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上尾市議会議員 深山たかしは上尾に活力地域力をモットーに議員活動をしています。

TEL. 048-776-0575

〒362-0001 埼玉県上尾市上1774-7

一般質問会議録集

  平成26年  6月 定例会 − 06月19日−一般質問−04号

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◆14番(深山孝議員) こんにちは。14番、深山孝でございます。通告に従いまして、市政に対する一般質問を始めさせていただきます。
  資料配布お願いいたします。

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◆14番(深山孝議員) 極めて懐古的になってしまいますが、現代の暮らしは、私が子どもだったころと大きく変化をしております。私の住んでいる事務区は、上尾市の市制施行当時、世帯数が30戸に届かなかったと聞いております。今では600戸を超えるに至っております。先輩諸兄に伺いますと、子どものころ、芝川で泳いだと話されておりました。私の子どものころは、既に芝川は泳げる状態ではありませんでしたので、昔話のように聞いておりました。私の実家と近所の農家では、当時珍しかったアマリリスのハウス栽培、マッシュルーム栽培をやっておりました。マッシュルームについては、今考えると、食材として需要がその当時あったのかどうか驚きますけれども、トレンドを追い続けていた地域性がかいま見えて、非常に興味が湧きます。つい半世紀前までは、上平地区は典型的な農村地域であったことだけは間違いありません。田んぼと畑だけだった地域も都市化が進み、砂利道は舗装され、井戸水も水道水になりました。小学校の給食では、コッペパン、鯨の竜田揚げ、浦和三郎議員さんが苦手だった脱脂粉乳、スパゲッティのようなうどんなど、懐かしい味が思い出されます。
  平成25年12月4日、日本人の伝統的な和食文化がユネスコの無形文化遺産に登録され、世界中で日本食に関心が高まってまいりましたが、戦後、食の欧米化が急速に進んだ日本では、動物性たんぱく質や脂質が増え、逆に炭水化物や食物繊維の摂取量が減少しました。豊かさの中で現代型栄養失調を懸念しなければならない状況にもなっています。
  文化的な生活に目を向けますと、空襲のとき電灯を消して戦禍を逃れておりましたので、日本人の明るさへの思いは格別であり、明るいイコール欧米に追いつけ追い越せのスローガンに重なったようです。時代とともに照明器具は、裸電球から蛍光灯、LEDになりました。戦後、三種の神器として宣伝されたテレビ、洗濯機、冷蔵庫の家電3品目は、努力すれば手が届く夢の商品であり、新しい生活の象徴でしたが、今ではどこの家庭にもあり、ぜいたく品ではなくなりました。電話機も農協の有線放送から黒電話、プッシュホン、ショルダー式の携帯電話、今ではポケットに入るまで小さくなり、スマートフォンと言われる情報端末へと進化してまいりました。
  一番衝撃的だったのはパーソナルコンピューターで、発売当時60万円ほどでした。プリンターが20万円であったというふうに記憶しております。現在では、当時と比較にならないくらい高機能な製品が10分の1以下の価格で入手できるようになりました。また、インターネットが利用できるようになって、人々の生活スタイルは180度変わり、真偽のほどは別として、世界中の出来事がリアルタイムで入手可能となりました。人々の消費行動も、この情報に左右される部分が大きく、流行や売れ筋商品、販売価格の安いお店、商品レビューまで分かってしまいます。インターネットの情報を検索すると、人は何でも順位をつけることを好むようであります。
  私が見つけた情報に、地域ブランド研究所が2010年に発表した都道府県別郷土愛ランキングがありました。引用させていただきます。ふるさとへの愛着を100点満点で尋ねて平均をとったところ、沖縄県は69.2点、北海道は63.3点、京都府は53.3点と続いた。最も平均点の点数が低かったのは埼玉県で、25.8点。埼玉県出身者も68%はふるさとに愛着を抱いているが、どちらでもないと回答した割合が21%と、都道府県中、最も高く、全体としては、ほかより愛着が薄いという結果になった。出身都道府県のどこを誇りに思うかを聞いたところ、各都道府県の平均では、海、山、川、湖などの自然が豊かなこととの回答が最も多く、51%の人がそう回答し、次いで食事がおいしいことが43%となった。
  特にふるさとへの誇りが高い地域を見ると、例えば沖縄県は、海、山、川、湖などの自然が豊かなことが83%でトップになり、さらに人のよさや優しさ、もてなしがよいというのが65%と、ほかの県と比べて突出して高かった。北海道は、海、山、川、湖などの自然が豊かなことが86%、次いで食事がおいしいことが78%、京都府は、誇れる町並みや歴史建造物があることが最も高く70%、次いで伝統芸能、祭り、イベントがあることが69%となり、それぞれ誇りの源泉となる要素には地域の特徴が出ているということでした。
  本題と大分それてしまいましたけれども、質問に入ります。大きな項目の1点目、道路照明灯について。最近、道路照明灯のLED化が全国で進んでいます。市の予算で節約できそうな項目を調べて、目についたのは電気代でした。3.11以降、電力を火力電力に切り替えることで消費量を確保してまいりましたが、円安の影響で石油燃料が上昇し、電気料金が値上げ傾向にありますので、この部分を見直すことで大幅なコスト削減につながると思います。
  本年3月15日、日経新聞で、上里町では民間資金で防犯灯交換の記事を目にしました。資料を配布しておりますので、ご覧いただきたいと思います。
  また、東松山市では、国の地域の元気臨時交付金を受け、約4,900基の防犯灯、街路灯を2014年2月までに全てLED灯に置きかえる事業を行いました。事業費は1億8,250万円だそうです。自治体がコストをかけて照明灯をLED化するメリットは必ずあると思います。全国を見ても、多くの自治体で照明灯のLED化を進めておりますので、上尾市でも検討していただきたいと考えております。
  そこで、質問いたします。上尾市の道路照明灯の整備状況と年間設置件数、イニシャルコスト、ランニングコストの算出と軽減策についてお答えください。
  大きな項目の2点目、教育問題について、食育についてお尋ねいたします。昨年末、福祉常任委員会において、健康都市宣言への提言書をまとめ、当局に提出いたしました。また、3月議会で国保会計への繰出金を取り上げましたが、市の財政を安定化させるためには、保険給付費を抑制する取り組みが急務であることが分かりました。
  食品製造業の企業のホームページでは、人生80年を迎え、1日3回として、一生の間にとる食事量は8万7,000回以上と言われておりますが、バランスを欠いた食事を続けていると生活習慣病に結びついています。食生活の問題は、社会的に弱い立場である子どもたちにも及んでいます。肥満や生活習慣病の芽を抱える子どもたちが増え、食生活の乱れから情緒不安定になり、鬱病になってしまう傾向も問題視されています。中学生の心身の健康と食生活の関係を調査した結果によると、腹が立つなどの感情を抱える子どもは食生活がよくないグループに集中していることが分かっていますと記載され、生活習慣病を予防することが社会的に重要になってきていることがよく分かります。
  上尾市でも食育推進計画が策定され、取り組みの中で重要な位置付けとして、小・中学校の食育を充実する必要性を強く感じております。平成24年に市民の食の現状と食への意識を把握するために実施したアンケート調査で、各世代における野菜の摂取量が少ない傾向であるということが分かりました。食中毒の発生を抑制するために学校給食で生の食材を出すことが難しくなってきておりますので、現場にははかり知れない努力があるとお察しいたしております。
  また、最近のニュースで、大学生の学生食堂で、ぼっち席と言われる1人で食事をすることが流行になって、大学でも1人用の席を用意しているとのことで、みんなで食事を楽しむ習慣が希薄になってきているようであります。
  質問として、学校での食育の取り組みと給食の工夫をお聞かせください。
  大きな項目3点目、文化財保護と公開について。ほかの自治体にあって上尾市にないものに、郷土資料館があります。隣の桶川市は生涯学習館の中に常設展示場があり、バックヤードには貴重な資料を整理、分類できるスペースや文化財を保存するために必要な薫蒸ルームも備える施設になっています。自治体にとって一番後回しになってしまうのが、このような文化施設であります。自治体の成り立ちや先人の苦労などは冒頭に述べさせていただきましたが、郷土愛にもつながるものであります。自分の中ではライバル視しているわけではありませんけれども、桶川には負けたくない気持ちがあって、今、季節になっていますべに花は、桶川だけではなく上尾でも盛んに取引されていたのではないかと常に思っている次第であります。
  都市整備消防常任委員会で市街地整備を視察した大垣市では、奥の細道むすびの地をテーマとした都市基盤整備を行っておりました。中心市街地の一角に立派な奥の細道記念館が設置されておりました。郷土の誇りにもなっているようでありました。上尾市では郷土資料館単独での設置は難しい面もありますが、少なとも仮設の保管庫だけは解消していかなければならないと思っております。
  そこで、何点か質問させていただきます。1点目、市が管理している文化財の種類と点数。2点目、保存方法と公開に向けた取り組み。3点目、常設展示場への考えはの3点についてお答えください。
  大きな項目4点目、事務区、町内会の活性化と地域づくりについてであります。社会的な現象なのかもしれませんけれども、隣近所との距離を置く方が増えていることが気になっています。昨年の市民運動会で急病になって搬送された1人でお暮らしの方は、調べたところ宮の下地区在住でありましたけれども、事務区に未加入で、民生委員さんの訪問も拒んでおりましたので、地域住民の誰もがその人の存在を認知できませんでした。幸い処置も早かったのと、会話ができて遠方の身内の方と連絡がとれ、大事には至りませんでしたが、一時は区長さんをはじめ区長代理さんは自分のことのように心配をされておりました。自分のことは自分で解決するのは、ある意味、考え方としては正しいと思いますけれども、何らかの理由で困難が生じたときに、事務区、町内会、お隣同士は心強い存在だと思います。市は事務区を通じてさまざまな情報提供や施策を実行しております。上尾市は多くの事業を事務区、自治会等の協力をいただきながら運営しております。昔の日本のよき風土が失われてきた現在、事務区、町内会の活性化と地域づくりは重要と考えておりますので、次の点にお答えください。
  1点目、市が考えている事務区、町内会の課題とは何か。2点目、コミュニティの醸成。3点目、地域マネジャー制度の導入についてお答えください。
  以上で1回目の質問を終了いたします。再質問については留保いたします。

P.189 
◎市民生活部長(大井川茂) 大きな質問項目の1点目と4点目についてお答え申し上げます。
  まず1点目の道路照明灯については、幹線道路を除き、事務区に管理をお願いしているところでございます。この事務区管理の道路照明灯は、夜間の安全な交通を確保するため、事務区長さんからの要望により、上尾市道路照明灯設置及び管理要綱に基づき設置しております。また、事務区に電気料の全額を、修繕費の2分の1を補助して維持管理をお願いしているところでございます。
  道路照明灯の整備状況でございますが、平成25年度につきましては、事務区から設置要望78件に対し、67件を新設いたしました。その設置に係る1基当たりの費用は、8ワットLED灯電柱共架式で約3万6,000円、8ワットLEDポール小柱式で約17万9,000円でございます。また、維持管理費用に関しましては、電気料として約6,299万円、修繕費として約417万円を補助しております。
  ご質問のランニングコストの軽減策につきましては、現在、事務区管理の道路照明灯約1万基のうち、LED以外の約9,600基についてLED化を図ることが考えられます。これにより、試算では20ワット蛍光灯を8ワットLED灯に交換することで電気料は半減いたします。また、LED灯の寿命は10年以上であることから、その間の修繕費用はほぼ生じません。
  LED化の方法といたしましては、これまでの国等の補助金を活用して市で交換工事を行う方法に対しまして、近年ではLED改修に係る全ての経費を電気料等の削減分で賄うESCO事業を用いて、おおむね10年間のリース契約を行う方法を採用する自治体も増えてきております。しかし、ESCO事業方式につきましては、リース契約満了後にLED機器の寿命による交換が集中する問題など、デメリットも指摘されるところから、引き続き他の自治体の事例等も調査研究を行いながら、上尾市にとりまして最善の方法を検討してまいります。
  次に、大きな質問項目の4点目、事務区、町内会の活性化と地域づくりについてお答え申し上げます。まず、1点目、事務区、町内会の課題、そして2点目、地域コミュニティの醸成につきましては、関連がございますので、まとめてお答え申し上げます。町内会は、住民の方々の生活する地域を基盤として、お互いにに協力し合い住みよいまちをつくるために地縁を基礎として自主的に組織された任意団体であり、地域全体のさまざまな課題を住民同士で協働して解決していく場であると同時に、住民相互のコミュニケーションづくりの中心的な役割を担っているところでございます。
  一方、事務区は、市の事務区制度に基づき設置しているもので、市が委嘱した事務区長さんを介して町内会等の意見や地元の提案を直接吸い上げ、また行政からの支援や情報を直接提供することができるなど、地域に即した市政の円滑な運営を図る上で大変重要な役割を担っていただいているところでございます。
  事務区長さんの業務につきましては、町内会等の地域と市行政との連絡調整、広報誌や回覧文書の配布協力のほか、各種地域福祉活動、生活環境の整備のための活動、各種防災、防犯活動等、さまざまな分野で、かつ多岐にわたっておりまして、また社会情勢の変化による住民ニーズの多様化も伴って、事務区長さんの負担が増加していると認識しております。
  さらに、住民の方の中で、近所づき合いを好まず、あるいは地域の活動等の必要性を理解されないという話を耳にするとともに、今後、少子高齢化の進行による人口の減少が予想され、それと相まって町内会の加入者数が減少していくことも懸念されるところでございます。
  また、各町内会や事務区において実際に活動いただいている方々の高齢化が進んでいるとともに、町内会長さんや事務区長さんをはじめとして、活動を担う方々の人選に苦慮している状況が見受けられます。こうしたことから、将来的には町内会や事務区の活動に支障を来し、地域コミュニティの醸成と活性化が憂慮されます。
  深山議員さんがご指摘されるような、地域で孤立してしまっている住民の方を支援するためには、町内会等の地域コミュニティがしっかりと確立され、コミュニティ内の支え合いの仕組みが構築され、かつ機能していることが必要であると考えております。そのためには、町内会を地域住民にとって、より身近で魅力あるものにして、町内会の加入者や活動にかかわる人の数を増やすことにより、町内会活動を活性化させることが地域コミュニティの醸成につながるものと認識しており、行政といたしましても主に事務区における課題への対応を通じてサポートしていくことが必要であるというふうに考えております。今後につきましては、事務区長さんの業務の実態把握、整理するとともに、町内会活性化に向けて区長会連合会とも協議してまいりたいと考えております。
  3点目、地域マネジャー制度の導入についてでございますが、本制度は長崎県対馬市で実施されております。自治体職員が地域と行政のかけ橋的な存在として地域内の各種会議に参加し、地域の課題の洗い出しから解決方法を地域住民とともに考えて、地域活性化を図るというシステムだというふうに理解をしております。本市とは置かれている地域的な条件や課題が異なる点もございますが、町内会等の地域コミュニティ醸成策の一つとして今後も研究してまいりたいと考えております。
  以上です。

P.191 
◎学校教育部長(西倉剛) 大きな質問項目の2点目、教育問題についてお答えいたします。
  1点目、学校での食育の取り組みと給食の工夫についてですが、現在、学校での食育の取り組みにつきましては、給食の時間をはじめ家庭科や保健体育などで食に関する指導を計画的かつ継続的に実施できるよう、学校の教育活動全体の中で学校教育目標を達成するための食に関する指導全体計画や、この計画に基づき学年ごと月別に計画を立て指導をしていくための食に関する指導の年間指導計画を作成しており、食に対する理解を深めることや、好き嫌いなく食べることの大切さを年間を通して指導しております。その中では、特に食事の重要性、心身の健康、食品を選択する能力、感謝の心、社会性、食文化の6つの観点に基づいた指導を行っているところであります。
  また、議員さんのご指摘のとおり、平成24年に実施した市民の食の現状や食への意識を把握するための食育に関するアンケート調査の結果から、一般市民や高校生の1日当たりの野菜料理の摂取量1皿から2皿の回答が6割近くあることや、最近の大学生には食事を1人でとる孤食の流行が報道されていることなどから、子どものころから食育の充実を図ることが必要となります。家庭には、給食参観や給食だより、保健だより等を通して、栄養バランスの整った食事の大切さを理解していただくように、また学校や家庭では家族や友人との会食が楽しいと感じることができるよう、人と人とのつながりを深め、豊かな食生活につながるよう努めてまいります。
  次に、給食の工夫についてでありますが、学校給食では季節の食材を使い、郷土料理や和食の日を取り入れるなど、いろいろな味を体験し、豊かな味覚を形成できるような献立に努めております。具体的には、本市で収穫された埼玉県の推奨米である彩のかがやきを給食に取り入れております。また、小学校では、毎年冬の季節にかす汁を給食に取り入れておりましたが、ことし1月に市内の酒造会社の酒かすを使用することができました。さらに、今年度は6月に、地元農家の方々の協力により、小学校15校で市内産のトマトを給食に取り入れることができました。今後も地産地消を含めた献立の工夫について、さらに努めてまいります。

P.192 
◎教育総務部長(尾形昭夫) 大きな質問項目3点目、文化財の保護と公開についてお答えいたします。
  1点目、市が管理している文化財の種類と点数ですが、まず文化財の種類といたしましては、主として歴史資料、考古資料、民俗文化財があります。歴史資料では、主なものとして、市指定文化財である南村須田家文書、上尾宿助郷関係文書、平方村石倉家文書といった古文書があり、この3件の文書の合計点数が約3万点。このほかに上尾市の合併前の旧町村役場の文書、旧大谷農協文書も管理しており、これらが約8万6,000点となっております。考古資料では、埼玉県指定文化財となっている殿山遺跡出土旧石器など、市内の遺跡発掘調査で出土した土器や石器などがあり、42リットルの箱に1,443箱管理しております。民俗文化財は、機械化以前の農耕用具や昔の暮らしを知ることができる生活用具などがあり、2,571点を管理しています。
  2点目、保存方法と公開に向けた取り組みについてですが、まず歴史資料につきましては、1点ずつデータ化した上で保存用の封筒に入れ、さらに文書保存用の箱におさめて、大石南小学校の余裕教室で保存しております。これらについては、公開ができるように整理を行って目録を作成し、検索の可能な状態にしています。また、マイクロフィルムの撮影も行い、直接資料を見なくても内容を確認できるよう、保存、活用のための措置も行っています。
  考古資料につきましては、平方北小学校、平方小学校の余裕教室で保存しています。これらの中から地域の歴史を紹介する上で特徴的な資料を選び、平方、原市、大石、大谷の4公民館の展示ケースで公開しているほか、地域振興公社や自治会などと共催で実施している文化財展にも出品し、公開しています。このほか、あげお出前講座などで上尾の歴史について説明する際に実物を使用して行うことがあるほか、求めに応じて学校の授業で使用する際に貸し出しを行った事例もあります。
  民俗文化財は、大字上野地内に設置している文化財収蔵庫と大石南小学校の余裕教室に保存しています。これにつきましても、考古資料と同様に展示による公開や貸し出しなども行っています。
  3点目、常設展示場への考えについてですが、教育委員会といたしましても、その必要性については十分に認識しているところです。上尾市総合計画では、収集した文化財の整理、保存、管理、活用するための施設整備を掲げており、関係する諸事業との調整を図りつつ、上尾市の魅力を発信できるよう、研究、検討を進めていきたいと考えております。

P.192 
◆14番(深山孝議員) 大きな項目の1点目、道路照明灯について要望いたします。
  6月17日、読売新聞に関連記事が掲載されておりましたので、ご覧ください。埼玉県では、本庁舎など7施設でESCO事業を行っており、それぞれ、年間約2,100万円から4,600万円の光熱水費削減効果が出ているそうです。私も調べさせていただきましたけれども、道路照明灯LED化で電気料が半減するということは非常に魅力的であります。LED化の方法については選択肢があるというご答弁をいただきました。上尾市にとって最善の方法で早急に道路照明灯のLED化に取り組んでいただきたく要望いたします。
  大きな項目2番目、教育問題についてお尋ねいたします。お答えをいただきましたが、食育推進計画の中で学校の果たす役割についてお答えをいただきたいと思います。よろしくお願いします。

P.193 
◎学校教育部長(西倉剛) 食育推進計画では、学ぼう、作って食べよう、つながろうの3つの基本目標が掲げられています。学ぼうの中で、各学校では各教科と関連した食育を計画的かつ継続的に実施し、正しい食生活を営むための基礎を身につけさせるとともに、保護者への啓発活動も行っております。作って食べようでは、学校ファームでの作物収穫や調理実習においてつくる楽しさを味わわせております。このように子どもたちが生涯にわたり心身ともに健康な生活を送るために、食と健康に対する関心を高めることも学校の重要な役割であると考えております。

P.193 
◆14番(深山孝議員) それでは、肥満傾向児の定義というのは何でしょうか。お答えください。

P.193 
◎学校教育部長(西倉剛) 肥満傾向児とは、性別、年齢別ごとに身長から求められた標準体重と実際の体重のずれを百分率であらわしたものを肥満度とし、その値が20%以上の者としております。

P.193 
◆14番(深山孝議員) 肥満傾向児の小学校と中学校の出現率についてお答えください。

P.193 
◎学校教育部長(西倉剛) 埼玉県学校保健統計調査によりますと、埼玉県では、小学校6年生は8.9%、中学校3年生は6.4%でございます。

P.193 
◆14番(深山孝議員) 上尾市では肥満傾向児への指導はどのように行っているのでしょうか。お答えください。

P.193 
◎学校教育部長(西倉剛) 各学校では、養護教諭を中心にプライバシーを十分に配慮しながら、運動の勧めや定期的な体重測定などの個別指導を行っております。

P.193 
◆14番(深山孝議員) 痩身傾向児の定義と指導についてお答えください。

P.193 
◎学校教育部長(西倉剛) 痩身傾向児とは、性別、年齢別ごとに身長から求められた標準体重と実際の体重のずれを百分率であらわしたものを肥満度とし、その値がマイナス20%以下の者としております。
  指導に関しましては、養護教諭や栄養教諭が家庭と連携しながら正しい食生活を身につけさせることを指導しております。

P.193 
◆14番(深山孝議員) 要望いたします。
  食育推進計画の16ページにアンケートの結果が掲載されておりました。その中で、小・中学生の身体状況について書かれておりましたけれども、特にアンケートは無回答というのが、女子中学生に3割の無回答がある。ですから、身長とか体重を話題にすること自体が、その中学生にとってタブー視されている、そういう傾向がうかがえるのではないかというふうに思っております。体重計の針が重い方に振れるか、軽い方に極端に振れるか、そういうお子さんに対して食事の重要性を教えていただきたいというふうに思っております。
  また、義務教育を終えると体形の変化が著しい傾向にあるようです。私が特に問題としていることは、美意識から来ると推測されますけれども、女性の低体重傾向が必要以上に強くなっているというふうに思っております。この低体重というのは、身体に深刻な影響を来すということを義務教育のうちに教えていただきたいというふうに思います。ぜひこの辺は食育に取り組まれていかれますようによろしく要望申し上げます。
 なお、お配りした資料の中に、宣伝になってしまうのですけれども、給食に地場産トマト、上尾の15小学校、甘くておいしいと題しまして、埼玉新聞、きのうの新聞なのですけれども、子どもたちに地場産の野菜に興味を持ってもらおうと、上尾市教育委員会は市内の小・中学校15校の給食で上尾産のトマトを使用する献立を出しているという記事が掲載されました。上尾市にとって本当に快挙だと思っております。今まで幾ら宣伝をしてくれと言っても、メディアに取り上げられる機会が少なかったものですから、これは非常にうれしいことかなというふうに思っております。学校の校長先生のコメントまで載せていただいたということは、子どものころの給食、一生の記憶に残りますので、子どもたちの郷土愛も生まれるものと確信しております。
  大きな項目3点目、文化財の保護と公開についてお尋ねいたします。上尾市にとりまして、さまざまな種類の多くの文化財について、市で管理、保存し、それを公開する仕組みになっているとご答弁をいただきました。常設展示場については、やはり23万都市として必要であると考えております。保存、管理する施設とともに、整備の検討が進むことを希望いたします。
  さて、歴史資料については、多くの貴重な資料を収集し、これを整理した上で全てをマイクロフィルム化しているということで、保存、管理のため条件整備は進んでいるように感じます。しかし、活用という点においては十分でないと思っております。
  そこで、質問いたします。歴史資料の活用について、これまでどのように取り組んできたのでしょうか。お答えください。

P.194 
◎教育総務部長(尾形昭夫) これまで収集、整理してきました歴史資料につきましては、上尾市史の編さん事業などで活用してまいりました。また、地域の歴史を研究する市民の皆様にも閲覧という形で提供し、必要に応じてマイクロフィルムからコピーを作成して提供することでも活用を図ってきたところです。今後も、より多くの市民の皆さんに貴重な歴史資料の活用をしていただけるよう取り組んでいきたいと考えております。

P.194 
◆14番(深山孝議員) 要望いたします。
  現在、常設展示場、いわゆる博物館のような施設がないので、資料の活用も難しいかと思います。歴史資料の古文書などは、そのまま見せてもなかなかその価値は分かりません。そこに何が書いてあるのか。どういう背景があるのかといった情報が加わると活用もしやすいのではないでしょうか。現在、歴史資料については実物やマイクロフィルムという形で保存管理をしているようですが、上尾の歴史を知る上で特に必要な資料を中心に、これにもう一工夫して、市民が活用しやすい形にしていくことも重要だと思っております。当然提供する方法や場所についても検討が必要かと思います。せっかく収集、整理して保存、管理している貴重な文化財ですから、市民の皆さんが活用できるように、さらに整備を進めることを要望いたします。
  大きな項目4番目、事務区、町内会の活性化と地域づくりについて、隣近所との交流のない市民に対し、市はどんな支援ができるのか、お答えください。

P.195 
◎市民生活部長(大井川茂) 市では福祉部門におきまして、要援護高齢者等支援ネットワークによりまして、新聞販売店などに対し、日常の活動の中で、さりげない見守りや声かけなどにより異変への早期の気づきをお願いしておりますが、特に災害などにおきましては、ふだんからの隣近所や地域との交流は非常に大切でありますことから、居住区域の自治会、町内会の皆さんにご協力をいただきながら、その必要性をより一層アピールしていきたいと考えております。

P.195 
◆14番(深山孝議員) 要望いたします。
  事務区、町内会では毎日新たな問題と向き合っています。市としても継続したサポートを要望いたします。
  これで私の一般質問を終了いたします。ありがとうございました。