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上尾市議会議員 深山たかしは上尾に活力地域力をモットーに議員活動をしています。

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〒362-0001 埼玉県上尾市上1774-7

一般質問会議録集

◎◇深山孝議員…………………………………………………………(H16.09.13)

○6番(深山 孝議員) 6番、深山孝でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして市政に対する一般質問をさせていただきます。

 今回は、項目2点について質問いたします。項目の第1点目の質問は、上平公民館改修についてであります。公民館の定義につきましては、社会教育法第20条に「公民館は、市町村その他一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とする」と規定してあります。このように公民館は地域の中核複合施設としての役割を担っております。上平公民館は、昭和60年5月に開設されましたが、公民館生涯学習活動状況も先日配布されました「統計あげお」平成15年度版で、平成14年度利用者は延べ人数4万8,282人でした。これは、地域住民の約1.7倍に当たります。同程度の地区人口を有している中央公民館と比較いたしましても、延べ利用者数が約1万4,000人多い状況でした。地域の住民や各種団体の公民館活動も盛んであり、新春綱引き大会をはじめ、防災訓練、夏祭りなどのイベントを通じ、住民間の交流の場としての位置づけも定着しております。しかしながら、建築後19年が経過した現在、屋根からの雨漏り、調理室の排水のふぐあい、体育室並びに会議室の使い勝手の悪さなど、利用者からの指摘も数多く寄せられているのが現状です。平成15年12月定例会では、提案説明の中で上平公民館の屋根劣化調査委託料を新たに計上されております。上平公民館は、開設当初より施設の利用上の問題点も数多く存在していたように聞いております。

 そこで、お尋ねいたしますが、過去に上平公民館はどのような補修、修繕を実施してきたのか。経過と改善された点、また補修、修繕に要した経費をお知らせください。さらに、定期メンテナンスはどのように実施しているのか。また今回公民館を改修するに当たり、改修予定個所とそのコンセプト、期待できる改修効果もお教えください。

 項目の第2点目の質問は、住所表記混在地域などへの市の対応策についてでございます。私の住んでいる地域は、上尾市の北部に位置しておりますが、桶川市との市境であることもあり、市の境界線が複雑化しております。この境界線の複雑さもさることながら、行政区の中に小字が混在した地域が存在します。例を挙げますと、箕の木地区、上郷地区の一部に見られるように上、南、久保が混在しておりますが、ほかにも行政区単位が紛らわしい小字住所が点在しております。一般に久保というと、シラコバト団地の東南の地域を、南というと上平支所周辺を指しますが、飛び地となった地域は桶川市との市境に点在しております。このような地域は、地元の住民でも番地を言われただけでは、地図上の一点を連想することが困難であるのが現状です。去る5月18日、上平区長会と地元議員の懇談会が上平公民館で開催されましたが、会議の席上でもこの飛び地の話題が出され、改善への要望をお受けしたところでございます。このような地域は、地積や住所の関係、歴史的な背景等複雑な要因もあるとは存じますが、地名の整理統合が不十分であるように思いますが、今後の対応策をお聞かせください。また、市内中心部でも大字に村のついた地域がありますが、個人的には近代化した上尾にそぐわない地名のように思えます。今後の住居表示事業をどのように取り組まれていくのか、併せてお聞かせください。

 以上で1回目の質問を終わります。再質問につきましては留保いたします。

○議長(松崎真一議員) 暫時休憩いたします。

 休憩 午前10時35分

 再開 午前10時49分

○議長(松崎真一議員) 休憩前に引き続き会議を開き、6番、深山孝議員の一般質問に対する当局の答弁を求めます。

 教育総務部長。

 〔教育総務部長 伊藤治夫登壇〕

○教育総務部長(伊藤治夫) 深山議員さんの1番目の上平公民館の改修についてお答え申し上げます。

 上平公民館は、昭和60年5月に上尾市で最初の地区公民館として開設しました。施設につきましては、講座室、それから和室をはじめ体育室、公民館図書室と上平支所が併設されて、毎日多くの方々にご利用をいただいております。

 1点目の過去の補修、修繕の内容と要した経費でございますが、平成14年度には身障者トイレのドアの改修、図書室のシャッター修繕や北側駐車場の外灯の新設など、約410万円の修繕工事を行ったところでございます。平成15年度は、空調機の修繕、電気設備の改修工事のほか、屋上劣化調査を含め約240万円となってございます。

 2点目の定期メンテナンスでございますが、自家用電気工作物保安管理をはじめ、空調設備、消防設備などの保守点検を定期的に実施しているところでございます。

 3点目の今後の改修でございますが、建設から19年が経過しておりまして、台風、雷雨時には雨漏りが発生するなど、施設の老朽化が進み、屋根の補修と体育室の全面改修の設計委託を行っているところでございます。体育室につきましては、地元からも現在の体育室は他の地区公民館に比べて狭いので、広くしてほしいとの要望があります。そのため既存の体育室を取り壊し、現在の約2倍程度の広さと男女の更衣室を計画しているところでございます。バドミントンコートで1面、またバレーコートでしたら1面の広さを確保したいと考えてございます。さらに、陶芸室も併せて新設を予定しておりますので、今まで以上に多岐にわたり利用をいただけるものと思われます。なお、これらの事業費につきましては、平成17年度の予算に要求をしてまいりたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(松崎真一議員) 総務部長。

 〔総務部長 深水吉昭登壇〕

○総務部長(深水吉昭) 深山議員さんの二つ目の住所表記混在地域等への市の対応策についてお答えをいたします。

 まず、初めの地名の整理統合についてでございますが、深山議員さんがご指摘のとおり、上平地区におきましては飛び地が点在しております。飛び地は、一般的には河川の流路変更や江戸時代の領地のなごりなどによりできたものと言われておりますが、上平地区を含め上尾市内の他地区にも存在している飛び地の発生要因は定かではありません。地名の整理統合、すなわち町名変更は、上尾市においては土地区画整理事業や土地改良事業などの施行に併せて実施をしてきた経緯がございます。現在、上平地区の土地区画整理事業は、ご案内のとおり上平第三土地区画整理事業が施行中であり、今後は上平第一及び上平第二土地区画整理事業が予定区域となっております。これらの区画整理区域においては、先ほど申し上げましたとおり地名が整理統合されるものと思われますが、土地区画整理事業や土地改良事業の予定がない場合の町名変更につきましては、深山議員さんのご質問の中にもございましたとおり、その地域の名称の歴史的な背景なども十分考慮をしなければならないと考えております。市といたしましては、町名変更につきましては歴史的背景を考慮しつつも、当該地域の総意と意向に基づき実施されるものと考えております。地方自治法においては、町名変更ができない場合の規定はなく、法的には市議会の議決を経て県知事に届け出ることとなっております。

 2番目の住居表示事業についてお答えをいたします。ご質問の大字に村のつく地域は大字上尾村であろうかと存じますが、現在上尾村の地域の代表者の方々と町名変更について調整中でございます。上尾村の町名変更につきましても先ほど申し上げましたとおり、地域の総意と意向に基づき変更されるべきものと考えております。いずれにいたしましても、上尾市の町名変更は住居表示法に基づく施行区域を除き、今日まで土地区画整理事業や土地改良事業によるもののほかには実施しておらず、法的な規制もないことから、より慎重に対応させなければならないと考えております。実施する場合も将来に禍根を残さないように取り組むことが市と住民の方々との責務であろうと考えておりますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(松崎真一議員) 6番、深山孝議員。

 〔6番 深山 孝議員登壇〕

○6番(深山 孝議員) 6番、深山孝でございます。答弁ありがとうございました。要望と再質問をさせていただきます。

 第1点目の上平公民館改修について。今回の改修事業は、雨水防水工事と体育室改修及び陶芸室の増設ということですが、多くの利用者から調理室の拡張要望と利用勝手の悪さへの改善要望が強く寄せられておりますことから、調理室の改良について今計画に組み込むことが可能かどうか、お伺いいたします。

 雨水防水工事は、一般的に雨水浸入経路の特定が非常に難しく、施行後も漏水がとまらないケースも多く報告されております。このようなことから、防水工事は細心の注意を払い、施行されますよう要望いたします。また、建築後19年経過していることから、通常の修繕費も増大傾向にあると存じます。工事完了後の維持経費の軽減を念頭に利用者の使い勝手のよい公民館としていただきたく要望いたします。

 第2点目の住所表記混在地域などへの市の対応について。上尾市の地名整理統合は、都市計画事業に併せて実施してきた経緯があるようですが、地域によっては現在施行中であったり、推進途上であったりと、進ちょく状況もまちまちであります。飛び地や住所表記のまばらな地域では、地名の境界すら不明確な地域が存在することも事実です。地名の現在に至った歴史的事情や経緯も理解できますが、住所とは何のためにあるかを考えたときに整備の必要性は急務であると考えます。

 そこで、お尋ねいたしますが、このような飛び地や住所混在地域は市内何か所存在しているのでしょうか。私が地域の集まりでよく耳にすることが地名改善への早期取り組みです。ご答弁にもあるように、当該地域の総意と意向が実施要件とのことで、慎重に進めなければならない部分もあるようですが、近隣市町村のリーダーとなるべき本市において、今後このような地域をどのようにしていくか、方向性をお示しください。分かりやすい地名にすることは、市の近代化を推し進める意味からも重要なことであると私は考えますが、いかがでしょうか。当該地域への調査やアプローチ方法など、熟慮すれば打開策は見出せるものと考えます。ぜひ前向きなご答弁をお願いいたします。

 要望、再質問についてはこれにて終了いたします。再々質問につきましては留保いたします。

○議長(松崎真一議員) 教育総務部長。

 〔教育総務部長 伊藤治夫登壇〕

○教育総務部長(伊藤治夫) 先ほどの答弁の中で、バドミントンコート1面と申し上げましたけれども、実際の計画では3面でございますので、訂正をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 今回の上平公民館の改修の計画でございますけれども、体育室の改修と屋根補修が主な工事計画でございます。調理室、講座室等の改修につきましては、今後も検討してまいりたいと思いますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。

 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(松崎真一議員) 総務部長。

 〔総務部長 深水吉昭登壇〕

○総務部長(深水吉昭) 深山議員さんから再質問をいただきましたので、お答えをいたします。

 飛び地や住所混在地域の個所につきましては、土地区画整理事業の予定地を含めた数字ではございますが、上平地区ではおよそ50か所、大谷地区ではおよそ30か所、上尾地区で3か所、平方大石地区ではそれぞれ1か所となっております。

 再質問の2番目でございます飛び地や住所表記混在地域をどのようにしていくのかとのご質問でございますが、先ほどご答弁を申し上げましたとおり、上尾市では土地区画整理事業や土地改良事業などの面的整備に併せて町名を変更してまいりました。今後もこのような方法で町名を変更することが最良であると考えておりますが、2年前の平成14年9月市議会において、上尾市東団地の北側区域の町名を大字上尾村から本町六丁目に町名を変更する議決をいただきました。これは、新たに面的整備を実施したものではなく、上尾東団地の住民の方々の総意と意向に基づきまして町名変更に至った事例でございまして、地域の方々が主体となって取り組んでいただいたところでございます。したがいまして、今後の取り組みにつきましては、ただいま申し上げました面的整備による町名変更のほか、関係住民の方々の総意に基づく町名変更も可能でございますが、地域の町名変更は市が主体となるのではなく、深山議員さんもご指摘のとおり、分かりやすい地名にすることが重要なことでございますが、そのための関係住民の合意形成など地域の方が主体となって展開していただくことが最良であると考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(松崎真一議員) 6番、深山孝議員。

 〔6番 深山 孝議員登壇〕

○6番(深山 孝議員) 6番、深山孝でございます。ご答弁ありがとうございました。要望させていただきます。

 初めに、上平公民館についてでございます。上平公民館では、什器備品類の多くは当時設置されたものが使用されております。現在では傷みが激しく使用不可能であったり、利便性の面でふぐあいであったりと、住民や利用者からの買い替えや新規調達の要望が強く寄せられております。地域活動の拠点としての機能がある公民館ですので、各部屋の什器備品の充実を強く要望いたします。また、ご答弁いただきました調理室や講座室など、今回改修予定でない各部屋の改良も早期に着手いただきたく要望いたします。

 次に、住所表記などの地名についてでございますが、今後の上尾をどうしていきたいかとの意思を示すためにも、地名を明確にすることは意義深いものと思います。地域の合意形成も重要な要素ではありますが、地域主体とした受け身ではなく、積極的な推進を希望いたしまして、私の一般質問を終了いたします。ありがとうございました。

上尾市議会議員 深山たかし

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