

 深山議員さんより、1番目の「スズメバチ駆除について」と2番目の「工業団地政策について」ご質問をいただきましたので、お答えします。始めに、1番目の「スズメバチ駆除について」6点程ご質問にいただきました。
 1点目の「上尾市の現状について」でございますが、現在ハチの駆除につきましては、生活環境課で市民からの問い合わせや相談に応じておりますが、 自宅や近所で発生するハチやハチの巣の駆除は、土地や建物の所有者又は管理者に、自らの責任において処理していただくこととしておりまして、必要によっては駆除の専門業者を紹介しております。

 2点目の「本年のスズメバチ被害発生状況」でございますが、市といたしましては、スズメバチ被害発生状況につきましては、スズメバチの駆除の問い合わせはございますが、被害にあったなどの具体的な情報は、いただいておりません。

 3点目の「相談件数と上尾市の対応」でございますが、市民の問い合わせや相談に際し、随時、専門業者を紹介していることから、相談件数につきましては、特に数字的に統計を取っておりませんが、専門業者3社が本年度駆除した件数は、現在までスズメバチが117件、アシナガバチが111件、ミツバチが23件で合計251件となっております。

 上尾市の対応について、でございますが、原則として個々の所有者又は管理者に自らの責任で駆除していただくようお願いしておりますが、所有者又は管理者がすぐに駆除していただけず、児童や地域住民に重大な危険を及ぼす恐れがあると判断した場合には、市民の安全確保を第一に考え、市で駆除しております。その場合でも、費用につきましては、所有者又は管理者の方に負担していただくようお願いしております。

 4点目の「近隣市町村の現状」でございますが、昨年の県生活衛生課の調査によりますと、県内の市町村の対応につきましては、駆除業者の紹介のみの市町村は23市町村、駆除用防護服を貸与又は駆除業者を紹介しているところは14市町、委託契約して駆除業者を派遣しているところは10市町、職員による直接駆除と委託駆除業者の派遣を併用しているところは6市、職員のみで直接駆除しているところは6市町、駆除費用の一部を補助しているところは3市町、その他9市町でございます。

 隣接する市町の状況でございますが、さいたま市は、軽易なものは市の業務職員が直営で駆除を行い、スズメバチなど危険を伴うものは委託駆除業者を派遣しております。川越市では、駆除費用の一部を上限8千円とし、補助しております。桶川市、伊奈町では、駆除用防護服を貸与又は駆除業者を紹介しております。
 5点目の「駆除金額」でございますが、巣の大きさ、巣の場所によって異なりますが、スズメバチの場合は、おおよそ8千円から4万円でございます。

 また、アシナガバチは5千円から2万円、ミツバチは1万円から3万5千円でございます。
 6点目の「駆除費用の無料化について」でございますが、他市の取り組み状況等を参考に今後検討して参りたいと考えております。

次に2番目の「工業団地政策について」4点程ご質問をいただきましたので、お答えします。
 1点目の「工業製品出荷額の推移と工業団地の現状」についてでございますが、埼玉県の工業統計調査によりますと、上尾市における年間製造品出荷額は、平成元年の5,922億円をピークに、日本経済のバブル崩壊とともに平成10年の3,968億円まで減少いたしましたが、その後、徐々に増加し、最近の5年間では、平成14年が4,267億円、15年が4,399億円、16年が4,574億円、17年が5,397億円、18年が5,612億円となっておりまして、ピーク時近くまで回復してきたところでございます。

 また、工業団地の現状でございますが、深山議員さんもご承知のとおり市内には4つの工業団地がございます。昭和38年に分譲いたしました平塚工業団地は面積6.45haで企業数は5社、39年に分譲いたしました坊山工業団地は面積3.79haで企業数9社、44年に分譲いたしました領家工業団地は面積7.15haで企業数14社、60年に分譲いたしました上尾ミニ工業団地は面積1haで企業数9社でございます。上尾市では、この4つの工業団地を中心に、輸送用機械器具製造や金属製品加工の産業が発展しているところでございます。
 また、分譲後はそれぞれの工業団地周辺におきまして工場等が立地し、特に領家工業団地の周辺には、領家工業団地も含め、現在おおむね100社が立地している状況でございます。
 次に2点目の「近隣市町村の現状」についてでございますが、さいたま市には、吉野原工業団地と岩槻工業団地がございまして、吉野原工業団地は57haで12社、岩槻工業団地は96.7haで200社が操業しております。
 桶川市には桶川東部工業団地がございまして、57.2haで27社が操業しております。
 また、伊奈町には伊奈北部工業団地がございまして、11.7haで25社が操業している状況でございます。
 このほか、埼玉県におきましては、平成17年1月から平成19年3月まで行った「企業誘致大作戦」により、カルソニックカンセイの本社やホンダの新工場を含めた237社の企業誘致を成功させております。また、4月から引続き「チャンスメーカー埼玉戦略」として、積極的に企業誘致活動を展開しているところでございます。
 次に3点目の「住工混在解消への取り組み」についてでございますが、工業団地の分譲後、特に領家工業団地周辺には工場の立地と共に多くの住宅が建設され、現在では住工が混在している状況であり、これを解消することは大きな課題であると認識しております。

 市では、第4次総合計画の土地利用構想や都市計画マスタープランにおきまして、現在整備が進められております上尾道路沿道につきまして、道路等の計画的な整備により、周辺の整備とともに流通、業務、研究施設等の立地誘導を図る場所として位置づけをしております。

 また、領家工業団地では、道路拡張などの工業団地にふさわしい整備を図り、住工混在地区においては、その解消とともに土地利用の適正化を図ることを位置づけております。
 このようなことから、今後の上尾道路の進捗に合わせまして、住工混在を解消するための工場の移転や、新しい企業誘致などの工業基盤の整備につきまして、検討して参りたいと考えております。
 次に4点目の「今後の工業団地構想の具体的中身」についてでございますが、工業団地構想につきましては、具体的に策定する段階には至っておりませんが、平成18年1月に工業関係者へのアンケートを実施しましたところ、新たな工業団地が必要であると答えた方の6割近くが、おおむね5haから20haの中規模な工業団地を希望されております。

 また、埼玉県では「企業誘致大作戦」の期間内に県内に進出した企業を対象としたアンケート調査を行ったところ、立地先として埼玉県を選んだ第1の理由は、交通アクセスのよさ、第2は地価が安いという結果でございました。
 このような結果も考慮し、今後、工業団地構想を具体的に検討して参りたいと考えております。
 いずれにいたしましても、産業を活性化させることは、健全な財政運営と雇用の創出など、豊かな市民生活を維持する上で重要なことと認識しておりますことから、先ほども申しましたが、上尾道路の進捗に合わせまして、商工会議所や関係機関と連携を図りながら十分に検討して参りたいと考えておりますのでご理解を賜りますよう、宜しくお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。


15番、深山孝でございます。ご答弁ありがとうございました。要望・指摘させていただきます。
 ◎スズメバチ駆除について
 只今の答弁で上尾市では、現在のところ有効な対策が講じられておりません。
  春先から活動を活発化させるスズメバチに対し、近隣自治体の施策を参考とし、早急に善後策をご検討くださいますよう要望致します。

◎工業団地政策について
 他市町村と比べ、整備が遅れているように感じております。領家工業団地のように台風で導入路が冠水してしまうようでは、安心して事業活動を営むことは出来ません。
 造成計画についても上尾は、首都圏に近く地理的条件も整った地域であることは間違いありません。
 活力ある上尾創出のためにも早急な整備計画の策定を強く要望し、私の一般質問を終わります。
 ありがとうございました。

上尾市議会議員 深山たかし

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