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上尾市議会議員 深山たかしは上尾に活力地域力をモットーに議員活動をしています。

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一般質問会議録集

平成30年 12月 定例会 − 12月12日−一般質問−03号
P.34
◆28番(深山孝議員) おはようございます。28番、深山孝でございます。通告順に従いまして、市政に対する一般質問をさせていただきます。
  大きな項目の1点目、公共施設マネジメントについて行います。平成20年を過ぎたころから、少子高齢化と、それに伴う生産年齢人口の減少に関する問題に起因する、インフラをはじめとする公共施設の適正な維持管理に関する問題などが大きくクローズアップされるようになり、私といたしましても、公共施設の維持、保全等に関するマネジメントの必要性については、平成23年3月の定例会での一般質問で取り上げて以来、その動向については大変注目してまいりました。本年6月に閣議決定された、経済財政運営と改革の基本方針2018、通称骨太の方針においても「少子高齢化の克服による持続的な成長経路の実現」が挙げられており、主要分野ごとの計画の基本方針と重要課題の中で、公的ストックの適正化という課題に対し、コンパクトプラスネットワークの考え方等に基づき公共施設の統廃合を推進するとされ、公共施設マネジメントの方針に当たる公共施設等総合管理計画の充実が示されております。
  政府が少子高齢化の克服をスローガンに掲げる背景には、2040年問題があるというのをご存じでしょうか。総務省の有識者研究会がまとめた報告によると、2040年には団塊の世代のみならず、団塊ジュニア世代も高齢者となり、現在の出生数の低下の影響をもろに受け、生産年齢人口が一気に低下すると言われております。また、そのころには公共施設の更新費用は、現在の更新費用と新規整備費用を合わせた額より大きくなると試算され、公共施設の維持も危ぶまれています。このため、今後の地方自治においては、自治体が個別にフルセットの機能を持つのではなく、幾つかの市町村が圏域をつくり、施設などの役割分担を進めることを促しています。このような社会状況の中で、今後市民サービスを維持していくためには、公共施設マネジメントに沿ってさまざまな事業を行っていく必要があり、上尾市議会においても近年、数多くの事案に対し、公共施設マネジメントとの整合性が取り上げられていることなど、その関心の高さがうかがえます。
  初めに、公共施設マネジメントの進ちょく状況。上尾市においては、平成26年度に公共施設等総合管理計画が策定され、その後、個別施設管理基本計画や実施計画が策定されるなど、公共施設マネジメントに関する本格的な取り組みが始まり、既に5年以上が経過しています。ことし新たに公表された国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、上尾市の人口が早晩減少局面に入るのは間違いないと確信しているところであり、今後なお一層の公共施設マネジメントの拡充が必要であると感じています。
  そこで、質問の1点目として、現在の上尾市における公共施設マネジメントの進ちょく状況についてお伺いいたします。
  2点目、新図書館複合施設見直しにおける検討体制と進ちょく状況についてです。公共施設マネジメントに沿った公共事業の推進と言えば、本年度の6月定例会において、上平地区にとっては誠に残念なことですが、市長の新図書館複合施設建設事業の見直しという政治判断によって、工事の中止及び工事請負契約の解除が行われ、新しく公共施設マネジメントを踏まえた複合施設を検討することになったわけです。それでは、図書館部分が本館移転から分館機能を持った複合施設に変更されたのであれば、一体どの部署がその検討を進めるのでしょうか。引き続き図書館、もしくは教育委員会なのでしょうか。さらには、現在どのような進ちょく状況にあり、今後いつぐらいまでにまとまるのでしょうか、お答えください。
  3点目、公共施設マネジメントを踏まえた複合施設の整備の検討とは何か。市長より表明のあった新図書館複合施設の予定地であった上平の土地において、公共施設マネジメントを踏まえた複合施設を検討することについてですが、私自身は、確かに工事着工の段階で、その後のランニングコストが明確になっていなかったという指摘は否めないものであり、工事中止となった新図書館複合施設も公共施設マネジメントに適合し、進められていたと考えております。それを見直すというのであれば、市長の言う公共施設マネジメントを踏まえた複合施設を検討するとは、具体的にどういうことをいっているのでしょうか、お答えください。
  4点目、上平の土地の当面の利用について。新図書館複合施設の建設予定地だった上平の土地についてですが、現状は仮囲いや現場事務所が取り払われ、広大な敷地が広がっています。通常新しい公共施設の建設においては、基本構想策定後、基本設計、実施設計に2年程度の期間を要し、工事着工に至るには最低三、四年の月日がかかると私は認識しております。現在検討が始まった新しい複合施設もこのようなプロセスを踏むとすると、その間この上平の広大な土地はどうなるのでしょうか。毎年の除草が繰り返されるだけの無意味な土地となることは、この場所で農作物を育てていたにもかかわらず、図書館建設に協力するために売却に同意した地権者からすれば、心情的には耐えられるものではありません。この複合施設工事に着工する間の土地の利用をどう考えているのか、お答えをください。
  いずれにしましても、この新図書館複合施設の見直しは、今後も多くの部署に多大なる影響を与えると思いますが、上尾市長及び市議会議長の逮捕という前代未聞の不祥事から立ち直るために、市民から選出された市長とその執行部は、一部の事業費を無効にしてまで大いなる決断を下した以上、その責任の重さを感じ、今後誠意を持って事業の推進に努めることは、紛れもなく市民に課せられた大きな義務であります。今後も公共施設マネジメントと新しい複合施設に向けた市の取り組みについて、引き続き注視していくことを申し伝え、次の質問に移ります。
  行財政課題について。水道事業については、水需要の低下により給水収益が減少する一方、老朽化による施設の更新需要が高まっており、全国的に厳しい経営環境にあります。国会では、水道事業の経営基盤強化を目指し、広域化と官民連携を柱とした水道法の改正が行われました。そこで、2点質問いたします。
  1点目、上尾市では広域化について検討を進めていると思いますが、経営基盤の強化や健全経営の持続についての取り組み状況をお聞かせください。
  2点目、将来にわたり水道を使い続けるためには、施設の更新が不可欠です。既に更新に着手している東部浄水場をはじめ、水道施設全体の更新を今後どのように進めていくのか、お聞かせください。
  続いて、2点目の質問は、上尾市の英語教育についてです。日本人は、長い間英語を勉強していても、全く英語が使えるようにならないと聞きます。昔と違って外国人が増えてきている状況で、2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開かれます。そのような中で、上尾の子どもたちが少しでも英語に触れ、外国人とコミュニケーションがとれるようになっておかなければならないと感じております。
  平成32年度から新学習指導要領が全面実施され、小学校に英語が入ることになりますが、小学校では基本的に担任が指導すると伺っておりましたので、現場の先生たちが指導していくのは大変ではないかと危惧しております。広報誌等で上尾市の英語教育に関する取り組みを見ますと、夏季休業中に、小学校5、6年生を対象とした2泊3日の夏休みイングリッシュキャンプを今年度新たに実施したとありました。子どもたちは、自発的に英語を口にすることで自信を持ち、ALTとのさまざまな体験活動を通じて、英語でコミュニケーションを図ることの楽しさを学ぶことができたと思います。また、中学校ではオーストラリア、ロッキャーバレー市への中学生海外派遣が25回を重ね、英語弁論・暗唱大会を29回行うなど実績があるほか、民間企業と連携した英検チャレンジ教室を実施され、中学校卒業までに3級取得率向上を目指していると聞いております。さらに、上尾市国際交流協会と連携をしてイングリッシュカフェ、スタンプラリーinワールドフェアを行うなど、子どもたちが英語を使う多様な環境を創造しており、グローバル社会で活躍する子どもたちを育成するという点で、大変意義深いものであります。
  そこで伺います。小学校から英語を学習することは、大切なことだと思っておりますが、まず上尾市の小・中学校における英語教育の現状について。
  次に、教員の指導力向上のために、現在上尾市で行っている取り組みについて。
  最後に、現在の上尾市の英語教育における課題についてご答弁をお願いいたします。
  次に、3点目、食育の現状についてお伺いいたします。先日、新聞報道によりますと、文部科学省が平成30年度に実施した全国学力・学習状況調査の結果では、朝食を食べない児童生徒が増えていることが分かりました。平成30年度の朝食欠食率は5.5%と、前年度に比べ0.9ポイント増加し、政府が第3次食育推進基本計画を策定した平成27年度と比べると1.1ポイント悪化しており、子どもの生活の乱れが浮き彫りになっています。文部科学省の調査によると、朝食を食べない理由に、3割から5割が食欲や時間がない、1割がそもそも朝食が用意されていないと回答しており、子どもの朝食の欠食は、家庭環境にも影響していることがうかがえます。
  食は、人間が生きていく上で基本的な営みの一つであり、健康な食生活を送るためには、健全な食生活というものが欠かせないものであると思います。朝食をとらないで登校すると、当然脳に栄養が行き届かないでやる気も湧かず、集中力も高まりません。また、生活リズムも定まらず、基本的な生活習慣も身につかなくなってしまいます。このような児童生徒の食生活の乱れが進んでいる中では、学校での食に関する指導の充実が一層求められているものだと思います。発達の段階によりますが、児童生徒に心身の健康を意識させ、適切な栄養摂取や正しい食生活慣習の管理のあり方を身につけさせることで、子どもはもちろんのこと、子どもを通じ家庭にも意識を変化させ、望ましい食習慣が定着するのではないかと思います。そこで、朝食の摂取という観点から、2点お伺いいたします。
  1点目、今年度の上尾市の児童生徒の朝食の摂取状況と、5年前と比較したときの傾向について教えていただきたいと思います。
  2点目、児童生徒が朝食をしっかりと食べるために、各学校ではどのような取り組みや指導をされているのか、お教えください。
  以上で1回目の質問を終了します。再質問については留保いたします。


P.40
◆28番(深山孝議員) ありがとうございました。公共施設マネジメントについての4点目、上平の土地の当面の利用について要望いたします。
  上平の土地の当面の利用についての答弁の中で、有効利用するために地元の要望などに沿って、平面利用を前提に簡易な整備を行いたいとのことですが、この土地の周囲の道路は、上平球場でのイベントや確定申告の時期には、駐車場不足により渋滞と違法駐車で、地元の方々は困っています。また、上平公園のサブグラウンドを利用して、毎日のようにグラウンドゴルフを楽しんでいる団体も数多く、サブグラウンドを利用するためにくじ引きをするほどの人気となっております。このように上平地区では、まだまだ広場が不足している状況にあり、そこでこのような広大な土地が有効に利用できることは、地元に限らず上平球場を利用する方々にとっても、大変有意義なことであると考えております。ぜひグラウンドゴルフや仮設トイレ、そして駐車場、駐輪場にも使えるような、多目的広場としての整備を早急に行っていただきたく、要望いたします。
  続いて、水道事業について再質問いたします。今後も上尾市の水道が使い続けられるよう、水道施設の更新を計画的に進めてほしいと思います。しかし、施設の更新には多額の費用がかかり、水道事業の経営に大きく影響を及ぼします。上尾市水道事業経営戦略によれば、今後10億から20億円の更新費用が毎年かかると見込まれています。これに関して言えば、これからの収支見通しに対するお考えをお聞きいたします。


P.40
◆28番(深山孝議員) ありがとうございました。要望いたします。
  全国的に厳しい経営環境の水道事業、上尾市においても、更新費用の財源である留保資金の減少が懸念される、厳しい状況であることが分かりました。計画的な施設更新を進めるとともに、財政収支を慎重に見通して受益者負担による、しっかりと自立した事業経営の継続を要望いたします。
  英語教育について再質問いたします。上尾市の英語教育について再質問しますけれども、上尾市の英語教育の現状と課題、また児童生徒や教員の英語力の向上のための取り組みなど、よく分かりました。授業を中心として、先生方がよく努力されていることも分かりました。大変ありがたいことです。その中で、小学校教員の指導力の向上を図ることが課題との答弁がありました。その課題を解決するための改善策について、今後どのような取り組みをしていくのかお聞かせください。


P.41
◆28番(深山孝議員) ありがとうございました。食育について再質問いたします。
  私は、子どもたちの朝食の欠食は、保護者の生活習慣や食事に対する意識や考え方の影響が大きいと考えております。家庭への啓発活動が重要であるとも考えております。
  先ほど教育委員会では、家庭への啓発について学校だよりや給食だより、保健だより等を通じて行っているとの答弁がありましたが、これらのほかに各学校で工夫した取り組みがあるのか、お答えをいただきたいと思います。


P.41
◆28番(深山孝議員) どうもありがとうございました。教育委員会に要望いたします。
  今後子どもたちの教育環境の整備にご尽力をいただきたく、よろしくお願いを申し上げます。
  以上で私の一般質問を終了いたします。ありがとうございました。



上尾市議会議員 深山たかし

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