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上尾市議会議員 深山たかしは上尾に活力地域力をモットーに議員活動をしています。

TEL. 048-776-0575

〒362-0001 埼玉県上尾市上1774-7

一般質問会議録集

令和 2年 9月 定例会

◎◆17番(深山孝議員) おはようございます。17番、深山孝でございます。通告に従いまして、市政に対する一般質問を始めさせていただきます。
  大きな質問項目1点目の都市基盤整備について伺います。上尾市では、主要幹線道路において渋滞が慢性化し、大気汚染、騒音、振動等、沿線環境の悪化に深刻な問題を引き起こしております。これらの問題を解消するために計画された第二産業道路は、主要幹線として自動車交通を効率的に処理し、沿道の活性化を図るとともに、災害時の緊急活動を支える大変重要な道路と感じております。
  そこで、1点目として、現在上尾市内では、県道上尾環状線から県道上尾蓮田線までの900メートル区間において、北本県土整備事務所が工事を行っておりますが、進ちょく状況はどうなっているのか。また、今後以北への延伸計画についてお伺いいたします。
  2点目、上平公園周辺の計画道路の整備として、緑丘南線延伸について平成30年6月定例会でも質問をいたしましたが、再度計画状況についてご質問いたします。原新町土地区画整理や上平第三特定土地区画整理事業が進行されたことにより、北上尾駅東側周辺の住環境が向上し、町並みも豊かになりました。北上尾駅へのアクセスもよく、駅周辺の基盤整備により商業施設が集積するなど、利便性が向上したと実感をしております。
  一方、北上尾駅東口交差点から上平方面に延びる都市計画道路緑丘南線は突き当たりの交差点になっており、東側方面に行くには1度北上し上尾久喜線に向かうため、朝夕には相当数の車両が通過いたします。第二産業道路が上平方面に延伸されることにより、上尾税務署前の上尾久喜線の交差点では、今後さらに交通量が増加し、それに伴い渋滞や事故が発生するなど、道路や生活環境が悪化することを大変懸念しております。その解決策として、緑丘南線の第二産業道路予定地への延伸を地元としてかねてから切望をしております。また、延伸することで上平公園へのアクセス向上も期待できます。
  そこで、今後の延伸計画について改めてお伺いいたします。
  大きな項目2番目、行財政課題の1番目、公共施設マネジメント、コミュニティセンター大規模改造工事について伺います。数年前より、施設の老朽化に伴う不具合が多く現れていることは理解しております。約2年遅れで工事となりましたが、改造工事の主たる目的は何でしょう。基本躯体はそのままですので、改修後のレイアウトはどうなるのでしょうか。使い勝手の向上は図れるのでしょうか。今までと変わって改善、使い勝手がよくなるところはどこなのでしょうか。
  2番目、消費生活センターについてお伺いいたします。上尾市における消費生活センターの位置付けは何でしょうか。移転先と移転する理由は何でしょうか。近年、消費者被害に関する相談が急増しています。相談件数の推移はいかがでしょうか。上尾市は、相談件数が突出して多く、同規模の近隣市町の1.5倍であります。相談員4名体制での事業継続、新たな相談員の確保など、厳しい状況にあると思いますが、いかがでしょうか。消費生活センターの目的についても、第1点目で説明をお願いいたします。
  大きな項目2点目、行財政課題の中で、財政援助団体の財務についてお伺いいたします。市が出資等をしている法人についてお伺いいたしますが、市が出資している法人は、上尾都市開発株式会社や公益財団法人上尾市地域振興公社、公益財団法人上尾市勤労者福祉サービスセンターなどがあります。例えば上尾市地域振興公社は、市民サービスの向上及び市民の福祉増進に寄与することを目的とした公益財団法人で、市が設置する施設の管理運営ほか、文化芸術、スポーツ、レクリエーションの振興に関する事業を行っていますが、社会経済情勢は大きく変化し、官から民へという流れの中で、今では民間事業者でも市が設置する施設の管理を行うことができるようになっております。当時と比べ、使命や役割は薄れてきていると感じております。また、上尾市地域振興公社など市が出資している法人は、公共性と企業性を併せ持ち、公共サービスの提供主体としての役割を担う一方、経営状況が著しく悪化した場合は、市政財政に深刻な影響を及ぼすことが懸念されているところです。特に指定管理者として市からの委託により運営が成り立っている上尾市地域振興公社においては、今後民間事業者がさらに参入し、上尾市地域振興公社の委託業務が減少すると、上尾市地域振興公社自体の経営に影響が生じることが危惧されています。
  報告いただいている上尾市地域振興公社の決算報告書を毎年拝見しておりますが、平成31年度の決算報告によれば、当期一般会計の収支決算は約250万円の赤字に転じております。幾つかの施設で、令和3年度から指定管理業務の選定が現在行われておりますが、現状で赤字ということは、ここで指定されなかった場合、来年度以降の経営に大きな不安材料となります。今後赤字が増加し続ければ、市の財政にも大きく影響が出ることになります。
  そこで、これら法人の今後の運営や採算性など、将来の在り方について市の見解をお聞かせください。
  4点目、新型コロナ関連施策に関わる財源の確保、交付税の入金等の状況についてお伺いいたします。上尾市のみならず、全国の自治体にとって今後も大きな課題となるのは、何といっても新型コロナウイルス感染症対策です。感染症対策を実施していくためには、同時に財源も確保していかなければならないと考えております。自治体が実施する感染症対策の財源として国が用意した地方創生臨時交付金について、入金状況をお答えください。
  また、感染拡大防止の観点や、コロナショックによる市税の減収が想定されていることを踏まえれば、不要不急のイベントは中止や延期とし、浮いた財源を感染症対策の財源や市税の減収補填に活用していくことも考えなければなりません。幾つかのイベントについて、中止を決定したと議会側にも報告がありましたが、これらのイベントに関わる予算額をお答えください。
  以上で1回目の質問を終了いたします。

○副議長(長沢純議員) 17番、深山孝議員の一般質問に対する当局の答弁を求めます。
  長島都市整備部長。
        〔都市整備部長 長島 徹登壇〕

◎都市整備部長(長島徹) 大きな質問項目の1点目、都市基盤整備についての中で2点ご質問をいただきましたので、順次お答えします。
  1点目、第二産業道路の進ちょく状況についてでございますが、県道上尾環状線から県道上尾蓮田線までの事業中区間につきまして、事業主体である埼玉県北本県土整備事務所に確認したところ、令和2年7月末日現在で用地買収進ちょく率が98.6%、工事進ちょく率が47.7%とのことでございます。
  また、県道上尾蓮田線より以北の事業化につきましては未定とのことでございます。
  2点目、緑丘南線延伸についてでございますが、緑丘南線は中山道を起点とし、上平中央地区を東西に横断する全長950メートルの都市計画道路でございます。東への延伸についてでございますが、緑丘南線の延伸計画を進めるには、本構想路線の受皿となる第二産業道路の整備が必要不可欠でございます。今後、北本県土整備事務所との連携を図りながら、第二産業道路の整備状況を注視しつつ、人口減少や社会経済情勢の変化、交通需要、費用対効果を踏まえ延伸路線の必要性を研究する中で、その配置や規模等の検証が必要であると考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。

○副議長(長沢純議員) 西嶋市民生活部長。
        〔市民生活部長 西嶋秋人登壇〕

◎市民生活部長(西嶋秋人) 大きな質問項目2点目、行財政課題の公共施設マネジメントについて何点かご質問をいただきましたので、順次お答えいたします。
  初めに、コミュニティセンター大規模改造工事の目的についてでございますが、コミュニティセンターは昭和58年の開館以来37年が経過しております。経年劣化が進んでいることから、今回大規模改造工事を実施するものでございます。基本的には、老朽化した建物や設備を更新するものでございまして、より一層市民から親しまれる施設となるよう、子どもから大人まで幅広い世代が集える空間を創出することを基本コンセプトとしまして、施設の改修を行ってまいります。
  次に、改修後のレイアウトと使い勝手の向上についてでございますが、改修後のレイアウトにつきましては、1階には談話スペース、書架スペース、キッズコーナーを設置いたしまして、子育て世代の方が利用しやすい配置に改修いたします。また、書架スペースでは子ども向けの本を配架いたしまして、本の読み聞かせの場としても活用する予定でございます。
  次に、2階は現在の視聴覚室を音楽室に改修し、エレベーター近くに配置することにより楽器の運搬がしやすくなるなど、利便性の向上を図ります。また、現在の消費生活センターのエリアをギャラリー、フリースペースに改修いたしまして、絵画等の展示をはじめ、多様な世代の方々が気軽に利用いただけるスペース、憩いの空間を創出いたします。また、新たに利用者が多く見込まれる多目的室を1階、2階それぞれに配置いたします。
  次に、上尾市における消費生活センターの位置付けについてでございますが、消費生活センターは消費者安全法に基づき市条例により設置しておりまして、消費生活に係る啓発、相談、資料の収集、情報の提供や消費者の自立支援に関すること、家庭用品等の表示の監視業務を行っております。また、消費者相談事業では、専門の相談員が悪徳商法、多重債務、架空請求など、消費者問題に関する市民の相談に応じてアドバイスや解決に向けての手続やあっせんを行っております。
  次に、消費生活センター移転先と移転する理由についてでございますが、コミュニティセンター大規模改造工事に伴いまして青少年センター2階に移転し、10月7日から業務を開始いたします。移転後の事務スペースは、現在と比較いたしまして約1.4倍の広さとなるため、手狭となっておりました相談コーナー、関係団体の活動スペース、執務室を含め広く確保できることとなります。また、上尾警察署や市役所本庁舎にも近くなることから、多重債務の相談や消費意識啓発事業などの連携が図りやすくなるものと考えております。
  次に、消費生活センター相談件数の推移についてでございますが、消費生活センター相談件数は、平成29年度が1,561件、平成30年度が1,936件、平成31年度が1,815件となっておりまして、近年は架空請求はがきなどの相談が増えているため、全体的に増加傾向にございます。
  次に、上尾市は相談件数が突出して多く、現相談員体制での事業継続、新たな相談員の確保など、厳しい状況についてでございますけれども、消費生活センターにお寄せいただく相談には、助言のみで終わるものや、長い期間をかけてあっせんする必要があるものなど、相談内容によって大きく差がございます。相談員は、消費者相談の資格を有する必要があり、専門性が求められているところから、新たな人材の確保が大変難しい状況となっております。これは、他自治体でも同様の状況でございまして、相談件数増加傾向にある中、その対応が大きな課題であると認識しております。
  市といたしましては、相談業務を円滑に行っていくため、研修会等を通して消費生活相談に必要な知識を学ぶ機会を設けるなど、相談員の育成指導に取り組んでいるところでございます。
  以上、答弁とさせていただきます。

○副議長(長沢純議員) 小田川行政経営部長。
        〔行政経営部長 小田川史明登壇〕

◎行政経営部長(小田川史明) 大きな質問項目の2点目、行財政課題について2点ご質問をいただきましたので、順次お答えいたします。
  1点目の市が出資している法人の将来の在り方についてでございますが、上尾市地域振興公社など市が出資している法人を取り巻く環境は、指定管理者制度の創設や公益法人制度改革など、刻々と変化をしております。また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律により、これらの法人の会計も地方公共団体の財政健全化の判断基準に組み込まれるなど、法人自体に健全経営が求められており、本市といたしましてもその時々の変化に適切に対応してきたところでございます。
  現在、市の財政運営は新型コロナウイルス感染症の影響などにより大幅な市税減収が見込まれ、高齢化や生産年齢人口の減少、老朽化した公共施設の更新など、多くの課題を抱えるところとなっております。これらに対し、持続可能な財政運営を図り市民サービスを向上させるため、これまで以上に行財政改革を推進することで、この予断を許さない状況を乗り切っていかなければなりません。
  そして、市の行財政改革と同様に、市が出資している法人についても将来的に独立した経営体として事業継続が可能となるよう、効果的かつ効率的な組織運営へと転換していくことが望まれているものと認識しております。そのためには、組織の体質強化を図り、将来にわたる健全経営が可能となるよう新たな恒常的な収入を確保するなど、経営の自主性、自立性の一層の確立を図っていくことが肝要であると考えております。
  次に、2点目、新型コロナ関係施策に関わる財源の確保についてお答えいたします。国が示した新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の本市の交付限度額は17億7,104万7,000円となっており、このうち第1次交付分4億6,863万8,000円につきまして、7月22日に収納され、9月の補正予算に歳入として計上させていただいたところでございます。なお、第2次以降の交付時期につきましては、現在未定となっております。
  次に、議会に報告させていただいたイベントの中止の件数につきましては19件ございまして、これらに関わる予算額は4,811万8,000円となっております。
  以上、答弁させていただきます。

○副議長(長沢純議員) 17番、深山孝議員。

◆17番(深山孝議員) 答弁ありがとうございました。要望と再質問をさせていただきます。
  都市基盤整備について要望いたします。幹線道路の整備は、地域住民の悲願でもありますので、周辺の整備状況を考えご検討をお願いいたします。
  行財政課題の1点目、コミュニティセンター大規模改造工事について要望いたします。コミュニティセンターは、昭和58年の開館以来37年が経過し、これまでに多くの市民の皆様が触れ合いと交流の場として親しまれてきた施設であります。今回の改修に当たっては、市民ニーズに沿って利便性の向上や、にぎわいが創出される施設としてリニューアルされるよう要望いたします。
  消費生活センターについて2点要望いたします。消費生活センターを含めた相談窓口を一本化して、本庁舎内に設置することを要望いたします。調べていただければ分かりますけれども、上尾市を除く県内の自治体では、消費生活センターを本庁舎に設置しています。その理由は、近年様々な社会環境の中で、市民の相談事は多種多様となっており、様々な消費者問題などで本庁舎の各部署との連携が不可欠であります。また、相談内容が市民相談とともに重複することも多いということです。すなわち、消費生活センターが外部施設にあることは、上尾市が市民を見ているのか、どこを見て仕事をしているのか、その姿勢が消極的であり、現状を考えれば極めて恥ずかしいことであります。今後、市民の相談事を円滑に対応していくためには、相談窓口を一本化して本庁舎に設置することを強く要望いたします。
  消費生活センターの充実した相談員体制の整備について要望いたします。消費生活センターに寄せられる相談件数は年々増加傾向にあり、他自治体と比較しても上尾市は相談員1人当たりの相談件数が多い状況になっています。市民の安心安全を守るためにも、しっかりとした相談員体制整備と教育、指導をいただきますよう要望いたします。
  財政援助団体について要望いたします。総務省が行った調査によれば、地方自治体が出資している法人の中には、慢性的に債務超過に陥っていたり、自治体からの損失補填を受けているケースがあるとのことです。新型ウイルス感染症の影響もあり、今後の財政運営はさらに厳しさを増すことが予想されます。市が出資等をしている法人の経営が悪化してから対策を講じるようでは、市の財政リスク的にも手遅れであると考えます。そのような状況下においても、独立した法人として健全で安定した運営となるよう、事業や運営に関わる組織の経費について抜本的な見直しをスピード感を持って実行していただくとともに、自立可能な体制を打ち立てていくことを切にお願い申し上げます。
  財政問題について再質問いたします。地方創生臨時交付金、第1次交付分4億6,863万8,000円については、7月22日に入金されたということが確認できました。しかし、来年度は、現時点ではこのような国からの交付金は見込めない状況です。このため、来年度のコロナ対策は、市税を財源に実施していかなければならないと思いますが、市税収入はコロナの影響により激減することが明白です。市税の減収を前提としてコロナ対策の予算編成を行っていく必要がありますが、来年度の市税収入額は、いつ頃どうやって見込むのでしょうか、ご見解をお伺いいたします。

○副議長(長沢純議員) 小田川行政経営部長。

◎行政経営部長(小田川史明) 来年度の本市の市税収入につきましては、12月下旬に国が公表する来年度の地方財政計画の内容、年内の法人市民税の調定状況及び来年1月の固定資産税の償却資産の申告状況などを踏まえ、歳入予算額を計上してまいります。

○副議長(長沢純議員) 17番、深山孝議員。

◆17番(深山孝議員) ありがとうございました。要望いたします。
  来年度の市税収入の見込みについては、もう少し時期を待たなければ判断できないということについては理解できます。しかし、市税収入を含めた歳入総額の確保については、楽観視できない状況にあることは明白です。今回のコロナによる影響をリーマンショックと同等と仮定すると、本市においては26億5,000万円の税収減と説明がありましたが、非常に甘い見積りではないかと考えています。恐らくそれ以上の減収を覚悟しなければならない状況ではないでしょうか。
  こういった状況の中では、新たな事業を行うことは大変難しいと私は考えます。この国難と言えるコロナ禍を乗り越えるために、徹底的な既存事業の見直しを図り、歳出を抑制することが不可欠です。また、一時的なものであったとしても、財政調整基金の残高がほぼゼロというのも大変心もとない、先ほどご答弁いただいたイベントなどの中止費用を含めて、市役所全体としてまさに今から、今年度予算から抑制できる予算については抑制し、財政調整基金に速やかに積み戻ししていただきたいと考えております。
  市民生活を守るため、コロナ対策に万全を期した上で、同時に緊急事態に対応するための財政調整基金を確保していくため、様々な手段を講じながら財源を捻出していく必要があると思います。持続可能な財政運営を安定的に行うため、我々も市民、職員とともに知恵を出し合い、このコロナ禍を乗り切っていくことをお誓いし、私の一般質問を終了いたします。

上尾市議会議員 深山たかし

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