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上尾市議会議員 深山たかしは上尾に活力地域力をモットーに議員活動をしています。

TEL. 048-776-0575

〒362-0001 埼玉県上尾市上1774-7

一般質問会議録集

平成17年6月13日(月)


○6番(深山 孝議員) おはようございます。6番、深山孝でございます。通告に従いまして、市政に対する一般質問をさせていただきます。
  大きな項目の第1点目の質問は、上尾市の情報化についてであります。
  初めに、情報化への取り組みと進ちょく状況、今後の構想について質問いたします。内閣府の調査によると、パソコン普及率は、1990年代前半までは 10%台と、一部専門家やマニアに限られた普及であったのに対して、90年代後半からはどんどん普及率が上昇し、2004年には65.7%までに達しまし た。さらに、インターネット普及率も2000年ころから急速に上昇し、2003年には88.1%と、9割近くに達しているそうです。以上のようにパソコン とインターネットはここ数年で急速に広がって、生活必需品であるかのような状況になりつつあります。このような社会情勢を反映し、e―Japan構想を 2000年9月21日に当時森首相が所信表明演説の中で掲げ、すべての国民が情報通信技術を活用できる日本型IT社会を実現、全国民がITのメリットを享 受できる社会を実現し、それによって産業分野での国際競争力の強化や産業構造の改革、国民生活の利便化などを成功させることを目的に、国家が中心となって 情報技術の普及に取り組んでいこうとする構想になりました。この構想は5年以内に世界最先端のIT国家となることを目標としており、そのために高速で安価 な通信網の整備や国家制度の確立などをうたっております。このような国の動きを受け、本市においても平成14年に情報化基本計画並びに上尾市情報化推進計 画を策定し、情報ネットワーク都市e―シティあげおと題し、本格的に情報化へ取り組んでおります。
  そこで、お尋ねいたしますが、上尾市が情報化に取り組んだ最大のメリット何でしょうか。
  また、情報化推進計画、これアクションプランといいますけれども、その中で多くの事業が17年度事業完了で予定されておりますけれども、それらの事業の遂行状況をお知らせください。
  また、情報化の技術革新はマウスイヤーと言われた時期もあるように日進月歩で、目まぐるしい状況にあります。ハードウエアは次々に高機能な機種が登場 し、世代交代が激しく、陳腐化も甚だしい状況にあります。情報化推進計画策定から3年あまりが過ぎ、内容の見直しなど変更個所も生じていると考えますが、 お答えください。
  昨年度は地域イントラネット整備に力が注がれ、公共施設の予約などもインターネットを通し簡単に申し込むことができるようになりました。利用者の評判 も良好なようです。国内の民間分野では、ADSLや光ファイバー普及など他国に比べてもすばらしい成果が得られておりますが、公共の分野での評価は必ずし も高いとは言えません。本市において情報基盤整備をしたことによる成果と、将来構想をお聞かせください。
  次に、ホームページの運用についてお尋ねいたします。先ほどの調査結果からも、国内のインターネット普及率が9割に達していることからも分かるよう に、インターネットが重要な通信手段として位置づけられ、日常的な生活の一部となってきております。今では高齢者の方もサークルの連絡を、メーリングリス トという機能を使い、普通にやっております。このような生活スタイルの変化からも、行政の情報伝達ツールとしてのホームページの役割は増大しつつあると言 えます。イントラネット整備に並行し、この3月よりLGドメインを使用したシステムも立ち上がりました。外部委託されていた更新作業も各課で対応できるよ うにされたことは、非常に評価できることであります。
  そこで、以下6点お尋ねいたします。1日のアクセス数とアクセスページの傾向、市民からの評判はどうか、アクセスビリティー制をどう自己評価しているのか、今後ホームページの位置づけ、準備中のページの対応、情報量の確保などお考えを明確にお答えください。
  次に、セキュリティ対策についてお尋ねいたします。5月16日にインターネット関連企業のホームページが不正アクセスを受けたたためサイトを一時閉鎖 し、同社は一種のサイバーテロの攻撃を受けたと説明をされておりました。ほかにも春先には相次いで会社の顧客管理情報の流出も報道されたり、一向に減少し ない児童生徒の個人情報の盗難騒ぎなど、数えると切りのないほどの問題をネット社会は抱えております。行政は、個人機密にかかわる重要な情報が集中する場 所でもあります。市におけるセキュリティポリシーと、今実施されている対策をお答えください。
  続いて、将来的な予算措置についてお尋ねいたします。ある情報誌が自治体の情報課担当者へのアンケートをもとに、行政情報化の進展度を比較するe都市 ランキングをまとめております。昨年度の調査で上尾市は、鴻巣市、北本市、伊奈町よりも低い917位でした。県内1位の戸田市が全国18位にランクされて いたことからも、整備状況はあまり高いとは言えません。順位だけをどうこう言っているわけではありませんけれども、市の基盤整備もこれからの部分も多いか と思われます。先ほどお伺いいたしました将来構想も含め今後の予算措置をどうされるのか、お尋ねいたします。
  次に、大きな項目の第2点目、道路整備についてお尋ねいたします。
  平成17年4月27日東京都では、東京23区の年末路上工事抑制結果について報道発表がありました。それによると、批判の多い年度末の路上工事は、本 年3月1日から31日まで1カ月間、道路陥没、水、ガス漏れなどの緊急工事や国民生活に不可欠なライフラインなどの基盤工事を除き、路上工事を抑制しまし た。その結果、東京23区内の一般道路及び都道における年度末工事抑制期間、本年3月の路上工事時間は、昨年3月と比較して20%減少されているとのこと でした。アンケートからも87%評価できるとした結果が得られ、41%が走りやすくなったと答えがあったそうです。
  そこで、次の点についてお答えください。上尾市においても交通渋滞は日常化した感がありますけれども、市における道路工事の月別推移並びに年末、年度末道路工事の実態をお知らせください。
  さらに、市内各所に一方通行などの交通規制がなされている個所が多く存在いたしますけれども、指定当時と現在とでは交通事情も大きく変化し、規制その ものが無意味になってしまったり、市民から改善や見直しの要望も聞くところであります。このような一方通行などの交通規制の設置基準と市の対応策をお聞か せください。
  大きな項目の3番目、公共施設の活用についてお伺いいたします。
  地域の公民館祭りなどに出かけると、多くの団体やサークルが施設を活用し、活動していることが分かります。私も、情報基盤整備による施設予約システム が稼働し、利用者から予約が自宅からできるようになり便利になったと、何人の方からも感想をいただきました。生涯学習が盛んになるにつれ、公共施設の利用 者も拡大していく傾向にあります。有効活用が望まれますが、施設利用の状況について2点お聞かせください。
  イコス上尾の利用料金が他施設と比較すると料金設定が高額になっているので、利用しづらいとの意見を聞きます。そこで、お尋ねいたしますけれども、イコス上尾の料金体系はどのようになっているのか、また今後料金改定は予定しているのかどうかも含めてお答えください。
  公民館、体育館の施設利用について、現在施設利用登録団体数と施設利用状況をお知らせください。
  以上で第1回目の質問を終わります。再質問につきましては留保いたします。
○議長(松崎真一議員) 暫時休憩いたします。

        休憩 午前10時45分

        再開 午前11時00分

○議長(松崎真一議員) 休憩前に引き続き会議を開き、6番、深山孝議員の一般質問に対する当局の答弁を求めます。
  総務部長。
        〔総務部長 嶋田一孝登壇〕
○総務部長(嶋田一孝) それでは、深山議員さんからご質問の1点目、上尾市の情報化についての中で3点ほどご質問いただきましたので、順次お答えをさせていただきます。
  まず、1点目の情報化への取り組みと進ちょく状況、今後の構想についてのご質問でございますが、平成14年12月に上尾市情報化基本計画を策定しまし て、本格的に情報化に取り組むこととしたところですが、その中で各種の情報化施策を実施する上で、公共施設間の情報通信基盤整備が不可欠であるとの認識に 至りました。そこで、平成16年度上尾市の公共施設間を高速の通信回線で結ぶ地域イントラネットの基盤整備事業を行い、併せてホームページの充実、及び施 設予約のシステムの導入、並びに市政参画システムの導入、市民コミュニティシステムの導入、あるいは教育情報通信基盤の構築等の施策を行ったところでござ います。本年度は、これらの施策の実施成果を検証しつつ申請手続、届け手続の電子化などの残りの施策について、見直しを行いながら推進してまいりたいと考 えております。情報化計画全体では、1年から2年の遅れと認識をしております。随時計画の見直しを行い、ITによる効率的な行政運営、地域情報化の推進と 情報やサービスがいつでもどこからでも受けられる、電子市役所の実現に向けて努力してまいりたいというふうに考えております。
  二つ目のセキュリティ対策についてお答えをさせていただきます。平成15年の8月、地方公共団体間を高速のネットワークで結ぶLGWANの接続を機 に、市といたしましても情報セキュリティポリシーを策定いたしました。また、本年度からは6月の主任級研修をはじめとして新規採用職員の研修、主事、技能 級研修において、情報セキュリティ研修を実施することといたしました。また、上尾市職員のための個人情報保護、それから情報セキュリティハンドブックを作 成しまして、6月中には各課へ配布する予定となっております。研修以外の対策としましては、すべてのネットワーク、パソコンに対しウイルス対策ソフトを導 入し、届け出のないソフトウエアのインストールの対策を行っております。いずれにいたしましても、上尾市個人情報保護条例や情報セキュリティポリシーを遵 守し、個人情報を適切に管理するよう努めてまいりたいというふうに考えております。
  三つ目の将来構想と今後の予算措置についての答弁をさせていただきますが、深山議員さんからもお話もございました、情報誌のe都市ランキングについて は承知をしているところでございますが、昨年度の評価は、地域イントラネットの基盤施設整備事業実施前のことでございますので、ご容赦願いたいというふう に思います。将来構想のことについてでございますが、今後情報化基本計画に基づき、電子申請や電子入札等の各種の情報施策を実施してまいるところでござい ます。地域イントラネット基盤施設整備事業の効果を評価しつつ、住民の求めるものは何かを考えながら努力してまいりたいというふうに考えております。
  予算措置につきましては、システムの調達方法や、広く利用され安価になった技術を利用するなどIT経費の削減を検討するとともに、立ちどまっていると すぐに取り残される分野でもあります。適切なタイミングでの予算措置に努力してまいる所存でございますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。
  以上、答弁とさせていただきます。

○議長(松崎真一議員) 企画財政部長。
        〔企画財政部長 深水吉昭登壇〕
○企画財政部長(深水吉昭) 深山さんから上尾市の情報化についてご質問いただきましたが、2点目のホームページの運用についてのご質問にお答えをいたし ます。ご承知のように市では、情報通信ネットワーク社会へ対応するために、インターネットホームページを平成10年に開設をいたしましたが、今年の3月か らは、上尾市ウェブサイトとして内容を一新をいたしました。これは地域イントラネットの運用開始に伴いまして、外部委託をしていたホームページの管理を、 庁内の各担当課で自主的に作成、更新できるシステムを導入いたしまして、新しい情報をより迅速に提供するとともに、各担当課のメールアドレスを公開し、市 民などからの問い合わせに対しましても早急な対応を図っていくことを目的としたものでございます。3月から5月までのトップページのアクセス件数は、総計 では1万3,425件となっております。1日のアクセス件数は、平均いたしますと約145件ですが、5月30日が531件、同31日が476件で、増加の 傾向が顕著となっております。新たなホームページについて市民などからのメールによります意見や要望といたしましては、当初は見やすくなった、予約システ ムは先進的であるというような感想が寄せられましたが、その後につきましては、必要な情報が探しにくい、コンテンツの整理ができない、準備中のページが多 過ぎるなどの意見が寄せられるところでございます。
  現在の上尾市ウェブサイトの内容につきましては、情報を新たに作成したものと旧ホームページの掲載内容をそのまま引き継いだもの等が混在しているほ か、一部には未作成のページも残っております。したがって、情報によって検索方法が異なるような部分もございまして、利便性に欠ける面があることは否めま せん。現在各ページのデザインと掲載内容を統一的なものとし、準備中や未作成のページを解消するための作業を進めているところでありますが、内容が膨大な ため思うように進んでいないのが実情でございます。ご指摘のようにインターネットの普及率は今後も高まり、一般的な情報提供にとどまらず、双方的なコミュ ニケーションや意思形成の手段として機能していくと予想されます。
  市といたしましても、IT社会におけるインターネットの役割を十分に認識した上で、将来的には上尾市ウェブサイトが、市民はもとより世界に向けて開か れた交流の場として市民のさらなる発展に寄与していくように整備を進めていく考えでございます。そのため、まずは上尾市のウェブサイトの各ページに掲載し ている情報について、統一性と見やすさ、分かりやすさ、使いやすさの向上の観点から修正を加え、また市民に限定することなく、だれもが上尾らしさを感じ取 れるような情報を積極的に取り入れるとともに、庁内におけるホームページの管理運営の充実を図っていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じ ます。
  続きまして、公共施設の活用についてのご質問のうちイコス上尾の利用料金についてお答えを申し上げます。イコス上尾は、国の雇用促進事業団と上尾市の 共同出資により、昭和63年に勤労者のための都市型福祉施設として建設をいたしました。当時施設の利用料金につきましては、雇用促進事業団との協議によ り、雇用保険に加入している方と一般の市民との間では1割ほどの格差を設けておりました。その後市は国の保有する持ち分をすべて買い取り、平成14年にイ コス上尾条例を制定いたし、利用料金は一般市民も雇用保険の被保険者と同額とし、一本化をいたしました。また、イコス上尾は勤労者のための都市型福祉施設 として建設をいたしましたことから、会議室の内装等におきましてもグレードの高いつくりとなっており、そのため建設費用も他の公共施設と比較いたしますと 高額となりました。このため、イコス上尾の料金につきましては他の公共施設に比べて割高となっておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げまし て、答弁とさせていただきます。

○議長(松崎真一議員) 建設部長。

 〔建設部長 鈴木重雄登壇〕
○建設部長(鈴木重雄) 深山議員さんの2番目、道路整備についての中の1点目、年末、年度末の道路工事の推移並びにその実態についての質問にお答えしま す。上尾市道における道路工事につきましては、市道の管理者が行う道路新設、または改良工事、現道の維持管理を行う道路修繕工事と、民間企業等が行う電 気、電話、上・下水道、ガス管等のライフラインの増設や維持管理のための埋設工事が行われております。道路工事は、作業を行う際に全面通行止めや車道の片 側交互通行で工事を行うため交通渋滞の原因となり、また年末、年度末に道路工事が集中しますとさらに渋滞がひどくなることは、ご承知のとおりでございま す。
  初めに、市における道路工事の月別推移でございますが、上尾市が行う道路及び下水道工事の平成16年度における月別推移を申し上げますと、4月、20 件、5月、39件、6月、40件、7月、40件、8月、13件、9月、32件、10月、15件、11月、33件、12月、15件、1月、8件、2月、12 件、3月、36件で、合計は303件となっております。工事量の推移につきましては、予算の関係もありまして、事業量も減少傾向となってきております。ま た、民間等が道路占用許可や道路管理者以外が工事の許可を受けて行う水道管、ガス管等の埋設工事の月別推移につきましては、平成16年度の申請件数は、申 請が少ない月、86件、多い月、125件であり、特に時期による申請件数の変化はなく、毎月100件程度の申請であり、1年間における総件数は1,273 件となっております。
  次に、年末、年度末の道路工事の実態でございますが、上尾市が発注する道路工事につきましては、平成16年度、総発注件数303件のうち4月から9月 までの上半期では184件、10月以降の下半期では119件となっており、当初予算に計上された個所は、上半期の9月までの早期発注に努めているところで ございます。発注した工事につきましては、工事の規模や水道管などの埋設など重複工事の有無などにより工事の期間が長くなるなどの違いがありますが、年 末、年始にまたがる工事については、施工業者に事前説明を行い、工事自粛期間として、12月25日より1月7日まで協力要請を行っているところでございま す。また、工事間調整につきましては、道路工事場所や工事期間の重複を避けるため、道路工事を行う市関係各課と東京電力、NTT、東京ガス等の民間事業者 におきまして年度当初に道路占用調整会議を開催し、道路工事の円滑な実施に努めているところでございます。
  いずれにしましても、道路工事に伴う交通渋滞を解消するため、今後も渋滞が予想される個所等は特に注意を払い、一層の早期発注や発注の分散化を図るこ とで年末及び年度末における工事の抑制に努めてまいりますとともに、沿線住民へのお知らせや道路通行者へのPRを含め努力してまいりたいと考えております ので、よろしくご理解のほどお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。

○議長(松崎真一議員) 教育総務部長。

〔教育総務部長 伊藤治夫登壇〕
○教育総務部長(伊藤治夫) 深山議員さんの3番目の公共施設の活用について、公民館と体育館についての利用状況についてお答え申し上げます。
  初めに、公民館の団体登録数と施設利用状況でございますけれども、公共施設予約システムの導入に伴い登録されました公民館の利用団体は、本年6月8日 現在では、中央公民館で199団体、それから上平公民館で156団体、平方公民館で85団体、原市公民館で124団体、大石公民館で170団体、大谷公民 館で185団体でございます。総数全体では919団体でございます。利用状況につきましては、六つの公民館の利用者総数で申し上げますと、平成15年度で は26万9,033人、平成16年度では27万5,392人となっておりまして、わずかでございますけれども、増加をしている状況でございます。本年3月 2日から公共施設予約システムが稼働となりまして、自宅のパソコンや携帯電話からも公共施設の利用状況を確認したり、申し込みをすることが可能になりまし たので、さらに多くの市民の方に利用されるものと思っております。今後も公民館を利用された方々、あるいは公民館運営審議会の意見等も聞きながら、さらに 公民館が利用しやすくなりますよう検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
  続きまして、市民体育館の利用状況についてでございますけれども、利用団体数は、本年6月1日現在では381団体の登録があります。16年度との比較 では29%ほど増えてございます。施設の利用率でございますけれども、テニスコートを含めた市民体育館全体の利用率では、平成16年度では85.7%でご ざいます。そのうち体育館のメーン施設でありますアリーナの利用率は、94%となっております。このように団体登録数及び利用者数も年々増加の傾向にあり ますので、一人でも多くの皆さんにスポーツに親しんでいただけるよう、また公平、公正に利用いただけるようこれからも取り組んでまいりますので、よろしく ご理解のほどお願い申し上げます。

○議長(松崎真一議員) 市民部長。

〔市民部長 小山富榮登壇〕
○市民部長(小山富榮) 答弁の順番が一部入れかわりましたが、お許しいただきたいと思います。
  深山議員さんの大きな2番目、道路整備についての中の交通規制の緩和について。初めに、一方通行などの交通規制の設置基準につきまして申し上げます。 道路交通法第4条第1項では、都道府県の公安委員会は、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、または交通公害、その他の道路の交通に 起因する障害を防止するため必要だと認めるときは、政令で定めるところにより信号機または道路標識等を設置し、及び管理して交通整理をしたり、歩行者や車 両等の通行の禁止などの交通規制をすることができるとされております。例えば一方通行の交通規制実施までの流れの仕組みでございますが、その沿道にかかわ る住民の方々の同意はもとより、隣接しております事務区等そこに生活しております地元の方々の賛同が広く必要となってまいります。そうした住民の総意とし てのご要望を前提といたしまして、市といたしましては、窓口である上尾警察署に対し要望活動を展開しているところでございます。
  また、一方その後の交通道路整備や住宅開発等の状況によりまして交通事情も変化をし、当初の交通規制があまり意味をなしていないという実態を指摘する 声もございます。この点につきましては、上尾警察署あて問い合わせ確認をいたしましたところ、交通規制の実施あるいは解除につきましては、多くの車両や周 辺道路へ大きな影響が発生します。中でも一方通行から交互通行に移行した場合、通行車両が増加するなどこれまでとは異なる影響等の発生が予想されますこと から、慎重に進める必要があるとの回答でございました。
  市といたしましては、上尾警察署をはじめとする関係機関との連携のもと、議員さんや地元事務区長さん等のご協力を得ながら、市内における道路環境のさらなる整備と安全対策を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
  以上でございます。

○議長(松崎真一議員) 6番、深山孝議員。

〔6番 深山 孝議員登壇〕
○6番(深山 孝議員) 6番、深山孝でございます。指摘、要望及び再質問をさせていただきます。
  情報化への取り組みと進ちょく状況、今後の構想について、本年2月の「広報あげお」で、特集として「地域イントラネット完成間近」と題し、情報環境整 備状況が紹介されておりましたが、行政情報提供システム、公共施設予約システム、映像配信システムについての説明はありましたけれども、市政参画システム の導入、市民コミュニティシステムの導入、教育情報通信基盤の構築など、先ほどお答えいただいた項目の広報が、市民には伝わっていないように感じておりま す。どのようなシステムなのか、ご答弁ください。
  また、電子市役所の実現とありますけれども、市民が情報化によってどんなメリットを受けられるのか、お答えください。
  ホームページ運用について。上尾市のホームページ運用の実情が分かりました。インターネットが社会に浸透し、今年の2月には常時接続できる環境を持っ ている人は3,000万人を超えました。それは個人レベルで詳細な情報を簡単にいつでも入手することができるようになったことを意味しております。行政の ホームページに求められる最低限の条件は、新鮮で正確な情報が適切な時期に公開されることだと私は考えております。しかしながら、上尾市のホームページを 見ると、全体的に整備途上で、だれのために何の目的でホームページが作成されているのかとの疑問を抱かざるを得ません。当局では問題点も把握されているよ うですが、何点か指摘いたします。
  内容に不備があるものとして、上尾市の紹介ページにある主な施策が16年度のものになっております。市の予算が16年度予算概要とありますけれども、内容が17年度です。新年度になって2カ月が経過しております。早急に対策をお願いいたします。
  内容の検討を要するものとして、トップページの手続ナビは、よくある手続について調べることができますとありますけれども、概要と問い合わせ先程度で の情報で、詳しいことが全く分かりません。市の業務内容の中核を占める部分でありますので、早急な対応をお願いいたします。
  ズームサイトについては、利用条件によってソフトのインストールに時間がかかったり、推奨プラウザ以外では機能そのものを利用できないケースも、私は 確認をしております。準備中や作成中のページが多過ぎたり、リンク切れとエラーページも見られることから、閲覧者は不快感を覚えます。一般会計主要事業概 要、バランスシートなどは、ホームページで一般的に使用されていない保存形式になっておりますので、データを閲覧しにくい構成となっております。避難場所 マップは、画像サイズが大き過ぎて一画面に入らないので、工夫してください。「広報あげお」4月号でも第1面に地域イントラネット始動を強調し、利用条件 にかかわらず、簡単、迅速に必要な情報にアクセスして利用できるように配慮したより分かりやすいデザインになりましたとありますけれども、現時点では問題 が多過ぎます。現在では多くの人がホームページによって情報を入手し、判断材料としております。行政の公式ホームページに誤りや不ぐあいがあったのでは、 市のイメージは、一事が万事で市のレベルまで推しはかられてしまいます。どうか指摘事項を参考に早急に作業に着手されますよう要望いたします。
  また、今回各部署にデータ更新を任せている形になっておりますけれども、責任の所在が不明瞭になっている部分もあるのではないでしょうか。専門班などの編成や組織のナレッジマネージメント化に取り組みますよう強く要望いたします。
  さらに、3点目のセキュリティ対策についてでありますが、要望させていただきます。去る6月5日の社会ニュースで、北海道江別市の中学校で、生徒が学 校のパソコンから教職員のネットワークに侵入し、成績などの個人情報を入手していたとの報道がありました。パスワードが校長名だったことが問題視され、情 報の管理の甘さが露呈していることから、本市におきましてもハンドブック配布に終わることなく、職員への啓発を徹底されますよう要望いたします。
  4点目の将来的な予算措置について要望いたします。時代の流れは急速に変わりつつあり、生活環境もIT化の流れとともにどんどん便利になってきている ことを、ここにいる皆さんは実感されていることと思います。私は上尾市の情報基盤整備状況は、民間のそれと比べ非常に立ち遅れているような印象を持ってお ります。IT技術をフルに活用することにより改善できる事務作業や経費節減は、無数に存在しております。一例を挙げさせていただきますけれども、民間では かつて会社案内やパンフレット、カタログなど多くの印刷物がありましたけれども、今ではほとんど電子化され、印刷費、広告宣伝費が大幅に削減されておりま す。上尾市でも年間に作成されている冊子調査資料やパンフレット類は、膨大です。多くの時間を費やし多額の費用を必要といたしておりますので、工夫してく ださい。今回のイントラネット整備事業も、最先端の技術を導入したわけではありません。せめて周辺市町村におくれをとらないよう情報化整備を強く要望いた します。
  2番目の道路整備について。年末、年度末の工事状況は、利用者から、通行上不便や危険といった話をよく耳にします。先ほどご答弁で工事分散化への取り組みもされているようですので、今後とも継続して実施されますよう要望いたします。
  一方通行などの交通規制は、主要幹線道路へと車両を導き、さらなる渋滞を招いているケースも見受けられます。環境省では、地球温暖化を防止するため、 夏のオフィスの冷房設定温度28度程度にすることを広く呼びかけております。その一環として、28度の冷房でも涼しく効率的に働くことができるような夏の 軽装をクールビズと名づけ、推進しております。上尾市でも6月議会からノーネクタイ、ノー上着を実践しているところでございますけれども、慢性的な渋滞が 発生することにより車の速度が4分の1になると、環境への負荷が2倍になるとの調査結果も出ております。埼玉県の1キロ当たりの渋滞損失額は、1年で1億 7,100万円、全国4位だそうです。暑さを我慢するだけでは環境対策にはなりません。本市においても、渋滞原因を根本から見直す努力をお願いいたしま す。
  3番目、公共施設の活用について。生涯学習や健康意識の高まりにより、公共施設を利用する団体や個人の方が年々増加傾向にあるようです。あと数年で団 塊の世代が定年を迎え、急激な利用者増が予想されておりますので、利用率の向上に努められますよう要望いたします。市民体育館では今でも飽和状態に近づき つつありますので、今後市の東側地区への市民体育館の建設を検討いただきたく要望いたします。
  また、イコス上尾については、設置目的等の違いと設備充実度により高い価格設定となっているとの答弁をいただきましたが、一般市民にとって設備の設置経緯はあまり意味を持ちません。実態を注視し、改善できる点は改善されますようお願い申し上げます。
  指摘、要望、再質問はこれにて終了いたします。再々質問につきましては留保いたします。

○議長(松崎真一議員) 総務部長。

〔総務部長 嶋田一孝登壇〕
○総務部長(嶋田一孝) 深山議員さんから再質問2点ほどいただきましたので、順次お答えをさせていただきます。
  1点目の市民参画の趣旨についてのお話でございますが、これにつきましては、パブリックコメントと申しまして、施策の立案など行う際にこの案を公表 し、市民の皆さんに意見や情報を提供していただき、提出された意見等参考に最終的な意思決定を行うもので、その情報提供や意見聴取をホームページを通じて 可能としたものでございます。
  それから、市民コミュニティシステムについてでございますが、これにつきましてはホームページ上の電子会議室でございますが、そういったものでございます。市民同士、市民と行政との情報交流を行い、市政参加を促進するものでございます。
  それから、三つ目の教育情報通信基盤という話でございますが、市内の小・中学校を光ファイバーによるネットワークで接続し、高速の学校間ネットワークとインターネット接続環境を提供し、児童生徒にとって質の高い快適な学習環境を提供するものでございます。
  それから、二つ目の大きなお話でございますが、市民が情報化によってどんなメリットを受けられるかとのご質問に対してお答えをさせていただきます。 ネットワークの高速、大容量化、常時接続の普及、それから低価格によるインターネットは、急速に普及いたしました。このような背景から、各種の申請手続、 公共施設の予約、あるいはホームページからの充実した市政情報の取得、さまざまな行政サービスをインターネット経由でも実現してほしいといった要望が、平 成14年の基本計画策定時の市民アンケートにもございました。このようなサービスを安心してご利用いただけるよう、体制、人材、設備を充実させることが、 今後行われる電子市役所の実現だと考えており、これらの施策を実現することで、市民に質、量とも充実した情報を提供するとともに、近い将来自宅から各種の サービスが受けられるよう事業を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  以上、答弁とさせていただきます。

○議長(松崎真一議員) 6番、深山孝議員。

〔6番 深山 孝議員登壇〕
○6番(深山 孝議員) 6番、深山孝でございます。要望させていただきます。
  上尾市の現在の情報化は、主に業務系に力が注がれ、情報系は片手間にて対応しているような状態です。住民サービスの向上を目指す上で、情報化は必要不 可欠です。今集中的に設備や人材を投入し、早期に体制と環境整備に力を注いでいただくよう強く要望いたします。今後ITは難しいから取り組まないというこ とでは済まされない状況です。私も本件の推移を確認しながら次のステップに取り組んでまいりますので、情報化問題につきましては執行部の皆さんご理解いた だきたくお願いいたしまして、私の一般質問とさせていただきます。
  ありがとうございました。

上尾市議会議員 深山たかし

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