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上尾市議会議員 深山たかしは上尾に活力地域力をモットーに議員活動をしています。

TEL. 048-776-0575

〒362-0001 埼玉県上尾市上1774-7

一般質問会議録集

◎◇深山孝議員…………………………………………………………(H28.03.14)

〇議長(田中 守議員) 休憩前に引き続き会議を開き、市政に対する一般質問を続行いたします。
  10番、深山孝議員。
        〔10番 深山 孝議員登壇〕
〇10番(深山 孝議員) こんにちは。10番、深山孝でございます。通告順に従いまして、市政に対する一般質問を始めさせていただきたいと思います。今年度最後の一般質問となりますので、じっくり聞いてください。お願いいたします。
  イソップ寓話の中で、3人のれんが職人の話があります。経済学セミナーでしばしば引用されておりますので、紹介いたします。世界中を回っている旅人が ある町外れの一本道を歩いていると、1人の男が道の脇で難しそうな顔をして、れんがを積んでいました。旅人は、その男のそばに立って、尋ねました。「ここ で一体何をしているのですか」。すると、男は答えました。「見ればわかるだろう。れんが積みをしているのさ。毎日、毎日雨の日も強い風の日も暑い日も寒い 日も一日中れんが積みだ。何で俺はこんなことをしなければならないのか。まったくついていないよ」。旅人は、その男に「大変ですね」と慰めの言葉を残し て、歩き続けました。しばらく行くと、一生懸命れんがを積んでいる別の男に会いました。しかし、その男は、先ほどの男ほどつらそうには見えませんでした。 そこで、また旅人は尋ねました。「ここで一体何をしているのですか」。すると、男はこう答えました。「俺はね、ここで大きな壁をつくるんだよ。これが俺の 仕事でね」。旅人は、「それは大変ですね」といたわりの言葉をかけました。すると、意外な言葉が返ってきました。「何てことはないよ。この仕事で俺は家族 を養っているんだ。この仕事があるから、家族全員が食べていけるのだから、大変なんて言ったら罰が当たるんだよ」。旅人は、その男に励ましの言葉を残し て、歩き続けました。さらにもう少し歩くと、別の男が生き生きと楽しそうにれんがを積んでいました。旅人は興味深く尋ねました。「ここで一体何をしている のですか」。すると、男は目を輝かせて、こう答えました。「ああ、俺たちのことかい。俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂をつくっているんだ」。旅人は、 「それは大変ですね」といたわりの言葉をかけました。すると、男は楽しそうにこう返しました。「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払う んだ。すばらしいだろう」。旅人は、その男に礼の言葉を残して、元気いっぱいに歩き始めました。
  1番目のれんが職人、特に目標、目的はありません。2番目のれんが職人、生活費を稼ぐのが目的でした。3番目のれんが職人、歴史に残る偉大な大聖堂を つくっている、後世に残る事業にかかわり、世の中に貢献することが目的。3番目のれんが職人は、まさにモチベーションの塊であります。島村市長が3期目の 船出をされ、上尾市の後世に残る事業を決断されました。世の中に貢献する事業にほかならないと感謝申し上げ、質問に入ります。
  1点目の質問は、財政課題についてであります。議員就任当初より財政改革に取り組んでまいりました。特に財源を確保する方策については、どの自治体で も苦慮しているところであります。次の上尾を担う子どもたちにいかにして財政規律を守りながらバトンを渡していくかが大変重要です。私も市民サービスは財 源あって初めて充実が図れる、このことをしっかり肝に銘じ、常に行革に取り組み、財源確保に努めるようにといった趣旨の言葉を何度もさせていただきまし た。当局にとっては、非常に耳の痛い問題だと思います。以上の言葉を踏まえて、次の5点についてお尋ねいたします。
  1、財政運営上、必要不可欠なものとは。
  2、基金の役割とは。財政調整基金を中心にお願いいたします。
  3番目、基金が枯渇した場合どうなるのか。
  4番目、市債の役割と借り入れのタイミングとは。
  5番目、公債費の経年変化とその説明について。
  2点目の質問は、都市基盤整備についてであります。2月27日、読売新聞埼玉版に、埼玉県内で2015年度に新設された信号機は877件の要望に対 し、28カ所だったことがわかったとありました。信号機が設置できたのは、全体の3%だと言っています。来年度は1億3,400万円をかけて、埼玉県内で 30カ所の整備にとどまるとのことでした。信号機の新規設置は、あまりにも高いハードルがあることがわかります。昨年12月の選挙期間中もさまざまな要望 をお伺いいたしました。特に道路整備や交通安全対策などは、現地に出向くことで切実な状況がよくわかります。
  1点目、平成25年3月に質問をいたしました市道1019号線のS字カーブの解消についても再度要望がありましたので、お伺いをいたします。
  2点目、道路側溝ぶたの劣化対策についてお尋ねいたします。こちらについても、ふたが割れていたり、金属のふたが腐食していたりということをよく耳にいたしますので、よろしくお願いいたします。
  3番目、側溝の悪臭対策についてであります。なかなか悪臭対策が毎日のようなことですので、住んでいる方も非常に苦慮している状況が訴えの中にありましたので、お聞かせを願いたいと思います。
  3点目の質問は、市長マニフェストと上尾の後期基本計画についてであります。去る2月7日執行の上尾市長選挙において、島村市長は多くの票を獲得し3 選を果たされましたが、これは2期8年にわたる行財政改革と着実な実績が高く評価されてのことだと思います。今回の選挙では、前回のパート2に引き続き、 今後の市政運営の指標となる新たなマニフェスト「上尾が輝く新8つのキラリ☆」を掲げられました。3期目の任期スタートとともに、平成28年度当初予算を 初め、さまざまな施策がこのマニフェストに沿って進められることと思いますが、その具体的な内容をご説明ください。また、本マニフェストの今後の進捗予定 と、重点的に取り組む施策などがありましたら、あわせて説明してください。
  3点目、地方創生が叫ばれる中での上尾市の目指す方向性について、昭和33年の市制施行で上尾市が誕生し、当時の人口は3万7,000人でしたが、地 理的条件のよさに国の高度経済成長政策も加わり、本市は田園都市から工業都市、そして現在22万7,000人を超える住宅都市へと変貌してまいりました が、近年人口は頭打ちとなり、今後は人口が減少する時代へとなる見込みでございます。昨今、国では人口減少問題を大きくクローズアップし、地方創生の対策 に力を入れ、地方にさまざまな支援を始めたところであります。昨年12月に開催された議会全員協議会にて、来年度からスタートする第5次上尾市総合計画後 期基本計画と今年度からスタートした上尾市地域創生長期ビジョン総合戦略の概要についてご説明をいただきましたが、それらの計画をかじを取り、今後どのよ うに発展させていくのかが重要なことと感じております。
  そこで、質問させていただきます。地方創生が叫ばれる中での上尾市の目指す方向性についてお答えをください。
  4点目、図書館整備方針についてであります。図書館が市の拠点、情報の拠点であり、これを充実させることは、上尾市民にとって絶対必要であると考えま す。これまでも図書館はもとより、読書運動を進める学校においても学校図書室の充実をさせるよう、私は10年以上も前から議会を通して訴えてきました。改 めて議事録を読み直してみたところ、全48回登壇した中で、平成16年12月10日から数えて今回で16回目の図書館関係の質問を行っておりました。平成 16年当時、図書館本館は既に周辺自治体の図書館と比較し、狭隘な状況にありました。平成18年9月11日には、上尾市が考える図書館像とは、上尾市図書 館整備計画、将来的な展望とコンセプトの質問を投げかけておりました。このとき多くの公共図書館では、児童書庫や授乳室が完備され、読書スペースも十分確 保された現実に、整備方針を示せない当局に私はいら立ちを隠せない発言をしていた記述が議事録に残っておりました。年月が経過し、平成23年6月16日に は新図書館建設への必要性を訴え、当局からは前向きな答弁をいただいた経緯もあります。私にしてみれば、図書館整備計画は遅いくらいの進捗状況でありま す。現本館は、昭和56年6月に開設されましたが、年数がたつにつれ、利用者ニーズは変化し、それに応える施設になっていないことは、皆さんも同じ認識で はないかと考えております。施設面でも雨漏りや各設備の故障もたびたび発生し、老朽化も否めません。加えて、図書館の真価を発揮させるために必要なバック グラウンドのワークスペースは、皆無に等しい状況にあります。それらを踏まえ、当局は第4次及び第5次上尾市総合計画に位置付け、23万都市にふさわしい 図書館の建設に向け、島村市長を先頭に計画を進められていることに私は大賛成であります。よって、新図書館建設にさまざまな異議を挟まれていること自体が 非常に残念でなりません。場所が遠いとの意見がありますが、上尾駅周辺に建設に適する公有地がない以上、多少郊外に移転しても、交通アクセスも検討してい きながら進めてもらいたいと考えております。
  また、新図書館建設は、図書館資料や閲覧席の充実はもとより、複合施設とすることで、本を貸し出すだけでない、図書館機能の充実を図ると聞いておりま す。青少年センターと複合することにより、これまでなかった図書館事業の開催や市民に喜んでもらえるような生涯学習の場が提供できるようにするべきと考え ますが、新図書館複合施設の役割や充実についてお考えをお伺いいたします。
  以上で1回目の質問を終わります。再質問については留保いたします。
〇議長(田中 守議員) 10番、深山孝議員の一般質問に対する当局の答弁を求めます。
  町田行政経営部長。
        〔行政経営部長 町田洋一登壇〕
〇行政経営部長(町田洋一) 深山議員さんより大きな項目の1番目、財政課題についてで5点及び大きな項目の3番目、市長マニフェストと上尾の後期基本計画についての中で1点ご質問いただきましたので、順次お答えを申し上げます。
  まず、大きな項目の1番目、財政課題についての1点目、財政運営上必要不可欠なものとはについてお答えいたします。財政運営上必要不可欠なものという ことでございますが、今後の人口減少、少子高齢化社会において、市税収入の減少や社会保障関係経費のさらなる増加、資産更新問題などの諸課題が見込まれる 状況の中では、単に予算を組めればいいということだけでなく、次代を担う子どもたちのために財政規律を守ることにより、安定した持続可能な財政運営を行っ ていくことが財政運営上必要なことであると考えております。本市では、将来の財政運営の健全性を確保すべく、平成26年3月に上尾市財政規律ガイドライン を策定し、受益者負担の原則に基づく使用料、手数料の適正化、自主財源の積極的な確保、所期の目的や効果等を踏まえた事業の見直し、主要基金残高の確保、 市債残高の抑制などを定めているところでございます。
  次に、2点目、基金の役割とはについてお答えをいたします。基金には、特定の目的のために財産を維持し、資金を積み立てるための基金と、定額の資金を 運用するための基金とがございます。財政調整基金につきましては、前者の特定の目的のため財産を維持し、資金を積み立てるものに該当し、年度間の財源の不 均衡の調整や災害の発生など、予測外の支出に対応するなどの役割がございます。
  次に、3点目、基金が枯渇した場合どうなるのかについてお答えをいたします。基金が枯渇した場合には、それぞれの目的に要する経費に充てる財源がなく なるため、おのおのの基金の目的が達せられなくなるおそれがありますが、各基金については、年度末残高に留意しつつ、その目的のための取り崩しを行ってい るところでございます。特に財政調整基金につきましては、安定した財政運営を行う上で重要な財源であると認識しておりますが、平成28年度当初予算では、 対前年度比約0.3億円減の約27.5億円を取り崩して編成している状況でございます。基金の取り崩しに頼らない財政運営が望ましいと考えておりまして、 財政規律ガイドラインを踏まえた予算編成に取り組むことで、今後とも基金残高の確保に努めてまいりたいと考えております。
  次に、4点目、市債の役割と借り入れのタイミングについてお答えをいたします。市債の役割につきましては、公共建設事業を実施する際に単年度の財政負 担軽減を図る財政の年度間調整や、長期間にわたり使用する公共施設等に対する住民負担の世代間公平を図る上での有効な手段であると考えております。借り入 れのタイミングにつきましては、市債発行額が事業完了後に確定をすることから、基本的には年度終了後の出納整理期間中に財政融資資金などの公的機関や指定 金融機関、あるいは入札により決定した金融機関等から借り入れを行っております。
  次に、5点目、公債費の経年変化とその説明についてお答えをいたします。公債費につきましては、本市では財政状況をより健全なものとするべく市債の発 行を抑制するなどの努力を続けることによりまして、平成22年度の72億3,000万円をピークに平成23年度以降減少を続け、平成27年度は平成22年 度と比べ、7億7,000万円減の64億6,000万円となっております。しかし、内訳では建設債が17億円減少した一方で、地方交付税の振りかえ措置で ある臨時財政対策債が8億1,000万円増加しておりまして、公債費に占める臨時財政対策債の割合は年々増加している状況にございます。臨時財政対策債の 元利償還額増加に加え、土地開発公社が先行取得した用地の買い戻しのために県貸付金を活用した土地開発公社健全化債の元金償還が平成27年度から開始する ことなどの影響により、公債費の総額は今後増加傾向が続くものと見込まれております。臨時財政対策債は、その全額が地方交付税措置されるものですが、将来 負担に配慮し、今後も引き続きプライマリーバランスを考慮した計画的な市債の借り入れなどにより、公債費の抑制に努めていく必要があると考えております。
  続きまして、大きな項目の3番目、市長マニフェストと上尾の後期基本計画についての中でご質問をいただきました、地方創生が叫ばれる中での上尾市の目 指す方向性についてお答えを申し上げます。本市の最上位計画であります第5次上尾市総合計画は、平成23年度から10カ年を計画期間として、その基本構想 において将来都市像を、「笑顔きらめく“ほっと”なまちあげお」と定め、その実現に向けたまちづくりの基本構想を示しております。その基本計画につきまし ては、前期基本計画が本年度で終了することに伴い、新たに平成28年度からの5か年を計画期間とする後期基本計画を昨年11月に策定をいたしました。この 後期基本計画の中で、総合的に取り組む4つの重点テーマとして、「生き活きライフ・安心して長生きできるまちづくり」、「魅力満載・自慢したくなるまちづ くり」、「地域支え愛・協働によるまちづくり」、「経営力向上・効率的、効果的なマネジメント」を定めたところでございます。一方、全国的な社会問題と なっております人口減少問題に立ち向かうため、総合計画で中長期的に目指す各施策の取り組みのうち、特に短期集中的に取り組むべきものをまとめた上尾市地 域創生長期ビジョン総合戦略を昨年10月に策定をしました。この中で上尾市では、「子どもたちが生き活き」、「パパ、ママが生き活き」、「グランパ、グラ ンマが生き活き」と、全ての世代が生き生き活躍できるまちを目指すこととしたところであります。地域創生が叫ばれる中での上尾市の目指す方向性といたしま しては、総合計画及び総合戦略に沿った施策を一丸となって取り組むことによって、人口減少を緩和し、将来にわたって活力ある上尾市を築き、誰もが住み続け たい、住んでみたいと思えるまちづくりを進めていくことと考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(田中 守議員) 内田都市整備部長。
        〔都市整備部長 内田正良登壇〕
〇都市整備部長(内田正良) 大きな質問項目の2番目、都市基盤整備について3点ご質問をいただきましたので、お答え申し上げます。
  1点目、市道1019号線のS字カーブの解消と交通安全対策についてお答え申し上げます。ご質問の道路は、国道17号の桶川駅入り口交差点に面してお りますヨークマート桶川店東側の芝川にかかります一本橋から東に向かう幅員が8から14.2メートルの上尾市道でございます。ご指摘のS字カーブは、和菓 子店の栄太郎さんから上平自警消防第一分団の火の見やぐらまでの約400メートルの区間でございます。この区間につきましては、道路の南側に1.5メート ルの歩道があり、S字カーブの中ほどの交差点に押しボタン式の信号機があります。市では、道路の見通しをよくするために、昭和46年と昭和56年の2回に わたり、部分的に道路を拡幅した経緯がございます。また、押しボタン式の信号機がある交差点につきましては、定周期式の信号機に変更してほしい旨のご要望 もいただいておりますが、上尾警察では現状の道路の形態のままでは難しいとの見解を示しております。しかしながら、地元の皆様からの切実な要望でございま すので、引き続き協議をしてまいりたいと考えております。市といたしましても、従前からS字カーブによる危険性は十分に認識しており、路面標示やカラー舗 装、反射式の大きな矢印などによる注意喚起やカーブミラーの設置など、安全対策に努めてまいりましたが、交通量の増大や経年劣化による路面標示の剥がれ や、安全施設の老朽化等も見受けられますことから、引き続き安全対策に力を入れてまいりたいと思います。
  また、本市の都市計画マスタープランでは全体構想と地域別構想から構成されており、当該路線は地域別構想の中で、上平地区内の幹線道路に位置付けられ ております。今後上平地区への延伸が期待されます第二産業道路の進捗により、桶川駅、国道17号、第二産業道路、圏央道へとつながる広域的な道路網を視野 に入れた総合的な検証が求められております。増大する通過交通の対策も踏まえ、S字カーブの解消と併せまして、道路網の再編成について、さらなる検証をし てまいりたいと考えております。
  2点目、道路側溝のふたの劣化対策についてでございますが、道路面に降った雨水を排水するために道路側溝の溝には幅5センチ、長さ30センチメートル の雨水ののみ込み口があります。こののみ込み口には、歩行者の方や自転車の方も安全に通れるよう、格子状の鉄製の網が埋め込められております。この網がさ びて抜け落ちますと、歩いている方がつまずいたり、自転車のタイヤが穴にはまり、大変危険な状態になります。市職員による道路パトロールにおいて、早期発 見に努めることはもとより、市民の皆様から連絡を受けた場合には、直ちに現地に向かい、樹脂製のキャップを抜け落ちた穴にはめ込み、安全性を確保している ところでございます。また、ふた自体の損傷が見られた場合には、順次交換をしているところでございます。
  3点目、側溝の異臭対策についてでございますが、異臭の原因といたしましては、生活排水の流入や汚泥の堆積が考えられます。生活雑排水の流入につきま しては、公共下水道が整備されている地域では、関係部署と協議し、公共下水道管への接続を促し、公共下水道未整備地域では、浄化槽の適切な維持管理をお願 いしているところでございます。市では堆積した汚泥の状況を確認し、必要に応じて随時側溝清掃を行っているところでございます。
  また、地域の方々によるボランティア活動などで側溝の清掃などを行っていただき、そこで発生しました汚泥につきましては、市で回収を行っております。 なお、昨年度1年間で側溝清掃等で発生しました汚泥量は、約262トン、大型のダンプトラックに換算しまして、約30台分の汚泥を処理したところでござい ます。
  以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(田中 守議員) 次に、吉澤市長政策室長。
        〔市長政策室長 吉澤彰一登壇〕
〇市長政策室長(吉澤彰一) 深山議員さんからの大きな質問項目の3番目、市長マニフェストと上尾の後期基本計画についての中で、具体的なマニフェストの説明と重点施策について2点ご質問をいただきましたので、順次お答えをいたします。
  1点目の新マニフェストにつきましては、重点的に目指すべき大きな8つの柱を目標に掲げ、これらを60項目に細分化し、さまざまな施策を展開してまい ります。具体的には、柱の1つ目、市役所の改革でございますが、行政改革実施計画を新たに策定し、これをもとに市民サービスの向上と効率化の両立を図るべ く、強力に行財政改革を推進していくものでございます。
  続いて、柱の2つ目、子育て世代の応援ですが、新たな補助制度等の創設やサポート体制の強化により、妊娠、出産、子育ての環境を整備し、子育て世代を積極的に支援するものでございます。
  柱の3つ目、子どもの教育の強化ですが、民間学習機関との連携や放課後の教室を利用した取り組み等を推進し、子どもたちの学力と体力の向上を目指すものでございます。
  柱の4つ目、健康づくり支援ですが、健康マイレージ制度の導入や公園への健康遊具の設置などを通じて、市民の皆様の健康づくりを支援するものでございます。
  柱の5つ目、便利な上尾への進化ですが、コンビニエンスストアでの住民票などの証明書発行や、知の拠点としての新図書館の整備などを推進し、利便性の向上を図るものでございます。
  柱の6つ目、安全安心の確保ですが、防災無線のデジタル化や警察との連携強化を推進し、市民の皆様の安全安心な暮らしを守るものでございます。
  柱の7つ目、地域づくりとまちづくりですが、高齢者の積極的な外出を促進するグランパ・グランマ応援カードの発行や、障害のある方の自立支援サービスの充実など、温かい地域づくりを推進するものでございます。
  最後に、柱の8つ目、にぎわいの創出ですが、ふるさと納税の拡充や起業に対する支援制度の創設などを通じて、市内産業の活性化を図るものでございます。
  次に、質問の2点目、マニフェストの今後の進捗予定と重点施策ですが、平成28年度予算に盛り込んだ各施策を皮切りに、順次スピード感を持って 100%実施に向けて取り組んでいく予定でございます。特に財政健全化を強力に推進するため、積極的に行財政改革に取り組んでいくものでございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(田中 守議員) 次に、尾形教育総務部長。
        〔教育総務部長 尾形昭夫登壇〕
〇教育総務部長(尾形昭夫) 深山議員さんから大きな質問項目3番目の中で、これからの新図書館複合施設の役割や充実についてご質問をいただきましたので、お答え申し上げます。
  新図書館複合施設の役割や充実についてですが、最近子どもの読書離れが話題となっております。昨今の情報社会の中、子どもたちが自発的に読書をする時 間が減少していることは、今年度策定いたしました第2次上尾市子どもの読書活動推進計画の基礎資料となりましたアンケートの内容でもあらわれております。 上尾市内の小学校高学年、中学生、高校生を対象に行った読書アンケートの中でも、一月に読んだ本がゼロ冊という割合が小学校5年生で7%、中学校2年生で 11%、高校2年生では44%と、年齢が上がるにつれ増えることがうかがえました。デジタル化でさまざまな情報を容易に入手できる時代になっても、子ども は読書をすることによって言葉を学び、読解力をつけ、感性や知性を磨き、表現力を高めるなど、豊かな心を育む力を培うものです。現在図書館では、子どもの 読書活動推進の基盤づくりを進めていますが、さらに図書館への興味を喚起し、本の楽しさや大切さを伝えていくことが重要な役割です。例えば子どもたちに地 元農産物を使ったレシピ本の展示や、隣接する上平公園で開催されるスポーツイベントなどの開催に合わせて関連する本の展示や講座、講演会を行うなど、本に つながるきっかけづくりも図書館の大切な役割と考えます。
  また、上尾市内では、さまざまなグループが活躍しております。活動形態もさまざまですが、これらの方々が図書館の資料で調査、研究をしたり、求める資 料を図書館職員に相談したりするなど、図書館を利用していただくことで、グループの活動の支援をしていくことも可能です。また、タイムリーで実用的な福 祉、子育て、ビジネスなど、多くの人々の活動に役立つ情報発信拠点となることに加え、青少年センターと複合施設となることで人々が集い、地域を知り、生き がい探しや地域活動を行う、まさに知の拠点として、またコミュニティの拠点として、生涯学習の拠点としても充実を図ってまいります。
  以上でございます。
〇議長(田中 守議員) 10番、深山孝議員。
〇10番(深山 孝議員) 再質問と要望をさせていただきます。
  財政課題についてでございますけれども、財源を考えると、実質収支がキーになります。実質収支とは、歳入決算総額から歳出決算高額を差し引いた額か ら、翌年度に繰り越すべき財源を控除した額で、翌年度に財政調整基金の積み立てや補正予算の財源などに用いており、実質収支が悪化すれば積み立てることが できずに、財政調整基金の残高を維持することが難しくなります。実質収支の堅持をお願いするとともに、各基金が枯渇した場合、答弁にもありましたように予 測不能な事態が発生したときの安全弁がなくなってしまいます。基金の安易な取り崩しをしないようにお願いをいたします。
  質問をいたします。ふるさと納税の収入増の要因について質問をいたします。ふるさと納税が急増していると聞いておりますが、収入増の要因についてお聞かせをいただきたいと思います。
〇議長(田中 守議員) 町田行政経営部長。
〇行政経営部長(町田洋一) 深山議員さんより、ふるさと納税の収入増要因についてご質問いただきましたので、お答えをいたします。
  ふるさと納税の収入増要因につきまして、本市では平成27年度中に6,854万円の寄附をいただいたところでございますが、平成27年7月よりふるさ と納税制度の充実を図るため、寄附の申し込みをする際、寄附者の思いが政策に反映されるよう、8つの使途を選んでいただくと同時に、1万円以上の寄附をさ れた個人に対し、お礼品の贈呈を開始いたしました。お礼品といたしましては、地域の特色を生かした特産品として、上尾市観光協会推奨土産品を取り扱う事業 者や、本市に所在し、地域に貢献いただいております事業者の産品など、本市ならではの魅力を感じていただけるようなものや、子育て世代の応援として、子ど も向け自転車や幼児を乗せることのできる電動自転車などを用意したところでございます。また、併せまして、クレジットカードでの納付を可能とし、寄附者の 利便性を向上するとともに、ふるさと納税のお礼品パンフレットを作成し、市内イベント会場で配布するなど、周知を図ってまいりました。これらの取り組みが 寄附額の増につながった要因と考えております。今後につきましても、制度本来の趣旨を大切にし、単にお礼品の充実を図るだけでなく、寄附者の思いを確実に 政策に反映し、寄附金の使途を分かりやすく公表するなど、本市の取り組みがより多くの方にご理解をいただけるよう、ふるさと納税制度を推進してまいりたい と考えております。
〇議長(田中 守議員) 10番、深山孝議員。
〇10番(深山 孝議員) ご答弁ありがとうございました。ふるさと納税は、シティセールスそのものであります。上尾の魅力を全国に知ってもらうよい機会 だと考えております。ふるさとタックスJPは、多くの人が訪れるサイトであります。お礼品の工夫を常に意識をし、新しい情報を掲載するようにお願いをいた します。
  都市基盤整備についてであります。要望いたします。先ほども述べましたが、当該道路の交通安全対策は、地元の切実な問題であります。近隣の皆さんの協力は不可欠でありますが、難しい課題もあるのも事実であります。前向きなご検討を切にお願い申し上げます。
  市長マニフェストと後期基本計画について要望いたします。順序は前後しますので、図書館について要望いたします。私は、上尾市の図書館を何とかしたい との一心で図書館整備を訴えてまいりました。やっと具体的に歩みを始めた昨今であります。よって、一日も早い図書館整備を切望するものであります。
  市長マニフェストについて質問と要望を行います。先ほどの答弁で、平成28年度予算に盛り込んだ施策からスタートするとありましたが、60項目のうち何件の予算措置があったのか、また具体的にはどのように進捗していくのかご説明をお願いいたします。
〇議長(田中 守議員) 吉澤市長政策室長。
〇市長政策室長(吉澤彰一) まず、平成28年度当初予算へのマニフェスト関連の予算措置件数ですが、60項目のうち30項目を計上しております。この中 には、高齢者肺炎球菌予防接種に対する助成事業や自転車レーンの整備など、継続的に実施していく事業をはじめ、妊娠したい方を支援するための妊活カウンセ ラーや、産前、産後のお母さんをサポートする母子保健コーディネーターの配置、また道路照明灯のLED化など、新マニフェストに基づいた施策を新たに実施 するための予算も計上されております。
  続いて、今後の進捗予定ですが、島村市長の3期目の任期初日の2月18日付で各項目の主体となる担当課を割り当て、具体的な内容を精査しながら目標達 成に向けて検討をしております。先ほど申し上げました平成28年度予算に計上した項目以外につきましても、各部が連携しながら行財政3カ年実施計画への計 上や具体的な予算措置などを検討し、早期実施に向け、全力を傾注しているところでございます。
〇議長(田中 守議員) 10番、深山孝議員。
〇10番(深山 孝議員) 一連のご答弁ありがとうございました。
  先ほどの答弁にありましたとおり、島村市長が掲げた新マニフェスト60項目のうち、本定例会に提出されている当初予算に半分が計上されているとのこと であります。島村市長は、日ごろよりスピード感を持って、市政のかじ取りに望むとお話をされておりますが、まさに有言実行であります。2期8年の実績を持 つ現職の島村市長だからこそなし得るものと深く感じております。マニフェストは、市民の皆様との約束であり、必ず履行しなければなりません。契約でもある と思います。今後4年間、マニフェストを含めた各種施策の実現、そして行財政改革を断行しつつ、市民の皆様の声に向き合い、市民が主役である上尾らしいま ちづくりを大いに期待しております。
  以上で私の一般質問を終了いたします。ありがとうございました。
〇議長(田中 守議員) これにて10番、深山孝議員の一般質問を終了いたします。

上尾市議会議員 深山たかし

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FAX 048-776-0598