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上尾市議会議員 深山たかしは上尾に活力地域力をモットーに議員活動をしています。

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〒362-0001 埼玉県上尾市上1774-7

一般質問会議録集

令和 元年  6月 定例会 − 06月18日−03号
P.40
◆28番(深山孝議員) おはようございます。28番、深山孝でございます。通告順に従いまして、市政に対する一般質問を始めさせていただきます。
  ついに元号も平成から令和となり、新しい時代が幕あけをいたしました。平成は災害の時代とも言われ、私の印象の深いものを挙げさせていただきますと、1991年6月3日、雲仙・普賢岳火砕流、死者43名、負傷者9名、1993年、冷夏、東北地方の米が軒並み不作となり、翌年の米不足につながりました。1995年1月17日、阪神・淡路大震災、2004年、平成16年なのですが、台風が16号、18号、23号、3つ来ました。2011年3月11日、東日本大震災、2016年4月16日、熊本県と大分県の広範囲で震度6強から6弱の大地震、2018年7月上旬に発生した豪雨災害、2018年、猛暑、5年ぶりに40度超え及び台風上陸、関西国際空港では滑走路が水浸しとなり、連絡橋にタンカーが衝突し、孤立状態になりました。2018年9月6日、平成30年なのですが、北海道厚真町で震度7。
  また、経済面を見ますと、平成に入り、日本では不動産バブルがピークに達し、1989年12月の日経平均株価は史上最高の3万8,957円を記録しています。しかし、その2年後にはバブルが崩壊し、100兆円規模の不良債権が発生、その結果、日本は失われた20年に突入していくこととなります。為替相場では、1973年に変動相場制が導入され、1米ドル360円だった為替レートが2011年10月31日には75.54円を記録し、市場最安値を更新しました。このように、平成の時代は経済や災害において激動の時代となりましたが、その反面、そこから得られた教訓も多かったと私は認識をしております。
  上尾市に目を向けますと、市長、議長の同時逮捕という、あってはならない最大の不祥事を経験いたしました。その日から、私にとってはまさに苦難の日々であり、令和の時代になった今日においてもまだその後遺症にあえいでおります。令和元年に当たる本年は、4月の県議会議員選挙を皮切りに選挙が続き、年末には上尾市議会議員選挙が予定されています。我々議会も、平成の教訓を生かし、市民の負託に応えられるよう政治活動を進めていくことをここに宣言し、令和最初の一般質問を行いたいと思います。
  さて、現在、大都市を中心に高齢化が急ピッチで進行し、高齢者人口はピークを迎える2040年ころには約3,935万人となり、総人口も毎年10万人近く減少するだろうと言われています。総務省では、2040年をターゲットに、人口構造の変化に対応した自治体、行政のあり方の検討が必要とされ、社会構造の変化への強靱性、すなわちさまざまな環境、状況に対しても適応し、生き延びる力を高める必要があるとしています。上尾市も、これら高齢化社会及び生産年齢人口減少という全国的な課題に対し、自治体としての多様性をどのように高めていくか、そのためにどのような行政改革及び公共施設マネジメントを進めていくのかが今後の重要な取り組みとされ、総務省の推奨するスマート自治体への転換が求められています。
  1つ目、公共施設マネジメントの進ちょく状況についてお尋ねいたします。初めに、上尾市の公共施設マネジメントも、はや第1期の後半に差しかかり、第2期へ向けての反省や課題の抽出等、より一層の拡充を求めて推進していかなければなりません。
  そこで、質問の1点目として、上尾市における公共施設マネジメントの進ちょく状況についてお答えください。
  2点目、上平地区複合施設検討委員会の状況について。新しい複合施設建設の検討のために組織される上平地区複合施設検討委員会の状況についてお伺いいたします。上尾市にとって平成最後の大事業として進められていた新図書館複合施設建設事業の見直しもようやく軌道に乗り始め、本年度には上平地区につくられる新しい複合施設の検討委員会も立ち上げられると聞いております。上平地区複合施設検討委員会は、ことし3月の定例会において、広く市民の意見を反映させるため、検討委員10人の構成のうち、市議会議員4名を市民4名に修正した上で条例案が成立し、本年5月をめどに立ち上げを目指しているとのことですが、現在の状況と今後の予定についてお答えください。
  上平の土地の暫定整備についてお尋ねいたします。公共施設マネジメントの質問の第3点目として、上平の土地の暫定整備についてお尋ねいたしますが、上平の土地の暫定整備については、グラウンドゴルフなどができるような多目的広場として整備を行い、臨時駐車場や駐輪場、仮設トイレ等も設置するとのことですが、暫定整備ということから防球ネットやフェンス等はありません。これらについて、利用に際し、どのようなルールをつくり、安全を確保するのか、またその周知方法や多目的広場の管理体制をどのようにするのかお答えください。
  大きな項目2点目、行財政課題についてです。平成31年3月15日に総務省より平成31年度版「地方財政の状況」が公表されました。これは、平成29年度の地方公共団体の決算に基づき作成されたものです。東日本大震災分を除いた通常収入分の決算規模は、歳入においては国庫支出金の増加等により、歳出においては扶助費の増加等によりそれぞれ増加しております。財政構造の弾力性を示す経常収支比率については、分母である経常一般財源等が増加したものの、分子である経常費充当一般財源の扶助費、補助費等が増加したため、前年度より0.1%上昇し、93.5%となりました。一方、上尾市の平成29年度主要施策の成果及び予算執行の実績報告書によると、経常収支比率は95.4%と全国平均を上回るものの、前年度より0.4ポイント改善しております。
  そこで、次の点についてお聞きいたします。1点目、経常収支比率について、他市との比較についてどのような状況にあるのか。
  2点目、経常収支比率が0.4ポイント改善し、95.4%となった要因について。
  3点目、公債費の適切な管理について。以上3点についてお答えください。
  大きな項目の3点目、教育問題についてであります。上尾市では、コミュニティ・スクールについて、昨年度は3校で先行実施されておりましたが、今年度から全校で実施されるとお聞きしました。これまでも、各校には学校評議員制度が導入されていました。学校応援団がさまざまな形で学校に協力したりすることで、学校と地域はかかわり合ってきました。
  そこで、質問です。1点目、これまでの学校評議員制度や学校応援団とコミュニティ・スクールは何が違うのでしょうか。
  2点目、コミュニティ・スクールではどのような仕組みの中で意見が取りまとめられるのでしょうか。
  3点目、コミュニティ・スクールを効果的に機能させるため、上尾市教育委員会としてのお考えをお答えください。
  2点目、児童生徒のSNS利用実態、マナーと危険性、啓発についてお尋ねいたします。株式会社ICT総研、2018年12月の報告に、日本のSNS利用者は7,523万人、普及率75%、2020年末に7,937万人へ拡大、ネットユーザーに占めるLINE利用者は81%、ツイッター43%、インスタグラム36%。利用者満足度1位はユーチューブで79.7ポイント、インスタグラム78.5ポイントで続く。LINE利用者の40%、インスタグラム利用者の54%が利用時間増。SNS利用目的は、「知人の近況を知りたい」が40%、「人とつながっていたい」が36%。
  人間の欲求を5段階で表現したマズローの5段階欲求があります。その上位4階層目に、他者から認められたい承認欲求、第5階層目が、自分の能力を引き出し、創造的なことをしたい自己実現欲求となっています。特にこの承認欲求は、10代にとって自身のアイデンティティー形成に大きな役割を担っています。10代は、特に仲間を大切に感じる年代で、知り合いから承認されることで強い快楽を感じる傾向にあるそうです。つまり、「いいね」やリツイート、フォロワーなどの数は可視化によって他人と比較できてしまう、他人より少なければもっと欲しいと思う若者は多いとのことです。
  しかし、便利なSNSも、使い方によっては社会的に非難されることも多々あります。つい先日にもこんなことがありました。福岡県志免町の賃貸集合住宅で、住人の飲料などに用いる水をためた受水槽の中を男性が下着1枚で泳ぐ動画がショート動画配信アプリに投稿されていることが13日に分かりました。管理会社の親会社である大和ハウス工業は、清掃、点検する協力会社の作業員だと明らかにしました。軽い乗りで投稿してしまった動画が世界中に拡散され、消したくても消せないデジタルタトゥーとして、自分たちの将来も変わってしまうことに気づかなければならないと思います。誰にでも起こり得ることであります。
  そこで、次の点についてお答えください。1点目、小・中学生のスマートフォン、携帯電話の所持率とSNSの利用率についてお答えください。
  2点目、SNSを利用していじめやトラブルに遭った児童生徒はいましたか。いた場合は、どのようないじめやトラブルがあったのかお答えください。
  3点目、SNSを利用する際、危険性やモラルについて、学校ではどのような教育を行っているのかお答えください。
  以上で1回目の質問を終了いたします。再質問については留保いたします。


P.46
◆28番(深山孝議員) 一通り、ありがとうございました。要望と再質問をさせていただきます。
  公共施設マネジメントについてです。思い起こせば、昨年6月、この議場で市長から新図書館複合施設建設事業を見直すという発言をお聞きしてから、はや1年が経過いたしました。そして、その間、新図書館複合施設の完成を上平地区の皆さんと楽しみにしていた私も、いろいろなことを考え、いろいろなことに取り組み、そして今日、令和初の市議会を迎え、ここに立たせていただいております。公共施設マネジメントも、上尾市が取り組みを始めたころは総論賛成、各論反対と語られることも多く、私としても、果たして今後上尾市において公共施設マネジメントを進めていけるのか、公共施設の複合化などは市民の皆さんに受け入れられるのかという葛藤を抱きながら公共施設マネジメントの推進に取り組んできております。
  しかし、現在、将来の少子高齢化による生産年齢人口の減少とそれに伴う大幅な税収減が全国共通の課題となり、公共施設マネジメントは多くの上尾市民にも認識されるものとなりました。私の公共施設マネジメントの取り組みも、少しではありますが、自信を持つことができるようになり、今後も上尾市の公共施設マネジメントには強く関心を持ち続けたいと考えているところであります。
  そして、新図書館複合施設の見直しも、上尾市の公共施設マネジメントにおける経費削減のために費用対効果やランニングコストについてしっかり検証し、何よりも多くの上尾市民が待ち望んでいた施設なので、一刻も早く新しい複合施設の構想をまとめ、完成させることを望んでやみません。新しい複合施設は、令和における上尾市の公共施設マネジメントのあり方を示す礎となるよう、しっかりと進めていただきたいとお願いを申し上げます。
  要望いたします。上平地区複合施設検討委員会の構成を修正させていただいたのは、多くの市民の意見を反映させながら検討を進めるべきと考えたからでございます。上平地区複合施設検討委員会は、一部の個人の強い意見に判断が流されることなく、公平公正な体制をもって進めていただくことを要望いたします。
  また、上平の土地の暫定整備については、あくまでも暫定整備であることから、防球ネットやフェンスなどの整備予定はないとのことですので、これらに対して安全に利用していただけるようなルールやその周知を徹底し、事故などが起こらないよう適切な管理をお願い申し上げます。
  行財政課題について再質問いたします。全国的に経常収支比率が高くなっておりますが、経常収支比率が高くなると予想外の支出に対応できなくなることもあり得ます。基金の果たす役割は一層重要になると思います。
  そこで、お聞きいたします。今後の市政運営と基金の役割についてお答えください。


P.47
◆28番(深山孝議員) ありがとうございました。
  基金は、意識して積んでいかないと水準を維持することはできません。日ごろから全庁的に節約に努め、基金の積み増しを要望いたします。
  教育問題について要望いたします。コミュニティ・スクールについて、コミュニティ・スクールは、学校教育と保護者、地域をつなぐことのできる貴重な機会と言えます。コミュニティ・スクールについて理解し、個人主張だけでなく、周囲を巻き込みながら積極的にかかわりを持てるよう要望いたします。
  再質問いたします。先ほど平成30年7月の抽出調査では、小学6年生4.4%、中学2年生の7.9%がSNSを利用していじめやトラブルに遭った経験があると回答しております。このことについて、いじめに遭った場合、学校はどのような対応をしているのかお答えをいただきたいと思います。


P.47
◆28番(深山孝議員) ご答弁ありがとうございました。
  要望いたします。大人でもSNS利用のマナーや危険性を理解できませんが、定期的な啓発活動を行うことが重要と考えます。多忙とは存じますが、鋭意ご尽力を賜りますようお願い申し上げ、以上で私の一般質問を終了いたします。ありがとうございました。



上尾市議会議員 深山たかし

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