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上尾市議会議員 深山たかしは上尾に活力地域力をモットーに議員活動をしています。

TEL. 048-776-0575

〒362-0001 埼玉県上尾市上1774-7

一般質問会議録集

平成29年  9月 定例会 − 09月08日−一般質問−03号

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◆10番(深山孝議員) こんにちは。10番、深山孝でございます。通告順に従いまして、市政に対する一般質問を始めさせていただきます。
  資料配布お願いいたします。

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◆10番(深山孝議員) 8月20日の日、市の防災訓練に参加をし、地震体験車で熊本地震を体験いたしました。机が固定されて揺れが来ることが分かっていても、そのときになると身を伏せて机にしがみつくのが精いっぱいでした。このとき、6年前の3.11の東日本大震災当時を思い出しました。少しお話をいたします。
  当日は、議会の最中で地震直前に休憩が入り、控室に戻ったとたんに地震が発生いたしました。外を見ると電線が激しく揺れ、普通ではないことが分かりました。帰宅するにも信号機が消えており、幹線道路を横断する怖さを思い知らされました。翌日にはガソリンスタンド周辺は給油を待つ車列ができ、混乱の状況があらわれていました。幸い自宅は大きな被害はありませんでしたが、数日後、風呂釜が壊れ、地震の混乱の中、修理もできず、半月ほど入浴ができない状況になりました。事情を知ったご近所の方から「お風呂に入りに来なさい」と言われ、人の温情、ぬくもりに感謝をしたのをきのうのように思い出しました。
  1年後、被災地の南三陸町を訪れ、仮設住宅を何カ所か訪問したとき、被災された皆さんからお話を聞くことができました。「何が一番大変ですか」との問いかけに対し、「今でも困っていることはたくさんありますが、被災当初、誰も知り合いのいない仮設住宅に入ったときが一番不安だった」と話されている人が多かった記憶が残っています。当時は、被災者の住む場所を確保することが優先して、地域のコミュニティーに配慮するだけの余裕がなかったのも事実です。人は集団をつくって生活します。人と人とのつながりの中で生きています。ふだんからお互いに助け合う心を忘れたくないものです。質問に移りますが、人間味のある思いやりの気持ちでお答えをお願いします。
  大きな項目の1番目、高齢者施策についてお尋ねいたします。地域でも敬老会、ふれあいサロン、いきいきクラブなどの高齢者向けの事業を実施しています。市当局でも施策を充実するためにさまざまなご苦労は承知しております。過日提示された高齢者実態把握アンケート調査を実施した趣旨、目的は何でしょうか。また、この結果を受け、どんな施策が重要と考えているのか、お答えをいただきたいと思います。こちらがアンケートのまとまったものでございます。
  大きな項目の2つ目は、環境問題についてです。配布資料を見ながらお聞きください。市内の景観維持について、ことしは雨が多いせいか雑草の伸びる勢いが半端ではないような気がします。空き地やふれあいの森、道路、いわゆる国道、県道、市道や水路など至るところに雑草などが繁茂している状態であり、景観的に見苦しいばかりか、環境的にも悪影響を与えているのではないかと考えています。ただ、空き地については、所有者のモラルの問題もあり、隣近所にお住まいの方にとっては非常にお気の毒と言わざるを得ません。民有地といえ雑草が枯れた状態で放置されていますと、何らかの原因で火災が発生する危険性もありますので、注意が必要です。
  一方、行政が管理している道路や水路等でも雑草が生い茂っており、特に国道17号線等では歩行を妨げている箇所が多く見受けられます。先日、私がケーズデンキの前の歩道を歩いていたとき、歩道を覆い尽くすほど草が伸びていました。何度か国道事務所にお願いをしましたが、ようやく先週になって対応していただきました。本来であれば草刈りは年に3回行うのが理想とされていますが、現状においては予算の関係から国、県並びに上尾市も年に2回しか行っておりません。
  こちら配布した資料でございますけれども、ケーズデンキの前、中段なのですけれども、かなり草が伸びている状態でありました。すぐ草刈りをしてもらったところなのですけれども、1週間ほどたってしまいますと、また草が伸びる状態で追いかけっこの状況にあります。そこで、この雑草対策について幾つか質問をさせていただきます。
  空き地の雑草は、どのようにされていますか。
  2番目、ふれあいの森では、どのような除草を行っているのかお答えください。また、雑草対策を行っていることがあれば、お答えください。
  3つ目、市で管理している道路で、植え込みのある路線はどのくらいあるのでしょうか。
  4つ目、上尾市の道路関係予算の中で除草に費やされる経費はどのくらいかかっているのでしょうか。
  5つ目、ことしは雨が降る日が多く、雑草の伸びるぐあいも例年と比較にならないほどだと思います。除草のタイミングはいかがでしょうか。特に県道や国道の除草がなされていなかったと思います。要望すれば除草するでは、管理されていないのと同様ではないかと思います。
  管理できないのであれば、植え込みの撤去も必要と考えますが、ご見解をお聞かせください。
  7つ目、資料に掲載した芝川のような都市下水路は定期的な除草がなされておりますが、反面、それ以外の小さな水路は、夏場において繁茂の状態です。除草対策の現状はどのような状況なのでしょうか、以上7点についてお答えください。
  大きな項目の3つ目は、道路管理についてです。市の道路状況について、市が発行している平成28年度版統計あげおを見てみますと、現在市道は4,849路線、延長が約755キロメートルであり、そのうち約653キロメートルの86.5%が舗装されているとのことです。また、市道の舗装の状況について、平成23年度から平成27年度までの5カ年間の状況を見ますと、舗装延長が約11キロメートル、舗装率は0.6%増えていることが分かります。市の道路関係予算は、毎年維持管理予算を計上し、舗装の修繕を行っているかと思いますが、現在、市が管理する道路は舗装された道路が約653キロメートルであり、毎年少しずつ管理する道路延長が増えていく中、道路管理の予算が足りているのか不安を感じています。私も市内の道路を走っておりますと、路面が劣化し、凹凸や裂け目が発生している場所をよく見かけます。地域住民の方からも舗装の穴あきなどの連絡や修繕の要望が多く寄せられていると思います。そこで、道路維持管理について2点ほど質問をいたします。
  1点目、現在市では、道路のわだちなどの路面の劣化についてどのような対応を行っているのかお聞かせください。
  2点目、道路の維持管理について、部分的な補修ではなく、路面全体の再舗装を望む声をよく聞きますが、全面的な整備となると多くの費用が必要だと思います。この舗装修繕などに係る維持管理予算の過去10年の推移と今後についてお聞かせください。
  大きな項目の4つ目は、財政課題についてであります。平成28年度主要施策の成果及び予算執行の実績報告書を見ますと、歳入決算は634.3億円で、固定資産税の増加に伴う市税の増や社会保障関連経費の増に伴う国・県支出金の増などにより、対前年比4.5億円増、0.7%の増となっています。また、歳出決算額は607億6,000万円で、社会保障関連経費の増などにより対前年比9.7億円増、1.6%の増となっています。この扶助費は近年、毎年増加傾向ですが、平成28年度決算でも同様の状況となっています。なお、この歳入決算から歳出決算を差し引き、翌年度への繰越事業に必要となる財源を除いた実質収支は20.6億円となっていて、過年度の数字と比較してもほぼ同程度になっています。そして、各種財政指標については、経常収支比率は95.8%、実質公債比率は4.0%、将来負担比率は25.2%となっており、これが平成28年度決算の概要かと思いますが、幾つか気になる点がありますので、質問いたします。
  1点目、経常収支比率についてです。財政構造の弾力性を示す経常収支比率が、前年度を1.2ポイント上回り95.8%となりました。前年度も県内市で3番目に高い数値になっておりましたが、平成28年度決算のこの95.8%という数字についてどのように考えているのか、お答えをいただきたいと思います。
  2点目、実質公債比率や将来負担比率などその他の財政指標についても、前年度と比較してどうなっているのかお答えをいただきたいと思います。
  以上で1回目の質問を終了いたします。再質問については留保いたします。

P.74 
◎健康福祉部長(本橋宜臣) 深山議員さんより大きな質問項目の1番目、高齢者施策についての中で高齢者実態把握アンケートについてご質問いただきましたので、お答えいたします。
  まず、高齢者実態把握アンケートの趣旨、目的でございますが、このアンケートは3年ごとに見直しを行っております高齢者福祉計画・介護保険事業計画の基礎資料として活用するため、平成29年1月5日から1月20日までを調査期間として、一般高齢者、在宅要介護者など7,000人を対象に実施したものでございます。現在、平成30年から32年を実施期間とする第7期上尾市高齢者福祉計画、介護保険事業計画の策定作業を行っているところでございますが、本計画は老人福祉法及び介護保険法に基づき高齢者福祉施策や介護保険事業を推進するための基本的な方針や各施策の実現に向けた取り組みなどを定めるものでございます。特に介護保険につきましては、介護保険施設の整備方針や介護サービス料等の見込み、またそれらを踏まえた3年間の保険料水準についても、この計画において定めることとなっております。
  今回実施しましたアンケートの結果につきましては、国が掲げる課題とおおむね合致するものとなっており、高齢化に対応した取り組みとして通院や外出時の移動手段の確保が最も必要だと感じられていること、高齢者の多くが自宅に住み続けたいと考えていること、また地域活動への参加、運営に意欲的な方も多くいらっしゃる一方、実際に地域等の活動に参加できている方は少ないことなどの課題を把握したところでございます。市といたしましては、アンケートにより把握した課題や国の施策を踏まえ、第6期計画に位置付けました地域包括ケアシステムの考え方を継承し、地域包括ケアシステムをさらに深めるという意味の深化、推進を目指し、在宅での介護を支援する施策や地域社会とのつながりを維持しながら、住み慣れた地域で暮らし続けることができる仕組みづくりを進めてまいりたいと考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。

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◎環境経済部長(磯越雄高) 大きな質問項目の2番目、環境問題についての中で、空き地の雑草についてご質問いただきました。空き地の雑草や雑木に関する苦情の件数につきましては、平成28年度が全体の苦情件数206件のうち127件、今年度は8月末現在137件中94件ございます。空き地に雑草が繁茂したり、枯れ草がそのまま放置されますと、病害虫の発生や犯罪、火災を誘発するおそれがあります。空き地について相談があった場合は、現地調査後に土地の所有者、管理者に対し、除草、枝払いなどの適正管理のお願いを直接訪問や電話、または文書にて依頼しております。
  以上、答弁とさせていただきます。

P.75 
◎都市整備部長(猿田善勝) 大きな質問項目の2点目、環境問題についてお答えいたします。
  1点目、ふれあいの森の除草についてでございますが、ふれあいの森に接する道路際や散策などにご利用いただいております園の周辺を年に2回、重点的に除草しております。ふれあいの森は、特に良好な樹林を指定した当初の状況を保全するように心がけておりますので、除草剤や防草シートなどの除草対策は行わないようにしております。
  2点目、市が管理している道路で植え込みのある路線数についてでございますが、都市計画道路や区画整理が完了した地区などに71路線ございます。
  3点目、道路関係予算の中で除草に費やされる経費についてでございますが、街路の管理については除草と併せて樹木せん定を含んで委託しておりますので、その決算額により報告させていただきますと、10年前の平成18年度は約2,760万円、5年前の23年度は約3,180万円、昨年度は約5,740万円でございます。樹木のある路線の増加と樹木の成長に伴い、その管理費は年々増加している状況でございます。
  4点目、除草の時期についてでございますが、年2回実施しており、6月から8月と9月から11月の期間に雑草の伸びぐあいを確認しながら除草しております。今年度は天候により雑草の伸びが早かったため、例年より早目に除草を行った路線もございました。
  5点目、国道、県道の雑草対策と植え込みの撤去についてでございますが、国道の除草について大宮国道事務所にお聞きしましたところ、道路パトロールなどにより雑草の状況を確認し、交通の支障となる箇所において6月から12月までの期間に適切な時期を設定し、実施しており、今年度の市内の除草については8月末に完了しているとのことでございます。また、植え込みの撤去については、市を通して地元のご意見を伺いながら検討してまいりたいとのことでございます。また、県道の除草について、北本県土整備事務所にお聞きしましたところ、路線ごとの植え込みの雑草の状況に応じて時期を決定し、年に1回から2回行っており、植え込みの撤去については樹木が枯れるなどして利用されていない箇所については地元のご意見を伺い、検討したいとのことでございます。
  6点目、水路の雑草対策についてでございますが、今年度は約24キロメートルの除草を実施しております。また、平成26年度より簡易に整備できる防草シートを試験的に採用し、効果を検証しているところでございます。
  続きまして、大きな項目の3番目、道路の管理についてお答えします。
  1点目、路面の劣化についてでございますが、月に2回実施している道路パトロールや市民の皆様からのご連絡により現地を確認しております。舗装の陥没などによる危険な箇所については、職員による補修や契約業者による緊急修繕を行っております。また、規模の大きい面的な修繕につきましては、舗装の状態が悪い路線などから順次予算を計上し、工事を実施しているところでございます。
  2点目、維持管理予算の推移と今後の維持管理についてでございますが、道路維持費の決算額につきましては10年前の平成18年度は約1億5,200万円、5年前の平成23年度は約2億8,100万円、昨年度は約2億5,000万円で、この5年間の推移はおおむね横ばい状態でございます。今後につきましては、市民の皆様から狭あい道路の拡幅や側溝整備の要望が多く寄せられており、道路事業の中では道路改良事業を拡大する必要があることから、道路関連予算の中で全体的なバランスをとりながら、道路が常に良好な状態を保てるよう維持管理に努めてまいります。

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◎行政経営部長(駒ア久志) 大きな質問項目の4点目、財政課題について2点ご質問いただきましたので、順次お答えいたします。
  初めに、経常収支比率についてお答えいたします。経常収支比率は、財政構造の弾力性を測定するものであり、人件費、扶助費、公債費などの経常的経費に市税などの計上一般財源がどの程度使われているかを示す指標でございます。本市の経常収支比率は、従前から県内他市と比較して算出に当たっての分子である経常的経費は平均程度であるものの、分母である経常一般財源が低くなっているため、県内においても高い傾向がございます。ご質問にもございましたとおり、平成28年度については対前年度比で1.2ポイント上昇し、95.8%となっておりますが、これは人件費の減などにより分子である経常的経費が1.2億円の減となったものの、分母の経常一般財源が地方消費税交付金の減などにより6億円の減となり、経常的経費の減以上に経常一般財源が減となったことが要因でございます。
  経常収支比率につきましては、平成28年度決算においては近隣他市も本市同様上昇しておりますが、本市としては引き続き財政構造の硬直化を避けるため、定員・給与や市債の借り入れの適正化などにより経常的経費を抑制し、市民負担が過大にならないよう努めてまいります。
  次に、その他の財政指標についてお答えいたします。まず、実質公債費比率は、一般会計などが負担する元利償還金と準元利償還金の標準財政規模に対する比率の3カ年平均値でございますが、平成28年度決算においては前年度と同じ4.0%となりました。また、将来負担比率は一般会計などが将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率でございますが、平成28年度決算においては市債残高や土地開発公社保有土地の買い戻しに係る負担見込み額などの将来負担額が6.5億円減少したことの影響により、25.2%と対前年度比4.2ポイントの減となりました。いずれの指標につきましても、財政健全化の必要性を判断するための基準である早期健全化基準を大きく下回っており、引き続きこうした指標を注視しながら、市民負担が過大とならないよう努めてまいります。

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◆10番(深山孝議員) 一通りのご答弁ありがとうございました。再質問、要望をいたします。
  高齢者施策について、資料をご覧ください。先日、しらこばと団地自治会が主催するいきいき相談会、ボランティアの活動を見学いたしました。いきいき相談室の内容をお聞きしたところ、医師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、歯科衛生士、保健師、介護支援専門員、心理カウンセラーなど専門職が多職種で連携して、介護家族や音楽、芸術の専門家のスタッフとともに住居地まで出向き、楽しい居場所づくりと介護予防、健康維持増進のための出張健康相談室だということです。高性能体組成計を用いて筋肉量、脂肪量などの数値バランスを測定、そのデータをもとに現状の解説をする。毎回、専門職による健康講座を開き、音楽に合わせてみんなで簡単なスクワットを取り入れた運動をしている。単なる情報提供や指導ではなく、健康について気になっているところ、愚痴や悩み相談などをじっくりと傾聴し、医療に関すること、生活面、食事、運動などの改善点を個々人に応じて対応している。コミュニケーションの場、癒やしの場として食、音楽、芸術などのイベントも入れながら、集いの場であるということでした。
  この相談室は、しらこばと団地自治会で8月20日、午前中に開催されました。多くの住民の皆様が会場を訪れ、和気あいあいと事業が実施されていた印象を持ちました。このような団体がもっと活躍できるようになればいいと考えていますけれども、市として具体的な施策はあるのか、お答えをいただきたいと思います。

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◎健康福祉部長(本橋宜臣) 平成27年度から地域力を生かした生活支援などの取り組みを支援するため、認知症カフェや地域サロンなどを新たに立ち上げる団体に対し、地域包括ケアシステム推進事業運営補助金を交付しております。また、今年度から開始しました介護予防日常生活支援総合事業においては、自治会、町内会等の住民主体の団体が要支援者などを対象として地域においてサロンや生活支援などのサービスを提供する場合に、補助金を交付しているところでございます。こうした支援を推進していくことにより、地域での通いの場が充実し、高齢者が地域とのつながりを維持しながら、在宅での生活を続けることに結びついていくものと考えております。

P.77 
◆10番(深山孝議員) ご答弁ありがとうございました。
  ボランティア活動を継続させるためには、多面的な支援が必要だと思います。今後、活動が充実できるようなご支援を要望いたします。また、東京都稲城市では、平成19年9月から高齢の方がボランティアとして介護支援を行った場合、ポイントを付与し、これに対して交付金を交付する制度を試行的に始めました。高齢者自らが行うボランティア活動に対し、ポイントを付与するなどの取り組みをして、全国から視察が絶えないということです。ご検討くださいますよう要望いたします。
  環境問題について要望いたします。除草関係経費は、昨年度は約5,740万円で、樹木の成長に伴い、その管理費は年々増加している状況とのことです。毎年、除草は苦慮されているようです。提案として、グラウンドカバーに適した植物を試験的に植栽してみてはいかがでしょうか。管理も容易ですし、景観上もすてきな町並みになると思います。場合によっては、観光スポットにもなり得ます。少し調べただけで、グラウンドカバーに適した植物は30種以上あることが分かりました。例とすると、料理でよく使われるシソ科のタイムなどは育てやすく、地面をはうタイプもあるようです。除草費の軽減の意味からも研究をお願いいたします。
  こちらのパネルをちょっと映していただきたいのですけれども、これは上尾ではないのですが、広域農道の騎西の路面の両端にイワダレソウを植栽いたしまして、背の高い雑草が繁茂しないように、そういう工夫をしています。非常に管理が楽で、普通であればかなり背丈の高い雑草が繁茂するところですけれども、景観上よろしいということで、だんだん広がりを見せている状況にあります。
  道路管理に関して要望いたします。小さな段差でも放置すると車両通行の際、段差が拡大し、騒音や振動が大きくなります。修繕箇所も無数に存在しますので、道路管理は難しい面もあると存じますが、道路改修関連予算の確保を強く要望いたします。
  財政課題についてであります。答弁ありがとうございました。再質問をいたします。
  まず、実質公債比率や将来負担比率については、早期健全化基準を大きく下回っているとともに、将来負担比率については前年度も下回るとのことでした。こちらについては引き続き2つの指標を注視しながら、市民負担が課題とならないよう努めていただきたいと思います。また、経常収支比率についてですが、答弁にあったように経常収支比率は人件費、扶助費、公債費のように経常的に支出する経常的経費充当一般財源の税収など経常的に収入する経常一般財源に対する割合であります。経常収支比率が高いということは、経常的な支出以外の臨時的あるいは裁量的な経費に充当できるお金が少ないということになりますが、前年度である平成27年度決算における経常収支比率の全国平均は90.0%となっています。また、調べたところ、経常収支比率が90%以上の団体は全国1,718団体中515団体にもなっています。今の時代、経常収支比率が90%以上の団体がこれだけあるということ、経常収支比率が90%を超えても直ちに財政状況が逼迫しているということを意味することにはなりません。
  また、平成28年度に経常収支比率が上昇していることについても、答弁にあったように経常的経費が減となったにもかかわらず、それ以上に経常一般財源が減となった。そして、近隣他市も同様の状況にあるということであり、比率が上昇したのもやむを得ないのではないかと感じました。昔と比べ財政構造が硬直化していく状況は、全国で同様だと思いますが、少子高齢化や環境問題、教育振興、地域のまちづくりなど行政需要が複雑多岐にわたり、住民の要望にきめ細かく対応するための単独施策が増えるため、いかにして臨時的経費、裁量的経費に充当するお金を捻出するか、いかにして財政運営を行っていくかを考える時代になっていると思います。財政構造が硬直化する中、いかにして必要な政策を実施していくかについて知恵を絞ることが求められていると思います。
  さて、このように平成28年度決算を分析していくと、ほかにも扶助費の増などいろいろな諸課題があることが分かると思います。そこで改めて平成28年度決算から浮き上がる財政運営上の課題と今後の対応について、お伺いいたします。

P.78 
◎行政経営部長(駒ア久志) ご質問にもございましたとおり、扶助費は平成19年度以降増加傾向にあり、平成28年度決算においても子ども・子育て関係経費や生活保護費などの増により増加しております。また、普通建設事業費の中には、インフラ整備のほかに文化センターや原市保育所複合施設などの公共建築物の更新工事が含まれておりますが、こうした公共施設の更新は今後も続いていくことが想定されますことから、平成28年度決算においては公共施設整備基金に前年度から3.2億円積み上げを行ったところでございます。今後、全国平均を上回って進む高齢化や公共施設の更新など、本市が抱える諸課題は多々ございますが、財政基盤を確立し、これら諸課題に的確に対応しつつ、今後も継続的かつ安定的な行政サービスを提供していくとともに、中長期的な視点を持った財政運営を行ってまいります。

P.79 
◆10番(深山孝議員) 答弁ありがとうございました。
  要望いたします。公共施設整備基金に3.2億円の積み上げを行ったことでございますが、厳しい財政状況の中、基金に積み増しを行ったということは高く評価できることだと思います。基金残高については、どの程度の水準が望ましいかという議論もありますが、今後の公共施設の更新のことを考えると、引き続き公共施設整備基金に積み増しを行っていく必要があるのではないかと思います。今後も基金に積み増しを行うなど財政基盤を確立し、安定的な財政運営を行っていただきたいと思います。
  また、決算については、数字だけを見ても分からないこともあり、分析することで初めて見えてくることもあると思います。私もよく分析をしたいと思いますし、市当局でもよく決算の分析をし、今後の財政運営に役立てていただきたいと思います。
  以上で私の一般質問を終了いたします。ありがとうございました。

上尾市議会議員 深山たかし

〒362-0001
埼玉県上尾市上1774-7

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FAX 048-776-0598