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上尾市議会議員 深山たかしは上尾に活力地域力をモットーに議員活動をしています。

TEL. 048-776-0575

〒362-0001 埼玉県上尾市上1774-7

一般質問会議録集

  平成23年  6月 定例会 − 06月16日−一般質問−03号
情報公開について
1)行財政情報の積極的な公開
広報あげお、HP等の書き方(財政課・広報課)
2)緊急時の情報伝達について 
節電対策について
1)上尾市の対応と市民へのメッセージ
2)地下熱利用で冷暖房の可能性について
3)海老名市の取り組み(市民向けキャンペーン・水曜の午後閉庁、土曜午前開庁導入)について
図書館行政について
1)上尾市の現状と今後の整備計画

P.84 
◆17番(深山孝議員)
 おはようございます。17番、深山孝でございます。通告に従いまして、市政に対する一般質問をさせていただきます。

  大項目の1点目、情報公開についてであります。1つ、行財政情報の積極的な公開について質問いたします。
 以前より感じておりましたけれども、上尾市は 他市町村に比べ新聞紙面をはじめ対外的なメディアへの情報提供が積極的でないような気がします。市民の多くが新聞、テレビ、ラジオを通じ情報を入手してお りますが、上尾市ニュースはそのソースが古いものが見受けられます。他市よりも早く取り組んでいることも、紙面に掲載されるころは情報が陳腐化、ほかの自 治体よりも取り扱いが極めて小さいのが現状です。メディアへの露出度が少ないと思っています。

  ニュースとは、最新の情報や出来事の報道のことであります。「広報あげお」は、残念ながら結果の記事が多く、これからどんなことをするのか、市として 何に力を入れて、市長のメッセージとして何を重点施策に掲げているのか、基本方針があまり伝わってきません。島村市長になってから新たな改革を実施されて いると思いますが、市民に上尾市の独自性が伝わっていないのは、単純に宣伝が下手なのではないでしょうか。なぜ外部に出されるニュースソースが古いのか。
「広報あげお」の編集方法の再検討や定例的な記者会見を実施するなどの工夫をし、積極的に宣伝をしてもよいと考えております。ご見解をお聞かせください。

  また、過去に何回もお聞きしましたが、12月の広報で前年度の決算状況が掲載されています。歳入歳出をグラフ化して分かりやすくなりましたが、市民に は一般的でない費目でもありますので、財政状況がよいのか悪いのかを判断することは難しいと思います。さらに、福祉につながる民生費がトップとあります が、民生費すべてが市民の福祉につながっているとは言い切れません。札幌市では「どうなってるの?どう使うの?札幌のお財布」と題し、QアンドAで疑問に 答える方法で説明していました。
 また、上越市では、「上越市の家計簿、もし上越市が給料400万円の家庭だったら」、文章での説明に加え、収支を分かりや すく解説していました。上尾市でももう少し丁寧な説明表現はできないものでしょうか。抜本的な改善を望むところですが、ご見解をお聞かせください。

  2点目、緊急時の情報伝達について。初めに、このたびの東日本大震災で被災された方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 震災後、多くのマスコミで 直後の混乱状況が伝わってきました。その中で緊急時、行政からの情報提供の重要性を痛感した次第であります。特に正確な情報をいち早く市民に伝え、直ちに 行動に結びつけていただくための連絡体制の整備は急務と考えております。私は、平成16年6月に防災行政無線とコミュニティFM、21年6月に防災ラジオ について質問をいたしました。当局は、防災行政無線の脆弱性も認識され、音量調整など実施されているとのお答えもありましたが、抜本的な対策にはなってい ないことも多くの皆様からちょうだいいたしました。
 コミュニティFMは、イニシャルコストとランニングコストの面で課題も多く、周波数の割り当ても問題点 があるということでした。
 防災ラジオは、有効な情報源ではあるが、費用の関係で全戸配布が難しいとのお答えもありました。しかしながら、緊急時に広報車を 巡回させても、気密性の高い室内や車両の中にいる市民には、詳細な行政情報が伝わらないのも現実です。効果的な情報伝達の対策を講じる必要性を強く感じて います。ご見解をお願いいたします。

  大項目2点目、節電対策についてであります。1点目、震災以後、原発事故の影響から電力不足が深刻になってきました。加えてこれから夏に向かい、昨年 の酷暑の記憶が思い出されてしまいます。
 私たちの子どものころは、真夏でも気温が30度を超える日は多くなかったように思います。
 地球温暖化で、最近では 40度を超える日も珍しくない状態になってきました。そこで、問題となるのはクーラー使用による電力不足であります。
 政府も夏の電力不足に備え、15%の 節電を呼びかけていますが、上尾市ではどのような対応をし、市民へのメッセージとしては何を伝えるのでしょうか。

  2点目、私は、昨年夏に防災対策を目的に、旧庄和町にある首都圏外郭放水路の視察を行いました。調圧水槽のある地下は非常に涼しく、半袖では寒いくら いでした。地中は通年一定した温度だと説明も受けました。春日部市では、市役所別館の200平方メートルを使い、この地下熱を利用した冷暖房システムの導 入実験を開始しました。 導入に当たり、補助金も用意されているとのことで、設置費用の約800万円は10年で採算がとれるそうです。
 上尾市でも検討してい ただきたいと思いますが、ご見解をお答えください。

  3点目、海老名市の取り組みについて。報道によれば、海老名市の内野優市長は、18日の定例記者会見で、ことしの夏の節電対策として、7月から9月の 水曜午後に市役所を閉庁し、電力需要の少ない土曜午前を開庁すると発表しました。
 市は、全国でも初めての試みではないかと話しているということです。水曜 日は同市のノー残業デーで、4月の調べでも来庁者が少ないことから、午後の閉庁を決定。本庁舎のみで出先機関などの業務は通常どおり。
 市によると、夏場の 平日1日の電力使用量は8,000から9,000キロワット時で、平日午後に閉庁すると約2,700キロワット時の削減になり、3カ月では1,300万円 の経費節減が見込めるということです。国は、15%の電力抑制を目標に掲げているが、市の目標は20%以上。内野市長は、市民サービスの低下を最小限に抑 えることに努めながら、二度と計画停電などで混乱しないようにするため、市民に協力をお願いしたいと呼びかけたとありました。このほかに節電対策として、 公共施設の屋内照明を原則50%消灯、空調機は最低2時間停止または温度引き上げで運転、運動施設のナイターは平日夜間利用中止などがあります。
 さらに、 市民向けにパンフレットを作成するなどの方法を採用していました。上尾市でも実施できないものでしょうか、お答えください。

  図書館行政について。老朽化した図書館を21万都市にふさわしいものにしていただきたいと考え、過去何度も質問しています。
 上尾市は、蔵書の充実や貸 し出し業務のほかに、図書館の使命をどのように考え、どのような機能を持たせたいのか、閉架の解消を含めお答えください。

  以上で1回目の質問を終わります。再質問につきましては留保いたします。

P.86 
◎企画財政部長(遠藤次朗)
 深山議員さんより大きな質問項目の1点目、情報公開につきましてご質問をいただきましたので、お答えをいたします。

  最初に、行政情報の積極的な公開ということでございますが、広報活動によりまして市の取り組みや市長のメッセージを市民の皆さんにお伝えしていくこと は、市民と市をつなぐ大変重要な役割と認識をしているところでございます。
 現在報道機関への情報提供につきましては、定例市議会の開会前に開催をしており ます定例記者会見時や、必要に応じてその都度新聞社やテレビ局などが加盟しております上尾記者クラブに積極的に情報を提供しているところでございます。
 ま た、市長のメッセージにつきましては、毎年「広報あげお」5月号におきまして新年度の施政方針を掲載しておりますが、それに加えまして、毎号「市長キラリ 通心」というコーナーを設けております。
 これは、エッセー形式で市政に対する考えや市民の皆さんに対する思いなどを、市長が自らの言葉でつづっているもの でございまして、最新の6月号におきましては、市長が4月に岩手県陸前高田市へ支援物資を届けたときの様子を紹介しております。

  今後につきましては、報道機関への情報提供につきまして、これまでの取り組みに加えまして、各報道機関の担当記者と連携をさらに密にいたしまして、重 要な施策などについては適宜記者会見を開くなどの工夫をし、より迅速に情報を提供してまいりたいと考えております。
 また、「広報あげお」につきましても、 市の施策や方針、計画や事業の展開状況などの記事の編集に努めてまいりたいと考えております。

  次に、財政事情の公開についてでございます。市民の皆さんに対する説明責任の観点から、本市の財政事情を分かりやすく積極的に公開していくことは、行 政の透明性という観点からはもちろんのことでございますが、今後の施策を展開していく上で大変重要であると認識しております。
 現在「広報あげお」では、予 算や決算の概要、半期ごとの執行状況や市債残高の状況などを随時掲載しているところでございまして、その中には市民の皆様が身近な感じていただけるよう、 予算や決算の規模を市民1人当たりの額に置きかえたものを作成するなどの工夫も行っているところではございます。また、市ホームページにおきましては、予 算や決算のポイントをまとめた冊子をPDF化し掲載しているほか、その年の予算の方向性を示しました予算編成方針や、負債の観点などから財政状況を分析し 数値化した健全化判断比率などの指標を掲載し、財政事情の公開を行っているところでございます。

  しかしながら、財政事情を公開するに当たりまして、その制度や用語につきましては専門的なものが多く、分かりにくい点が多々あることも事実でございま す。今後は、予算などの財政事情を「広報あげお」に掲載する際には、写真やイラストを活用しながら、より市民の目線で分かりやすい表現を用いるなど、その 改善に努めてまいります。また、併せまして市ホームページにつきましても分かりやすい他市の事例を研究しつつ、市民の皆さんに本市の財政事情を分かりやす く伝えられるよう、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。

P.86 
◎市民部長(関根照之)
 深山議員さんから緊急時の情報伝達についてご質問いただきましたので、お答えを申し上げます。

  このたびの地震において、防災無線及び広報車により停電情報等のお知らせを行いましたが、市民の皆様から放送内容がよく聞こえない等のご連絡を多数い ただいております。防災無線は、密封した屋内や子局との間に大きな建築物等があると聞きづらいという弱点があります。
 それを補うために、このたびは広報車 によるお知らせも併せて行いましたが、「話の内容が聞き取れないうちに遠ざかってしまったため聞き取れなかった」などのご意見をいただいております。今後 は、防災無線につきましては、モニターの方々から実情をよくお聞きし、スピーカーの向きや音量等を調節してまいりたいと考えております。また、広報車につ きましては、交通の事情等にもよりますが、一たん停止して放送するなど聞き取りやすい方法を検討してまいりたいと思います。

  なお、ことし4月からはメールマガジンの安心安全メールを開始いたしておりまして、これは市のホームページから登録していただきますと、お持ちの携帯 電話やパソコンに防災無線の内容お送りするものでございます。これをご利用いただきますと、ご自宅におられるときだけでなく、外出しているときも防災無線 の内容を確認することができるようになっております。
 また、ご指摘いただきました防災行政無線を受信できる防災ラジオが有効な情報源の一つであると考えて おりますが、全戸配布が難しいことから、有料配布が可能であるかなど、事務区長さんや自主防災会と協議し、検討してまいりますので、ご理解を賜りますよう お願い申し上げます。

  以上、答弁とさせていただきます。

P.87 
◎環境経済部長(和田正憲)
 深山議員さんより質問事項の2番目、節電対策についての中で3点ご質問をいただきましたので、順次お答えを申し上げます。

  1点目の上尾市の対応と市民へのメッセージについてでございますが、既にご承知のように、3月11日に発生した東日本大震災により、東京電力管内の電 力供給は大幅に減少し、電力不足が見込まれる事態となりました。
 市では、このようなことから、4月25日付で上尾市災害対策本部節電委員会を立ち上げたと ころでございます。
 この節電委員会は各次長を中心に組織しておりまして、その下に本市の節電に関連する課で構成する幹事課会議を置き、そこでの原案作成を 経て節電委員会で議論し、対策を決定しております。
 これまでの節電委員会が取り組んできたことは、クールビズの期間延長、庁舎など公共施設での25%を目 標とした照明間引き、給湯室内の電気湯沸かし器の使用の中止、一部公共施設の週内における平日の1日休館、そして今回の代表者会議で報告させていただきま した本庁舎及び出張所の日曜開庁の休止などでございます。

  今夏の節電につきましては、市民の皆様にも積極的なご協力をいただかなければ電力不足は乗り越えられないことから、これらの市の取り組みと併せて、 「広報あげお」7月号と市のホームページでお知らせとお願いをさせていただくところでございます。
 今後につきましては、今回特集を組ませていただき、市の 取り組みを1ページ程度、市民の皆様への節電のお願いを見開きで2ページ程度を使ってお知らせする予定でございます。この節電のお願いにつきましては、ご 家庭においてその時々の瞬間使用料であるピーク電力、これをつかみにくいことから、月間使用総電力の削減のお願いを掲載いたします。このお願いの内容につ きましては、情報の提供に加え、見える化ということでチェックシート形式を取り入れ、十数個の取り組みの中から可能な項目をご選択いただき、各ご家庭にて 集計することで、前年同月の総使用電力の15%削減が可能かどうかをご自分で調べることができるよう、市民参加方式といたしました。
 ぜひ市民の皆様にお試 しいただき、節電に取り組んでいただきたいと願っております。

  2点目の地下熱を利用した冷暖房システムの導入についてでございますが、春日部市では昨年9月から地下熱を利用したヒートポンプ方式の冷暖房システム の実証試験を行っていると伺っております。
 このシステムは、通常の空冷ヒートポンプがその廃熱を屋外に排出するのに対し、深さ100メートル程度の穴を掘 り、熱交換を地中深くで行うために、廃熱を屋外に出さず、ヒートアイランド現象を抑制し、消費電力の節約もできるものでございます。
 今のところ多額の初期 コストがかかることや、取り扱う企業も少なく、普及率が低いものとなっていますが、地球温暖化対策としても有効であることから、システムの導入につきまし ては今後検討してまいりたいと考えております。

  3点目の海老名市の取り組みについてでございますが、この取り組みはピークカット対策の一例と認識しております。本市におきましては、ピーク電力の削 減に関し大口需要家である本庁舎では、国の示したピーク電力の15%削減を行い、さらに本市独自の節電対策として電気使用量の20%削減を行うという2つ の対策を行うことが特徴でございます。その他の小口の電力需要家である公共施設につきましては、電力使用量の15%の削減を行います。
 具体的に本庁舎の ピーク電力削減対策を申し上げますと、先ほどの答弁と重複いたしますけれども、照明の間引きや電気湯沸かし器の使用停止などのほかに、電力のピーク発生時 には換気設備のモーターを一時停止するなどの対策を積み重ね、ピーク電力15%削減を行います。
 もう一つの対策に当たる月間の総電力使用量の20%削減に つきましては、毎日の節電対策に加え、日曜開庁業務を7月から10月末までの間休止させていただくことで可能となります。

  一方、本庁舎以外の小口電力需要家である出先機関の節電対策を申し上げますと、通常の節電対策に加え、貸し館業務の中で対応が可能な施設につきまして は、週内の平日に毎週曜日をかえながら休館いたします。
 これにより電力使用量の削減を行いますが、同時に上尾市役所を1つの事業者と見た場合、構成する出 先機関の一部が毎日休館するため、平日のピーク電力の削減が常に行われていることになり、しかもピーク時間帯すべてに対応していることになります。これも 今回の本市の取り組みの特徴の一つでございます。

  ご質問の市民向けパンフレットにつきましては、「広報あげお」7月号に特集を組み、一歩踏み込んだ節電対策を広く周知させていただきますことから、パ ンフレット配布にかわるものであると考えております。
 いずれにいたしましても、今夏の電力不足につきましては、市民、事業者、行政の3者が一体となり、協 力して取り組むことが重要であり、それによって電力危機を乗り越えることができると認識しております。

  以上、答弁とさせていただきます。

P.88 
◎教育総務部長(宮永義則)
 深山議員さんより図書館行政についてご質問いただきましたので、お答えいたします。

  図書館では、平成22年3月に暮らしに役立ち、市民とともに歩む図書館を基本理念とし、計画期間を5年間とした上尾市図書館サービス計画を策定し、昨 年度から取り組みを進めております。
 平成22年度埼玉の公立図書館によれば、平成22年4月1日現在の上尾市の蔵書数は人口1人当たり2.44冊で、県平 均は2.97冊となっております。
 人口規模等に対する公立図書館の適切なサービス水準の数値目標を示すものとして、平成13年に文部科学省が告示した公立 図書館の設置及び運営上の望ましい基準では、人口約23万都市の蔵書冊数は約100万冊、このうち利用者が直接本を手にとって見ることができる開架の冊数 は約78万冊ほどが望ましいとされています。
 上尾市では、平成17年にたちばな分館、18年に駅前分館、20年には大石分館を開設しました。図書館全体の 資料数は、平成23年3月31日現在、57万4,733点です。市民に望まれる図書館を目指し、今後もさらに資料を充実させていく必要があると考えており ます。

  また、利用者が入れない閉架の資料数は全体の36%に当たる20万4,057点でございます。本館の地下書庫などでは収納できなくなったため、平方東 小の余裕教室2室も閉架書庫として利用しておりましたが、さらに不足が生じたため、今年度平方北小学校の余裕教室に閉架書庫2室を新設いたします。
 しか し、閉架書庫は利用者が直接本を手にとることができない図書館から離れた場所にあるため、貸し出しが迅速に行えないというデメリットがございます。利用者 が多くの中から気軽に本を選び、その場で読むことのできる広い開架スペースを確保することが必要だと考えております。
 先ほどの公立図書館の設置及び運営上 の望ましい基準において、延べ床面積は約7,600平方メートルほどが望ましいとされておりますが、上尾市の延べ床面積は市内9館の図書館を合計して 4,666平方メートルでございます。
 図書館本館は、昭和56年の開設以来30年が経過しております。第5次総合計画では、図書館サービス網の中核施設と して(仮称)新中央図書館の整備に向け検討を進めていくことを施策に上げております。
 23万都市にふさわしい新たなサービスの拠点を整備すべく検討を進め てまいりたいと考えております。

  以上、答弁とさせていただきます。

P.89 
◆17番(深山孝議員) 17番、深山孝でございます。要望、再質問を行います。答弁ありがとうございました。
  情報公開について、行財政情報の積極的な公開について、自分たちの住む自治体がどんなところなのか、よいところや悪いところ、課題は何かを理解するこ とから地域愛も芽生え、地域をよくしよう、住みやすくしようと考えるものだと思います。私たちは、あまりにも上尾市について知らないことが多いなと考えて おります。
「広報あげお」やホームページだけでなく、あらゆるメディアを積極的に活用してください。市では、メールマガジンの運用を開始いたしましたが、 登録ページを見ますと、メルマガの登録変更がページの一番下にあり、見つかりません。
 改善を要望いたします。

  特に財政情報は、悪化した場合には市民サービスの低下に直結します。
 上尾市は、今何にお金を使っているのか、これからどんなところにお金を使う必要が あるのかを、財源が潤沢にあった高度成長期と違い、市民が理解し、サービスの順序や質を決め、選択をしていく時代にあります。
 その意味からすれば、財政課 のホームページについて記載が極めて事務的です。
 言いかえれば、親切さが足りないと思います。考え方から大幅なリニューアルをお願いいたします。

  2点目、緊急時の情報伝達について、東日本大震災で今まさに被災しようとする瞬間、私たちの置かれている状況が分からなかったと話している人が多いの に気がつきました。6月11日に東日本大震災も3カ月が経過し、県内の自治体では反省を含めた検証されていました。一部紹介いたしますと、新座市では震災 直後の3月13日の夜に計画停電の情報を防災無線で流したところ、「何を伝えたのか聞こえなかった」などと市役所に問い合わせや苦情の電話が1,268件 も寄せられ、防災無線を住民が聞き取れるかどうかなどを調査したそうです。
 今月12日まで正午に試験放送をし、町内会からアンケートを集めて改善を進める とありました。北本市でも震災当日停電や帰宅困難者対応の情報を頻繁に流しましたが、設備が古く、バッテリー切れで放送できなかったり、聞こえの悪い地域 が続出。ガーガーいっているだけで、隣の市の放送がよく聞こえるなど苦情が相次ぎ、7月に市内全域で聞こえ方を調査し、設備の新設などを行う方針が示され ました。市によると、スピーカーのついた鉄塔67本のうち半数以上は設置から32年が経過していることから、市は改善計画を9月議会に提案したいとのこと でした。

  羽生市でも防災無線の苦情が相次いだことを受け、防災無線の内容や防災、防犯情報を携帯電話やパソコンにメール配信するサービスを今月1日から開始い たしました。幸手市でも同様のサービスを検討しているとのことです。地域FMと連携する動きもあり、新座、和光各市は5月、スマイルFM、これは朝霞市に あるそうですけれども、災害時の緊急放送に関する協定を締結しました。
 ふじみ野市も地域FMとの協定を検討するということです。被災時点では電気や携帯電 話、eメールも通信手段として必要不可欠でしたが、利用制限がかかってしまいました。上尾市の現時点で、伝達手段として防災行政無線の活用は極めて有効で はないでしょうか。防災ラジオは基礎自治体でも導入が進んでいます。工夫することで可能性も広がると思いますので、早急に対応されますよう要望いたしま す。

  節電対策について。1、上尾市の対応と市民のメッセージ及び海老名市の取り組みについて。夏の電力不足の予想がされる中で、多くの自治体ではさまざま なアイデアを出しながら節電に取り組んでいます。
 上尾市でも国のピーク電力15%カット削減と、独自の節電対策として電気使用量の20%カットを実施予定 との答弁でした。重要なことは、自治体が率先して姿勢を示すことであり、市民に協力を求めることです。あらゆる方法を検討し、実行されますよう要望いたし ます。

  2点目、地下熱利用で冷暖房の可能性について。エネルギーの節約は、日本にとって待ったなしの課題であります。
 行政はイニシャルコストは計画時に計算 いたしますが、維持管理経費、更新にかかわる経費を算出しない傾向にあります。
 地下熱は冷暖房両方に活用できますし、私は長い目で見ると大変お得な技術だ と思っております。今後施工業者も増え、工事が増えることで技術も高度化し、施工単価も下がると思います。また、国からの補助金も充実してまいりますの で、積極的に導入への調査、研究を進めていただきたく要望いたします。

  再質問いたします。
情報公開について。防災行政無線が機能しなかったため、簡易ブログのツイッターの活用などを検討する自治体も出てきました。震災 後、携帯電話がつながりにくくなる中で、威力を発揮したのがツイッターでした。
 和光市や鶴ケ島市は、電車の運行情報や避難所の開設、保育園などにいる子ど もの安否情報を流しました。特に都内からの帰宅困難者への情報提供で役に立ったことから、災害時にどう活用するかを検討しているということです。このよう に、最近自治体でも増えてきたツイッターは、情報ツールとして有効だと考えますが、上尾市でも導入していただきたいと考えます。お考えをお答えください。

  図書館行政について、資料をお配りしていただきたいと思います。よろしくお願いします。

P.91 
◆17番(深山孝議員)
 資料をご覧いただきたいと思います。上尾市の図書館本館ができた昭和56年時点で、上尾市の人口16 万8,424人でした。これは、東京の多摩地区にあります武蔵野市、これ現在人口が13万8,000人余りです。
先日この中央図書館のほうに行ってまいり ました。
 中を写真に撮ってきましたので、ご覧いただきたいと思います。一番上の段の右側、受付カウンターであります。こちらが左側、自動返却機になってい ます。右側で並んでいるのが自動貸出機であります。本を5冊程度並べると、自動で貸し出しができるという機能になっています。それから、2段目、右側です。
 予約した本を書架に並べてあります。皆さんからの要望で並べてあります。それから、3段目の左、これが幼児書のコーナーです。
 みんな書架がかなり低く 抑えられておりまして、大きな本も並べてありました。
 それから、この一番下の4段目なのですけれども、子ども専用のルームになっています。今では図書館に 授乳室が設けられるなど当たり前になっています。
 それに引き替え、上尾の図書館を想像していただきたいと思います。再質問をいたしますので、よろしくお願 いします。

  ご答弁では淡々とお答えしていただきましたけれども、公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準では、人口23万の都市の蔵書数は約100万冊で、開架数は約78万冊、78%が開架になっています。それが望ましいということです。
上尾市の実際は、全体の資料数のわずか36%が開架されているにすぎないという状況です。(
私は、完全に聞き間違いをしました)
 開架は、本館のほか平方東小学校、平方北小学校の余裕教室各2教室も閉架書庫になっているということです。この現実をよしとお考えです か、教育長さん。蔵書数が少ないにもかかわらず、開架通常スペースの絶対数が足りないというのは明白であります。
 一方、理想とされる延べ床面積が約 7,600平米に対し、市内9館の延べ床面積の合計が4,666平米で、6割にすぎません。島村市長さんも図書館に造詣が深いとお聞きしておりますので、 この現実を踏まえ、上尾市の図書館の現状と課題は何でしょうか。
 また、課題をどのように解決していくおつもりなのか、お答えください。

  以上で2回目の質問を終わります。再々質問は留保いたします。

P.91 
◎企画財政部長(遠藤次朗)
 深山議員さんより市の情報ツールとしてのツイッターの導入につきまして再質問をいただきましたので、お答えをいたします。

  ツイッターにつきましては、発信の手軽さやタイムリー性から、情報提供の手段として導入する自治体が増えてきております。
 東日本大震災時には携帯電話 やメールでの通信が困難な中、効果を上げたことも知られたところでございます。
 市のホームページは、ことし3月にリニューアルをいたしまして、既にメール マガジンの配信も行っているところでございますが、ツイッターの導入につきましても情報提供の手段が増え、市民サービスの向上につながりますことから、導 入に向けて検討してまいりたいと考えております。

  以上、答弁とさせていただきます。

P.92 
◎教育総務部長(宮永義則)
 深山議員さんから図書館資料の充実と閉架の解消、今後の図書館について再質問いただきましたので、お答え申し上げます。

  閉架を減らし、資料を数多く収納でき、新しい情報サービスにも対応できる広い、ゆったりとした開架スペースを持つ図書館を目指すことが、これからの図 書館の課題であります。
 先ほどの図書館サービス計画では、だれもが本と出会う喜びを感じられる居心地のよい図書館、暮らしに役立ち、市民の知る権利を保障 する図書館、市民文化創出の礎になる図書館を上尾市図書館の理念としています。
 この理念に従い、さまざまな年代の知的欲求を満たすため、魅力的な資料を数 多く収納できること。
 子どもや青少年、高齢者などが安心してゆったりできる空間と設備を備えること。関係機関や学校、市民ボランティアなどとの連携の拠点 となる施設であることを検討していきます。また、現在図書館本館、駅前分館、大石分館は、来館者が利用できるパソコンが設置されております。
 今年度から、 本館では官報と新聞のデータベースの閲覧ができるようになりました。今後IT機器を増設し、高度情報通信社会に対応した図書館環境を整備していくことも重 要だと考えております。
 これらの点を踏まえ、今後とも市民とともに歩む図書館づくりを目指してまいりたいと考えております。

  以上、答弁とさせていただきます。

P.92 
◆17番(深山孝議員)
 17番、深山孝でございます。要望いたします。答弁ありがとうございました。

  情報公開について、ツイッターを開設するメリットは双方向性にあります。
 一方的だった役所からの情報提供も、市民からの声を聞くことができる媒体だと 思います。問い合わせ窓口としてツイッターを利用できれば、1人への対応を同時にたくさんの人が読むことができます。
 そのやりとりに含まれる情報を多くの 人が共有できます。
 可視化されることで、行政への信頼感も得られると思います。ぜひ前向きにご検討をお願いしますよう要望いたします。

  図書館行政についてであります。
 私は、1期目の最初から図書館をどうにかしたいなというふうに思って、再三質問をさせていただきました。
 その中で、何回質問をしても前向きにこれから始めようというお答えがいただいていないのです。やっぱり方針を示すことだと思うのです。
 そういう意味では、早くに図書館 整備基本構想をつくっていただきたいと思います。みんなが思っていることですので、これは決断にありますので、よろしくお願いいたします。
 近隣の自治体に は、教科書とすべき図書館はたくさんあります。
 さいたま市の北図書館を1館見ただけでも、上尾市の図書館本館以上の機能を持っています。
すばらしいものが あります。ぜひ可能性を排除せずに、ご検討くださいますよう要望いたしまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

上尾市議会議員 深山たかし

〒362-0001
埼玉県上尾市上1774-7

TEL 048-776-0575
FAX 048-776-0598